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母の待つ里



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【この小説が収録されている参考書籍】
母の待つ里

母の待つ里の評価: 4.45/5点 レビュー 67件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全67件 21~40 2/4ページ
No.47:
(5pt)

良い本でした

こんな事ってありえないと思いながらも読み進めて、それでも何度も何度も込み上げてくるものがあるのは自分にも身につまされる思いがあるからでしょう。
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No.46:
(5pt)

身につまされる思い

ほぼ原作に忠実にTV化もされ堪能出来た
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No.45:
(3pt)

まずまず

良かったです
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No.44:
(5pt)

テーマは生きている以上死ななければならず人生においていかにサクセスしようとも喪失による悲しみを堪えていきていかねばならないのが我々の人生なのだ。ということだろう。

大都会でサクセスすることがはたして人間として最上の幸せなのか?という答えをさがし求めた小説なのだとおもう。田舎の母に癒される。母は愛を持ってもてなす。しかし、母は悲しみを堪えて生きていた。ここが大事なポイントだと思う。人生とは悲しみを堪えていきていくものですよ。大都会でサクセスすることになんの意味もありません。登場人物は幸せと言えますか?もっと大切な人生の意味にきづいてください。と言うのが作者の伝えたかった事なのだろう。最終テーマは母の待つ里とは極楽浄土のことなのだろう。母の待つ里 極楽浄土に行く日まで母を思い必死にこの悲しい人生を生きる人間がテーマなのだろう。
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No.43:
(5pt)

母が待つ里、その魔性的な魅力

大手クレジットカード会社が仕掛けた「ふるさとを、あなたへ」という商品。現実かと思い間違えるほどリアルな
設定がされる。人、場所、雰囲気。高額なこの仕掛けを買う人間もいる。多くは都会人でふるさとを持たぬ人間、あるいはふるさとを昔に去って両親も死んでいった人間。彼らはこの「嘘」で固まった「ふるさと」にやがて心の安らぎをもとめてしまう。この設定そのものは厳密にいえば「つっこみどころ満載」である。
だが、そこに聖母ような年老いた「母」がいれば、多くの人間は魔法のようにそれを現実世界と捉えて
その「嘘」の中に沈み込む。母という存在が、如何に多くの人たちにとって「最大公約数」が多く、誰が
感じることも、他の誰かとの共有性が高い存在はあるまい。さらに都会で不自然なまでに人工的なものに
慣れ親しんできた人間にとって、ふるさとにいる母という魅力はどうしようもなく魔性的なのである。
そういったことを十分感じさせてくれる作品である。
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No.42:
(5pt)

最後は号泣

さすが浅田次郎!読み始めは「?」でしたが読み進めるうちにこの落とし所はどこなのか、知りたくなりました。
戦争、限界集落、高齢化社会、おひとり様、都会の孤独、格差、そして震災。現代社会の問題が盛りだくさん。
大切なのは何かを考えさせられる作品です。
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No.41:
(5pt)

それぞれの人生 辿り着く場所ひとつ

それぞれ懸命に人生を生きてきた人達が、その道の終末近くの歳となった時、ふと安らぎを求めたお話。良作。
ちよさんの可愛らしさと芯の強さ、そして優しさが心に沁みる。
又、登場人物各々が全て優しい人々で、こういう作品こそ安心して読める作品だと思います。
まさに、辿り着くところです。
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No.40:
(5pt)

凝り固まった心をほぐしてやる。

大都会に住み、地位も名誉も金もある。
今、本当に幸せなのか。
否、孤独。
そんなあなたにふるさとを、「ホーム・タウンサービス」。
”何もない所に、ここには何もかもがあった”と。
そう、聖なる母の笑顔が待っていた。
箱庭の幸福から脱皮し、ノスタルジーに浸る。
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No.39:
(4pt)

浅田次郎にとっては新境地なのでしょうか なかなか興味深いものでした 良いと思います

浅田次郎の作品は、大好きです。これまで読んできたものとは、少々違うイメージかなと。でも、なるほど、そんなものかなと、心の動きや、感じ方が納得できて、とても自然で、でも奇妙な世界に連れて行ってくれて、とても楽しませてもらいました。
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No.38:
(5pt)

何年か後にまた読みたい

自分は出生地、出身地、現住所が、それぞれ飛行機で行くような距離感でバラバラ。
進学や仕事の都合での引っ越しも多い。

高校まで住んだ実家も、両親が定年を機に他県に引っ越し今は無くなってしまった。
なので、どこがふるさとなのかと問われると
答えにくいが、帰りたいなと思える場所が、
その人にとってのふるさとなのかなと。

他の方のレビューで、東北の言葉がわかりにくいとあったが、多少、東北に地縁があるので、そこは大丈夫だった。
そしてもう今は東北地方でも若い人や子供は、チヨさんみたいなズーズー弁コテコテの人はいない。

自分は定年前後の主人公たちよりは少し若いし、幸い両親もまだ健在だが、そう遠くない未来予想図というか...
考えたくないけど、親との死別とか、墓じまいとか、定年後の生き方、とか色々考えさせられるストーリーだった。

父と同年代の浅田先生。
先生の作品との出会いは、もうウン十年前の大学生の頃だった。
途中、身の回りが忙しくて、実用書しか読めない時期もあったが、人生の節目には浅田先生の本を読みたくなる。
基本、一度読んだ本は読み返すことをしないが、浅田先生の作品は、この作品含め、また年齢を重ねたのち読み返してみたいと思う。
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No.37:
(2pt)

もう無理なのかな。

浅田次郎さんは大好きな作家ですが。
もう昔のような感涙するような作品には出会えないと悟りました。
設定はとてもユニークですが、なんだか今一歩のめり込めない。
何度も読み返したくなるような作品ではない。
図書館で借りて正解。金出して読む作品ではない。
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No.36:
(5pt)

心が温かくなるお話

浅田次郎さんの作品を初めて読みました。情景が目に浮かぶような文章で内容は心が温かくなるような良い話でした。
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No.35:
(4pt)

はじめての読み物

なんと怖いようなものがたりだろうか行ってみたい衝動にかられます
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No.34:
(5pt)

きれいでした。

5冊買いましたが、どの本もよかったです。
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No.33:
(4pt)

思い出は再現できるのか

悲しい物語ですが 生き方をふりかえらせます。さすが 浅田ワールド 引き込むな!
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No.32:
(1pt)

SF小説?

私も浅田次郎ファンですが、この本の設定のSF的うそくささが、鼻について最後まで払拭することができませんでした。何故このような設定にしたのでしょうか。読み終わって感じるのは、「ああ、もったいない」
ということです。浅田次郎の正攻法で書かれていれば、すばらしい作品になったのに。悔まれます。
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No.31:
(5pt)

浅田次郎でないと書けない大人向けのファンタジー

都会人が故郷を恋しく思い、母の愛に浸りたいという願いを全編に貫いている小説でした。ストーリーテラーの面目躍如ともいえる巧さが随所に感じられた作品でした。

まるで実際にそんな故郷があり、母親が存在しているかのような臨場感に包まれました。読者もひと時、作者の術中にはまる快感に身を寄せていると思います。

浅田次郎は虚実をないまぜにする手法を得意としており、あたかも自分がその地域に降り立ち、そこで生活しているかのような錯覚を持たせるほど巧みな文章力と表現力、構想力を持った作家です。
その筆力ゆえ、フィクション上の人たちのプレミアムクラブのユナイテッド・ホームタウン・サービスそのものを成立させ、読者を誘ってくれるのです。

登場人物の独白部分の外連味たっぷりな台詞回しがいいですね。語りは躍動感を持って伝わってきます。彼の作品は、地の文体も含めて、語り口調が滑らかです。とても読み易いですし、テンポのある筆運びによって物語に引き込まれ、安らかな気持ちにさせてくれました。

フィクションでありながら、故郷に対する浅田次郎の思いが見え隠れするのも一興です。
その筆力の高さを証明した一級のエンターテイメントになっていました。
家族への愛。我々の世代なら確実に泣けます。ここまで読者を泣かせるなんて、作者一流のペンの力でしょう。
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No.30:
(5pt)

プレゼント

母が読みたいと言うので買いました
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No.29:
(5pt)

ノスタルジー

ふるさとをあなたに〜の帯と表紙に引かれ、本書を購入しました。ある高級カードのプレミアムサービスを利用して、心の故郷を求める人々とそれを迎え入れる母をめぐる物語。偽物だけど本物の愛と包容力で包みこんでくれる『母』の実直な人柄まっすぐで清らかな生き様に惹き込まれます。少し哀しくもあたたかい心の灯火になるような素敵な作品。田舎の情景がありありと浮んでそこに暮らす素朴で温かな人々の懐かしい笑顔に会えたようノスタルジー、二度と帰れれないけど忘れえぬ故郷に胸を打ち美しく切なく温かな気持ちに包まれる名作。あの世へ旅立った母と祖母にまるで再会できたかのような不思議な安堵感。この素敵な作品に出会えたことに感謝します
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No.28:
(2pt)

不自然かつあざとい作品

各界の著名人たちが絶賛しているのですが、わたしにはどうもよく分かりません。いくら実際の親子関係・夫婦関係に不満・不安を抱いており、また現在の状況が救いのないものだったとしても、偽りの故郷を求めたり、虚偽と分かっていて偽りの故郷の人たちとの関係を慈しんだりするということができるものでしょうか?また最後まで高級カード会社がどのようなシステムを使って、何を目論んでいたかということも明らかにされません。人間だれしも定年後の生活、老後の人生には不安を抱えているものです。しかし同時に、人間というのはもっとずっと現実的なものだと思います。物語の設定そのものに対する不満がひとつ、物語として充分な種明かしがされないという点がもうひとつ、二つの不満は解消しようがありませんでした。作者の流石の構成力、文章力には脱帽しますが、それだけに却って不自然さが目立ってしまう作品(不自然を無理矢理成り立たせようとしているあざとさという云い方もありますが...)になってしまっているような気がしました。
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