■スポンサードリンク
戸村飯店青春100連発
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
戸村飯店青春100連発の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.64pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 61~62 4/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
瀬尾まいこってやっぱりいいなぁ。と思わされた作品。 個人的に瀬尾まいこの書く「家族の距離」みたいなものが すごく好きだったのですが、最近の作品は家族離れしていたので 久しぶりに「家族」を書いてくれて嬉しかったです。 弟はどこにでもいそうな関西の子。 関西人なのにどこか関西に馴染みきらない兄。 弟視点から書かれていたときは お兄ちゃんを「こういう人いるよな」とちょっと距離を置いてみてましたが、 兄視点になって どこにいてもしっくりこないと感じてきたお兄ちゃんに 「どうにか頑張って!」とエールを送ってしまいました。 何気ない関西の日常、 特別じゃない10代の日常、 ゴールがあるとも 正解があるとも限らない人生を 自分の足で歩み始める戸村兄弟。 別段事件が起こるわけでも 大恋愛が起こるわけでもないけれど 人生っていろいろあるんだよなぁ。 そんな人の人生を少し垣間見ることができる素敵な作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「切っても切れないくされ縁?」 まさしくその通り。 血の繋がった兄弟は、どうあったって縁は切れないものなのです。 見た目も性格もまったく正反対の ヘイスケとコウスケの戸村兄弟。 年も一つしか違わないから、何かと比べられ、お互い気分よくない。 自分は男兄弟の真ん中なので弟の気持ちも兄の気持ちも 両方ともなんとなく分かる。 ヘイスケは高校卒業後大阪の家を出て東京へ。 とにかく閉鎖的というか地元意識が強くて 何にでも首を突っ込んでくる周囲の人間から離れたくて東京へ。 コウスケはそんな何を見ながら、将来は自分が実家の戸村飯店を 継がなくては、と思う。 あ〜、分かる。二人の気持ち。だから両方応援したくなる。 結局、行き着くべきところに行き着いたという感があってほっとした。 紹介には爆笑コメディーなんて書いてるけど、 コメディーというより兄弟の成長物語、だな。 いい感じで二人がたった1年で大きく成長してる。 なんだかんだ言いながらやっぱり兄弟で お互いのことをどこかしらで意識し合ってる。 そんな兄弟の姿が微笑ましかったです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!