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刀伊入寇



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【この小説が収録されている参考書籍】
刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)

刀伊入寇の評価: 4.10/5点 レビュー 29件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
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No.21:
(4pt)

ちょっと盛りすぎの印象あり

ネタバレになってしまうので多くは語りませんが、物語を面白くするために盛杉という印象が残りました。作者も既に鬼籍ですので、今更なんですが、残念な気がしました。ということで星を一つ減らしましたが、面白いストーリーであることは間違いないです。娯楽小説として楽しむ分には満足できると思います。
刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)より
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No.20:
(4pt)

面白かった

大河ドラマ“光る君へ”
を補完する物語
長徳の変あたりから

正月の壱岐、対馬への旅行で知った
刀伊入寇の物語なので読みました
面白かったです
遺構を見るだけでは僅かな想像しか出来ませんが、
そこに血と肉を加えて頂いた感じです
刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)より
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No.19:
(4pt)

藤原道長の絶頂期に起きた外敵の侵入

現在放映中の大河ドラマが藤原道長と紫式部を主人公にしているためか、その時代に興味が出て本書を手に取った。

刀伊入寇についてよく知らなかったので、侵攻があった時期が藤原道長の権力の絶頂期であったことにまず驚いた。ただ大河ドラマとは異なり、本書の道長はどう対処してよいかわからずうろたえるだけの頼りない権力者であるため、武士を率いて刀伊に立ち向かったのは道長の兄の藤原道隆の次男の藤原隆家である。

道隆と道長の両家は激しい権力争いを繰り広げており、藤原隆家自身は貴族らしからぬ武芸が大好きで権力争いには興味がない人物であるが、いやおうなくその争いに巻き込まれ、兄とともに京から追放されるなど不遇な境遇に陥る。そんな彼が日本を救う役目を担って太宰府に赴き、侵攻してきた刀伊を迎え撃つという設定が面白く、快男児藤原隆家の活躍を楽しく読むことができた。

現在進行中の大河ドラマにも藤原隆家が登場するようだが、どのようなキャラクターとして描かれるか注目したい。
刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)より
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No.18:
(5pt)

平安時代は暗黒の闇の世界だった。

日本人なら誰しもが考える平安時代は風雅、雅で色鮮やかな世界であるが、半分は暗黒の闇の世界です。
 中華の世界では、四つの異人の内、長安の都の東にいる「東の野蛮人」「東の夷敵」を意味する「東夷」を「刀伊」と表現している。
 日本は、元寇の役よりもずっと以前に外敵の侵略を受けたことは、あまり知られていない。
 雅の世界の落ちこぼれ、暴れん坊「藤原隆家」が侵略者の攻撃から日本を守った「男気」が讃えられる。
 やがて来る「武家社会」を予感させるものである。
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No.17:
(5pt)

元寇よりも危なかった

危機感を感じました。このような日本の危機についての資料がこれからも出てくるかも。特に、卑弥呼の時代から古墳時代等にかけて異民族の侵略がありそうな気がします。
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No.16:
(5pt)

歴史で学ぶ国防、政治のあり方

お勧めで読んでみた感想です。
国防、政治を改めて考えさせられる内容でした。今の日本にはいない人です。遠くから眺めて、誰かがなんとかしてくれる的な当時の公家ばかりの気がしました。では自分がと、思ってもなかなかできません。でも自分の生き方を考えさせられる一冊になりました。
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No.15:
(5pt)

刀伊とは

刀伊入寇の内容を知りたくて物語風なこちらをを購入しましたが、藤原隆家を中心にしたロマン的な感じで生々しています。大鏡や安倍晴明伝で書かれたことなどが挿入され面白く、亦、満州の過去の国名の女真族の女性が登場しましたが、日本と交流しながら絶交された人々がいたんですね。 元寇や刀伊の来襲は日本国を侵害した悲惨な事件ですが、日本男児の中に隆家のような勇気ある人がいて、侵攻を防げたのは幸運でした。更に、将来にも来るかも知れない、不安な歴史的事実です。
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No.14:
(4pt)

永井路子とは違う人物の描き方で、葉室麟の味が出ている。

葉室麟の作家としての味が出ている。本来繋がらない歴史的な事象を小説家の着想力によって結びつけた。フィクションならではの醍醐味。むろん、葉室麟の筆力があればこそ。ただ、深みと味わいにおいて、最高傑作とは言えない、と思う。興味を持たれた方はそれぞれ読んでみてご判断下さい。
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No.13:
(5pt)

隆家様爽快

とても面白かったです。平安貴族と言うとねっとりした人物像しか浮かばなかったのですが、隆家様爽快です。こんなに素敵なヒーローを捻り出して下さった作者に感謝します。
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No.12:
(5pt)

歴史を考える(思い出す)こと

歴史を考えることは現代とそして未来を考えることか?
 「国というものはな、おのれの先祖が生きてきた土地に建てるべきもので、他の民の領土を奪って建てても、それは国とは言えぬ。
 それだけにおのれの祖先の地にある国を奪われてはならぬ。」(抜粋)
「この国には敗者を美しく称える雅の心がある。だからこそこの国を守りたいと思う。
 この国が滅びれば、雅もまた滅びる。」(抜粋)
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No.11:
(5pt)

待っていた本です。

何十年もあこがれ続けていた隆家様にやっと会えました。
ドラマにならないものでしょうか。
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No.10:
(4pt)

なかなか面白かったが

歴史小説としてはちょっと内容が軽い感じがして☆4つ。フィクションと思われる部分がちょっと迫力に欠ける。
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No.9:
(5pt)

これは面白いです。

元寇よりも遥か昔、今でいうウラジオストクあたりの民族、ツングース族が対馬や壱岐を襲い、北九州にも上陸しました。

その時に戦った、藤原氏の傍流と、北九州の武士団の奮闘の話です。

大河ドラマになっていいぐらいの話です。
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No.8:
(5pt)

エンターテイメント性

「刀伊入寇」と言う言葉自体、日本史の授業以来久々に聞きました。
その日本史の授業でも、表面的にサラッと通ってしまった様な気がします。
今回、こうして「小説」として読んでみて、なるほどそういうことかと思いましたし、当時の東アジアの各国の関係がようやく分かった様な気がします。
特に、日本のこの時代、道長の全盛期に至る状況が、非常に興味深く読むことが出来ました。
そこに至るまでの道長の情けなさは、全く今までのイメージとは異なるものでした。
又、清少納言と紫式部の絡みも面白い展開でした。
今まで読んだ作者の作風より一層エンターテイメント性を持った本作は、誰もが楽しめる面白い作品だと思います。
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No.7:
(4pt)

そこそこでした。

藤原隆家というちょっとマイナーな主人公を中心に男振りを描いている。
作者の作品が九州にかたまっているのは、作品の中身が濃くなっているのかもしれないが、
ほかのも見てみたいかな。。。
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No.6:
(5pt)

素晴らしい作家に出会いました

平安期の本を読み耽っていたため、タイトルを見て迷わず購入しました。
葉室氏の名前を知っていましたが著作を読んだことがなく、
先に巻末の解説を読んだ際に伝奇小説仕立てとあったので、期待はずれかと思いながら読み始めました。
ところが、どこが伝奇?と思うほど時代背景は通説通りです。
「刀伊入寇」を撃退した藤原隆家を描いた小説のため、隆家と、女真族として登場する人物を
創作しているものの、他の登場人物は実在しており、事件なども通説に則っています。
テンポよく進む文章と、たまに出る貴族への風刺に感服しました。
素晴らしい作家に出会えて、嬉しく読み終えました。
是非お読みください。
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No.5:
(5pt)

引き出し豊富な作家、今回は歴史奇談。

刀伊についても藤原隆家についてもあまり良く知らなかったのだが、
自分の歴史知識の空白を埋めるのは、歴史小説の醍醐味かも知れない。
作者としては珍しいエンターテイメント色の強い小説となっている。
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No.4:
(5pt)

さすがに歴史小説家!

彼の作品の主人公は歴史的に派手さのある人物が取り上げられることはないが、今回のはなかなか面白い。1950年代に、歴史偉人本の感想全国小学生コンクールで佳作をとった記憶がよみがえり、あの時に読んだ少年歴史本で藤原隆家は知っていた。だが、大人になって藤原隆家に出会えるとは思わなかった。この本で、面白さに唸った!!
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No.3:
(5pt)

隆家が武者として大活躍

『枕草子』では圧倒的に兄の伊周の方がめだっていて、やや影の薄い隆家ですが、この小説では、貴族というよりは武者として大活躍します。敵役花山院や道長も実に個性的に描かれています。刀伊との因縁など史実とは全くかけ離れている部分をどう見るかで評価は分かれそうですが、まあ、エンターテイメントということで。
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No.2:
(4pt)

刀伊の入寇を撃退した太宰権帥藤原隆家を主人公にしたファンタジー

刀伊の入寇(といのにゅうこう)は、寛仁3年(1019年)に、遼配下の満洲を中心に分布した女真族(満洲民族)と見られる海賊船団が壱岐・対馬を襲い、更に筑前に侵攻した事件である。この入寇を大宰権帥藤原隆家は九州の豪族や武士を率いて撃退した。この史実に基づいてストーリーは展開するが刀伊の長が藤原隆家の息子と云う設定はファンタジーとは云え無理があり過ぎる。平安貴族にも無骨な公家がいて後年の軟弱な公家のイメージとは違う戦う公家の貴公子と描かれている点は評価できる。
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