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刀伊入寇



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【この小説が収録されている参考書籍】
刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)

刀伊入寇の評価: 4.10/5点 レビュー 29件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 21~29 2/2ページ
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No.9:
(2pt)

どうして?

肝心の刀伊入寇の場面描写が少な過ぎ。判っている史実自体が少ない事は理解できるものの、今一歩物足らなさ過ぎる。と思うのは私だけでしょうか?
刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)より
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No.8:
(3pt)

前半の登場人物がちょっと

藤原隆家も刀伊もあまり知らなかったので、先が読めない分楽しんで読めました。

前半部分に登場する清少納言や紫式部、安倍清明は、どことなく無理矢理登場させた印象を受けました。
幅広い読者層獲得を狙ったのか、平安時代独特の雰囲気を取り入れたかったのかよくわかりません。

彼らがいなくとも平安貴族の政争だけで十分読み応えがあった気がします。
刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)より
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No.7:
(3pt)

帯が・・・・・・

内容も登場人物もしっかり書き込まれていて史実と虚実がうまく調和している。
しかし帯がいただけない。
「戦う光源氏。」はあんまりだと思う。
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No.6:
(5pt)

素晴らしい作家に出会いました

平安期の本を読み耽っていたため、タイトルを見て迷わず購入しました。
葉室氏の名前を知っていましたが著作を読んだことがなく、
先に巻末の解説を読んだ際に伝奇小説仕立てとあったので、期待はずれかと思いながら読み始めました。
ところが、どこが伝奇?と思うほど時代背景は通説通りです。
「刀伊入寇」を撃退した藤原隆家を描いた小説のため、隆家と、女真族として登場する人物を
創作しているものの、他の登場人物は実在しており、事件なども通説に則っています。
テンポよく進む文章と、たまに出る貴族への風刺に感服しました。
素晴らしい作家に出会えて、嬉しく読み終えました。
是非お読みください。
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No.5:
(5pt)

引き出し豊富な作家、今回は歴史奇談。

刀伊についても藤原隆家についてもあまり良く知らなかったのだが、
自分の歴史知識の空白を埋めるのは、歴史小説の醍醐味かも知れない。
作者としては珍しいエンターテイメント色の強い小説となっている。
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No.4:
(5pt)

さすがに歴史小説家!

彼の作品の主人公は歴史的に派手さのある人物が取り上げられることはないが、今回のはなかなか面白い。1950年代に、歴史偉人本の感想全国小学生コンクールで佳作をとった記憶がよみがえり、あの時に読んだ少年歴史本で藤原隆家は知っていた。だが、大人になって藤原隆家に出会えるとは思わなかった。この本で、面白さに唸った!!
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No.3:
(5pt)

隆家が武者として大活躍

『枕草子』では圧倒的に兄の伊周の方がめだっていて、やや影の薄い隆家ですが、この小説では、貴族というよりは武者として大活躍します。敵役花山院や道長も実に個性的に描かれています。刀伊との因縁など史実とは全くかけ離れている部分をどう見るかで評価は分かれそうですが、まあ、エンターテイメントということで。
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No.2:
(4pt)

刀伊の入寇を撃退した太宰権帥藤原隆家を主人公にしたファンタジー

刀伊の入寇(といのにゅうこう)は、寛仁3年(1019年)に、遼配下の満洲を中心に分布した女真族(満洲民族)と見られる海賊船団が壱岐・対馬を襲い、更に筑前に侵攻した事件である。この入寇を大宰権帥藤原隆家は九州の豪族や武士を率いて撃退した。この史実に基づいてストーリーは展開するが刀伊の長が藤原隆家の息子と云う設定はファンタジーとは云え無理があり過ぎる。平安貴族にも無骨な公家がいて後年の軟弱な公家のイメージとは違う戦う公家の貴公子と描かれている点は評価できる。
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No.1:
(5pt)

エンタメとして面白い。平安が舞台の時代小説。

歴史小説だと考えるには、
ちょっと登場人物がオールキャスト過ぎて、やりすぎ感がある。
でも、平安時代が舞台の時代小説なのだと考えれば、
ドラマチックで面白い。
この小説の要は、
都で道長が「望月の歌」なんぞを口ずさんでいるとき、
大宰府では外国の侵略を受けていた、
という一事。
なので、前半は題名とは裏腹に、
都の貴族たちの描写がダラダラと続く。
変人にして漁色家の花山院が引き起こす騒動に
巻き込まれていく藤原北家の人々が描かれている。
男たちの意地の張り合いや仕返しの応酬が延々と続いて、
「とい」という謎のことばと、謎めいた女が登場して
やっと伏線が現れた〜!という感じ。
さらには清少納言&紫式部や晴明なんかも登場。

たびたび起きる流血事件の描写を読んでいくと、
時代的には「枕草子」「源氏物語」の成立時期なのだが、
やってることは「平家物語」である。

後半に急展開で「刀伊入寇」が描かれる。
こうして物語として読むと、その被害の甚大さにあらためて驚く。
平安時代はホントに表の顔と裏の顔の落差が激しいなぁ〜。

もう少し最初から主人公を中心に描写して欲しかったのと、
小物的悪人の道長の造型にちょっと物足りなさを感じた。
また、源氏物語の創作エピソードは、蛇足だと思う。
読者によっては違和感が強すぎて引くような。
刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)より
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