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Missing13 神降ろしの物語・完結編
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Missing13 神降ろしの物語・完結編の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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リアタイでも旧版を途中まで読んでいました。完走したのはリメイク版のみです。 個人的には新絵師さんの絵のほうがイメージに合っていました。 旧版から入った方だと旧絵師さん支持派が多いようですが、イラストに関してはアナログ独特の不気味さはあったものの絵柄的にキャラが完全に小学生低学年くらいにしか見えなかったのと、絵師さんはリメイクが出るなら下記の理由から絶対に変えてほしいと思っていたからです。 もう何年も前になりますが、電撃であまり見かけなくなって以来、最後に見た時には旧絵師さんが健康管理ができておらず無茶をし続けた結果、体調の関係で連載されていた漫画の仕事をずっとストップしており(長期休載の枠を超えてもはやファン的には知る人ぞ知る未完の無名作品という認知が強かった気がするけど結局どうなったんだろう…)、その割には連載再開もせずSNSでは趣味の人気ゲームの二次創作絵ばかり描かれておられ、絵師としてクオリティがどうとか以前に「今の旧絵師さんにまたイラストを任せたら永遠にイラストが仕上がらなくてせっかくのリメイクなのにシリーズ完結しなくないか?」という疑念の方が強かったので、絵師さんは変えて正解だと思います。旧版の時は普通にちゃんと締め切りを守って描かれていた気がするのですが、当時は確か新人さんだったから必死だったんですかね。そもそも絵の描きこみが多いせいで腕を壊して療養するという名目で漫画連載を休載した気がするんですが、その後描きこみの多い二次創作絵を描いたりして、壊れた・壊れやすいらしい腕は大丈夫なんでしょうか。 今の絵師さんの方が新規さんや若い世代には馴染みがあって入り込みやすい絵柄ですし、ホラーな雰囲気だけでなくキャラの表情のバリエーションも豊富で、キャラたちが発している感情が感じ取れて素晴らしいと思います。キャラの表情表現は圧倒的に今の絵師さんのほうが個人的には上かな。旧版のイラストのキャラは基本ずっと無表情だったりぽかんと口開けてるだけだったりで表情のバリエーションがほぼないか後はイラストの教科書通りの基礎中の基礎のテンプレ顔って感じで、ある意味幽霊より不気味でした。 あとプロなら本来当たり前なんですけど、新絵師さんがちゃんと絵を仕上げてくださってスケジュール通り最終巻まで刊行されたのは嬉しかったです。 いくら愛着のある絵師さんでも締め切りを守れるかどうかすらわからない方はやっぱり嫌です。クオリティと締め切りを両立させるのが本当のプロだと思うのですが、SNSでは自分はこだわりが強いからの連呼ばかりで腕を治すための療養中にもアップされるのは描きこまれた趣味絵ばかりで謎でした。今は何してるんだか知りませんし商業では小説の表紙含め全く本屋で見かけなくなりましたが。 イラストの話ばかりになってしまいましたが、小説の内容はしっとり系ホラーで、創世記の電撃には珍しいブギ―ポップみたいな全編通して文体含め一般文芸でも通用しそうなタイプの作品です。一応恋愛要素はありますが、萌えとかではなく完全にジュブナイルという雰囲気。人によっては一部後味が悪いと感じる箇所もあるかもしれません。あとキャラも全員好きになれるタイプかどうかというと、等身大の少年少女という感じで好き嫌いは分かれそうに思いました。 「影の主人公」は言われてみれば感はありますが、表紙のお方のキャラが一人だけ圧倒的に濃すぎるため、その影に埋もれて全体的に主人公以外のキャラの印象は薄かったです。主人公だけ設定がラノベっぽく、他の仲間は比較すると等身大過ぎてあまり印象に残らない感じ。というか作者の解説で初めてそうだったんだと思いました。 ネタバレになるので語りませんが、こういうラストはなかなか珍しい気がします。人によっては不満に思うかもしれませんが、正統派ホラーというジャンルを考えればご都合主義の大円団よりはじんわり不気味で切なくいい終わり方だったと思います。 | ||||
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学生時代に読んでいた作品の最新版の、最終巻。 これまでの巻も細々と改定があり、旧版と読み比べると発見があり楽しめました。テクノロジー系は新しい方が好きです。旧版は10年前だし、今では違和感あるのでうまく書き換えたな、と思います。 最終巻は大きな改定もありました。作者後書きにもありましたが、終盤シーンはかなり違います。(結末は変わりません) 「旧版当時、思うように書けなかったのを当初の構想に近づけた(要約)」とのことなのですが、確かにこちらの結末の方が文芸部や、今までの登場人物などの緩やかな繋がりが見えます。旧版はみんなを踏み台にして空目、あやめが始末をつけた殺伐とした感もありました。それも好きでしたが、新版も悪くありません。 一つだけ残念なのは挿絵が少ないことでしょうか。メディアワークス文庫はターゲット層がやや大人のようなので仕方ないのかもしれません。 旧版の挿絵も好きでしたが、イラストレーターさんが色々あるようなので仕方ないですかね。新しい表紙を描いてる方は現代的で綺麗ですが、神野さんや詠子先輩は旧版の方が好きでした。 今やホラー小説に民俗学が出てくるのが当たり前になりましたが、当時ライトノベルではかなり珍しく、のめり込むように読んだ作品です。最終巻まで出版されますように、と願いを込めて毎回買っていたのですが、実際手に取れて感無量です。 これからコミカライズもあるそうなのでそちらも期待しています。 | ||||
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都市伝説系を軸としたグロ有りの和ホラー。 中だるみも少なく終始話がよく作りこまれていました。 決してハッピーエンドとは言えない最期。しかし、これ以上のエンドがあるだろうか。 最初から最後まで強く心に残る大作でした。 | ||||
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だいぶ前にイラストに惹かれて一巻を買って、それからずっと読んできた本でした。オカルトや民話がもともと好きなので、大好きなシリーズです。 最終巻の内容は、ほんとにMissingらしく終わった感じがしました。 悲しいのになんだかこうなる事が分かってた感じです。 これまでもたくさんの人・・主要人物たちの友だちや知り合いなども容赦なく淡々と悲惨に終わっていきました。 作品の雰囲気を壊さずそのまま静かに終わったところが、自分的にはすごくよかったです。 | ||||
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Missingシリーズ『完結』しましたね。 メンバーの数々の終わりと始まり。 私はこのイラストの無い装丁も内容も、 最終巻ならではのものを感じました。 読者の想像にお任せ…みたいな感じで、 これからの事を想像させてくれます。 Missingは『完結』しましたが、物語はこれからだと 思いました。 | ||||
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結末に関しては文句無し。あえて言うなら「これで本当によかったのか?」と思わせつつ、「この結末以外は考えられない」といった感じか。 そんな中で、最も私の興味を引いたのは、呪われた血を持つ少女・木戸野亜紀であった。 “魔王陛下”空目恭一へ叶わぬことを知りつつも向けていた恋心、常に空目の傍にいるあやめへの憎悪にも近いジェラシー、そして自らに向けられる“形無き不特定多数の悪意”との、孤独な戦い………『Missing』という物語の中で、最も苦しみ、そしてその姿が魅力的だったのは、まさに彼女ではあるまいか。暗闇の教室での台詞 「世界に本心なんてもんが通用するなら、今も昔も、私はこんなに苦しむことなんてなかった…」 は、読む者の胸を強く締め付ける。そして亜紀に与えられた結末――― 果たして、彼女の孤独な戦いは、いつまで続くのであろうか…? | ||||
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イラストがないのがちょっと残念でした。 ラストは納得。ただ、「その後の話」みたいな感じの短編というか、番外編を読んでみたいような気もします。 ここまで繊細で複雑な物語を書けるのは、甲田学人さんならではとも言えますな。 シリーズ通してファンなので、空目くんにかなり惹かれているのですが……だからこそ、あの締めでぴったりだったと思います。 | ||||
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たしかに、Missingとして、こういう終わり方が流れというものなのでしょう、、。 悪いわけではありません! でも、ハッピーエンドと言えないこの後味の悪さが、なんとも。 | ||||
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確かに面白かったのですが・・・やはり表紙があまりよくなかったと思います。けれど表紙よりもましてあの結末は私としてはどうしても、受けいられる事ができませんでした。 巻が多くなるにつれ、少し助長になってしまったように思います。 | ||||
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良い作品だった。 "個人的"に、あの結末は何となく読めていたとはいえ好きではない。 が、「Missing」だからこそあのエンディングなのだとも思う。 しかし、武巳は結局最後の最後まで・・・・・・ | ||||
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Missing最終巻ということで今までとは違った感じで読むことができました。 やはりすばらしい作品です。この読み終わった後の感情を皆さんにも味わっていただきたいです。興味のある方は一度読んでみることをお勧めします。 | ||||
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いろいろありましたが、これが『Missing』の完結編です。 私は、第1巻から『Missing』のファンでしたが、終わってしまうと聞いて、少なからず衝撃を受けました。 さて、第12巻で十叶先輩が開催を宣言した”神降ろしの儀式”のことがこの第13巻でしめされるのですが、…?! この第13巻の内容には、第1~11巻の内容も出てくるわけですが、それらがこの巻で見事につながっていました。これには驚きました! 『Missing』はこれで終わりらしいですが、甲田先生の次の作品も呼んでみたいと思いました。 | ||||
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