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(アンソロジー)
秘密 異形コレクションLI
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秘密 異形コレクションLIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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異形コレクションと言うので買ってみたけれど、作品に異形はあまり出てこなかった。 ミステリー大好きだしお話は楽しめたのでまぁ良いかなと思い☆4にしました。 不気味な雰囲気は良いですね。壁の中、好きです。 | ||||
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きょうや/ポーの黒猫の劣化版。慎一/座敷童子の恐るべき新解釈。いづみ/ウイルスの生存戦略、SF的ホラー。有紀/転生の動物戯画…共感、俺達を永劫の闇が待っている。対地/住所録の恐怖。勝則/真相はシンプルが案外意外。紀夫/呑ミニケーションが?博愛が地球を救う!雅彦/言葉を削いだらこの理屈っぽさはなくなるだろうに…。理宇/設定がガチャガチャして興を削ぐ。俊介/変転の先、最期の余韻が沁みる。伊智/怪談「ぼく ◯◯えもん」。正紀/親父ギャグかよ!日名子/意図が不明。博子/詩だ!千昭/まるでやりすぎ都市伝説だよね。夢明/変調デスノート。 | ||||
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坂入慎一さんのファンで、表紙に名前をお見かけしたので衝動買いしました。 複数の著者の作品を集めた短編集ということで、どのお話もそれぞれ違った個性があって新鮮でした。 お目当てだった「私の座敷童子」も期待通りで、個人的には満足しています。 初めてお見かけした方の中では、織守きょうやさんの「壁の中」が特に引き込まれました。 不気味なものが不気味で不透明なままに終わる、得体の知れなさの残る読後感がとても良かったです。 それと、最東対地さんの「胃袋のなか」。 こちらは描き方が独特というか、録音メッセージのやり取りのみで展開される形だったので、少ない情報の中から登場人物の人物像や関係性、起きている出来事を手探りで読み取っていく感覚が印象的でした。 初めて触れたシリーズでしたが、面白かったです。 同シリーズの他の巻も読んでみようと思います。 | ||||
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かつて異形コレクションの開幕を飾った中井紀夫が『明日への血脈』で復活です。 『日本SFの臨界点 中井紀夫 山の上の交響楽』の解説によれば、これは14年ぶりの新作短編だそうです。 この作家らしくSFテイストを盛り込み、小さなバーでの人間ドラマが、壮大な未来への希望へと広がる名作でした。 本書では、あるギミックを使いたいだけっぽい、SF部分がちょっと無理やり・ご都合主義の連続に感じる短編もあったので、余計にさすがという印象になりました。 他の作品で特に気に入ったのは、蔵に閉じ込められた奇妙な座敷童子をめぐるサスペンスの坂入慎一『私の座敷童子』と、分岐する道の魔を祓うために置かれていた地蔵の石がもたらす運命の変転を描いた嶺里俊介『霧の橋』です。 懐かしい作家と再会でき、初めて読む作家も私好みで楽しめた良い巻でした。 | ||||
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