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影踏み鬼
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影踏み鬼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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既往の新選組関連の映画や小説なかなか無い視点で、新選組イメージが豊になる思いです。魅力的に描かれる泰之進の生きざまに引き込まれます。結論、とても面白い! | ||||
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細かい史実の説明がちょっとくどい感はありましたが、あまり描かれることのない新撰組の志士の話で面白く、一気に読みました。独自の視点がユニークで納得感もありました。 著者の作品は様々な人の生きざまが描かれますが、この作品も清々しさとせつなさで胸が一杯になりました。もっともっと作品を残してもらいたかったのに本当に残念に思います。 | ||||
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新選組といえば、近藤、土方サイドからの話が多いのに対し、 逆サイドからのアプローチなので、とても新鮮で面白かった。 篠原泰之進。また、気になる隊士を発見できてとてもよかった。 | ||||
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著者の歴史物は、たのジャンルの作品に比べて読み進みにくかったが、この作品は、新撰組物とゆうこともあり、おもしろい。 | ||||
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史実を丹念に追っているので、事実のように感じられます。知らない人は誤解するかも | ||||
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葉室さんならではの設定と面白さ。痛感しましたね~。幕末動乱の世に新撰組を介して活躍した久留米人がいたことは大変勉強になりました。 伊東甲子太郎を慕い新撰組に入隊、後に赤報隊へ身を投じた久留米脱藩隊士篠原泰之進!彼の剣と技と眼を通じて見た新撰組の隆盛と凋落を描いた物語~。局長:近藤勇、副長:土方歳三、一番隊長:沖田総司、二番隊長:永倉新八、三番隊長:斉藤一…斉藤一が凄いですね。是非読んでいただきたい1冊です。 | ||||
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新撰組の小説は今まで結構読みました。自分の好みとしては、土方歳三を主人公とした司馬遼太郎の「燃えよ剣」、新撰組の組織の誕生から瓦解までを冷静な洞察と、剣豪小説特有の鋭利な描写で描いた津本陽の「虎狼は空に」、そして最近では浅田次郎の新撰組三部作がいい。 そして葉室新撰組の登場。新撰組の人物としては、篠原泰之進は、そんなにメジャーではない存在と思う。でも彼を中心に、篠原の視点で見た新撰組の内部闘争、各人物の描写等は良く書けていると思う。作品のボリューム的には中編小説、もっと掘り下げてページ数のこの数倍の長編で読んでも見たかった。 | ||||
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秦林親の墓は青山霊園にあります。そこに参ったときのことを思い出しながら、しみじみと葉室さんの名文を噛み締めながら読ませてもらいました。近藤や土方とは反対側から描いた新撰組。生き残った斎藤との絡みも印象深い名作になるのではないでしょうか。 | ||||
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著名な直木賞作家である葉室麟。彼が光を当てた幕末の志士は、篠原泰之進。 師と仰ぐ伊東甲子太郎に誘われともに新撰組に入るが、あくまで幕府側に立つ近藤や土方と合わず、伊東とともに勤皇派の「御陵衛士」を結成。伊東が彼らに暗殺されると、近藤、土方の「影」を追い求める「鬼」となって戊辰の戦にその身を投じていきます。 「草莽の大義」を奉じ、あくまで「浄い」心のまま幕末の風雲に臨む伊東。そんな伊東を案じつつも心酔して行をともにしていく泰之進。二人を中心に、新撰組の分派扱いだった「御陵衛士」に勤皇志士団としての新たな光を当てることに成功しています。 他には、両陣営をひょうひょうと行き来する味わい深い「人斬り」斎藤一や、主人公が恋におちる未亡人とその息子、さらに坂本竜馬とおりょうまで登場。手練れの時代小説家らしく、話を盛り上げるための人物もしっかり配しています。 二十年後の東京での最後の場面がややご都合主義ですが、多くの仲間の死を背負い、近藤と土方を追い求める泰之進の苦悩に満ちた歩みが胸を打つ作品です。 | ||||
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