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密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック
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【この小説が収録されている参考書籍】
密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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密室殺人のトリックが見破れなければ、証拠不十分にて無罪 この設定が素晴らしい 完璧な密室殺人を行うプロの密室殺し屋と名探偵との対決 普通は凝り過ぎたトリックはリスクが大きく実行するのは不自然だが 成功すれば無罪に成るという前提があればこれをクリアできるわけだ 話しはテンポがよくユーモアのセンスも有るので楽しく読めました | ||||
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おもしろかったです | ||||
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まず、登場人物の会話や心情を語る部分がわりと笑えて、不快ではない。ミステリーとしても、いろいろごちゃごちゃした無理だろうっていうトリックはともかく、最後に明かされた謎はシンプルで素晴らしい(それまでのトリックが突飛すぎなのもある)。ただ、密室黄金時代っていう設定はすごく面白そうだけど、それを全然活かせてないのは残念。 | ||||
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密室の設定は、夫々実に面白かった。ストーリーの設定には少々無理があると思いますが、面白さにオーヴァーライドされて、余り気になりませんでした。また妙に軽々しいところが有るのは若者向きの作品のためかも知れないと思い、諦めて読みましたが・・・・。密室の謎解きにも、チョット無理(ドアの交換など)を感じるモノもあったけれど、興味深く、最後まで楽しめました。傑作と思います。この作者の外の作品も読みたくなりました。 | ||||
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久々に面白い本格ミステリーに出会えた。 こう言う小説がもっと読みたいと思える作品でした。 ただ、作中「はあ?」と思える箇所がいくつもありました。 目の前で殺人事件が起こっているのにみんな平然とし過ぎw これに関しては全くリアリティが無い。 それに登場人物の女性がみんな美形だらけなのは納得がいかない。 新しい女性が登場する度に、また美形なんだろうなと思ったら案の定w そんな訳ないやろ、と突っ込みたくなる。 もっと恐怖心とかオドロオドロしさがあって美形じゃない女性を登場させてくれたら自分的には満点です。 | ||||
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私は、推理小説大好き、SCPも大好き、いわばオタクです。 まだ試し読みしかしていませんが、それだけでも「好きだ!」と、思えました。 また買ってもらって、全部読みたいです。 推理系小説サイコー!密室殺人サイコー! | ||||
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密室好きなので購入。 まだまだ、色々とトリックはありそう。 | ||||
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第20回「このミステリーがすごい」大賞受賞の本格ミステリである。本作がデビュー作とのこと。 ウラ表紙にも書いてあるが、とにかく設定が特徴的。 いわゆる「密室殺人」が起きた場合、どうやって犯行が可能だったのか?を証明、つまり密室の謎を破らないと、被告人は無罪になる、というのが数年前から判例となった日本が舞台である。その結果、密室での殺人が成功失敗はともかくやたらと横行しているのだ。 そして本作の舞台は、今はホテルとして使われている山奥の館。登場する10名あまりの人物。なんだかんだあって館が孤立する。そして第一の事件が、というのが発端。連続する密室殺人、そこへ毎回添えられるトランプのカードが実は・・・というわけである。 ・・・いやー、面白かったですね。 新人ということで円熟の筆致とかそういう感じではもちろんないのですが、最後に出てくるトリックも盲点的というか現実的に面白いし、そもそも読者に対するサービス精神が旺盛。途中何度も笑ってしまった。 しいて難点を上げるとすれば、いろいろとミステリ小説、最近のライトなやつからベストセラー作家のものまで広く読みつけていないと、いろいろ仕込まれている面白ネタが楽しめない、というところでしょうか。この辺が逆に選考委員にはウケたのかもしれない。(トリックや謎の解明にはこのへん影響しないので、そういう意味では心配ご無用ですが。) | ||||
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ガストン・ルルーの「黄色い部屋の謎」以来、古今東西『密室の中で起こる不可能犯罪』、というミステリならではのテーマにワクワクしながら挑んできた読者は多いだろう。 この作品は徹頭徹尾「密室」殺人をテーマに、次々と起こる不可能犯罪のフルコースを味わっているような気持ちになり、久しぶりに読後満足感があった。 普通密室殺人がこれでもかと連続するプロットには流石に不自然さを感じると思うが、物語の前提としての状況をある種の特殊設定にする事で、その違和感が中和され、前菜のような軽めな密室から変化球的密室、メインデイッシュとなる最後の密室まで、胃もたれすることなく読み通せた。 作者は米澤穂信の『古典部シリーズ』を好きな作品の一つとしているようだが、それを思わせるジュブナイル小説のような表面上の主要キャラクター設定のせいで全編をテンポよく読み進めることが出来た。 しかし、クローズドサークルで起こる密室また密室の連続事件という重めの展開は、話が進むにつれ明らかにされる一件ライトな登場人物の見せる人物像の意外性に反映されており、バランスは取れていたと思う。 改めて「密室物」の面白さを再確認出来た作品だった。 | ||||
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なかなか読み応えはありましたけど、そんなに手間をかけて密室を作っていたらどれだけ時間がかかるの?って思うものや、そんなにうまくいくかな・・・と思うものが多くて、ま、推理小説の密室はそういうものが多いのかもしれませんが、それにしても・・という感じで。ただ、密室が解けなければ、アリバイがあるのと同じという世界である設定なので、そのくらい手間暇をかける価値があるのかもしれません。説明が難解でした・・・。 | ||||
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素晴らしい出来です!!!密室のトリックには唸りました。それが6つも・・・出し惜しみしないところがいい。キャラが立ってて良し。低評価の方がいるのが意味不明です。まあとらえ方感じ方の違いでしょうが・・・。次回作が待ち遠しいです。 | ||||
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【本作品を選んだ理由】 私は、ミステリが大好き。ミステリにもいろいろなジャンルがありますが、「密室殺人」ものは、特に関心が高く、あの「不可能犯罪の巨匠」と呼ばれたミステリ作家、ジョン・ディクスン・カーの作品のほとんどを読んでいます。 そんな私ですから、本書に飛びついたのも、当たり前のことでした。 【率直な感想】 久々に「密室殺人」ものを読みましたが、大満足です。 何しろ、副題から推察できると思いますが、「連続」密室殺人事件を扱った作品で、密室トリックづくしの展開。 カーを信奉する人間にとっては、これほど嬉しい趣向はありません。 作中でも述べられていますが、「密室トリック」は出尽くしたと言われて、何十年が経ったことでしょう。 そんな中、独創的なトリックを次々と披露する展開には、驚きと感動がありました。 <密室殺人は、ミステリ作家の最大の関心事> 最近の若い作家はともかくとして、かつては、ミステリ作家なら、一度は「密室殺人」ものを手掛けるという風潮があったように思います。 それは、世界初のミステリと言われるエドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人」が密室殺人をテーマにしたものだったから。 そこで、彼に続くミステリ作家たちは、密室殺人を扱った作品を発表していきました。 アーサー・コナン・ドイル、アガサ・クリスティ、エラリー・クイーンといった巨匠たちは言わずもがな。 日本では、東野圭吾のデビュー作では、密室殺人が扱われていましたし、少し時代を遡ると、ユーモアミステリーで大人気だった赤川次郎も、「三毛猫ホームズシリーズ」の第1作で、密室殺人を扱っています。また、森村誠一もデビュー作は、「密室殺人」ものでした。 さらに、横溝正史の生み出した名探偵金田一耕助シリーズの第1作「本陣殺人事件」は、初めて日本家屋での密室殺人事件を扱った作品として、ミステリの歴史に大きな足跡を残しています。 <本格ミステリは、虚構と割り切って楽しむ> しかし、最近は、ミステリもジャンルが広がり、ミステリ作家が必ずしも密室殺人を扱った作品を書く時代ではなくなったように思います。 密室殺人を扱った作品は、本格ミステリと呼ばれますが、ミステリは好きだけど、「密室トリック」がメインの本格ミステリは苦手という読者の方がいらしゃるからかもしれません。 〔トリックにリアリティがない〕 斬新で奇抜なトリックになればなるほど、「こんなこと、現実に可能なのだろうか?」と疑問に思う読者が出てきます。 本作品でも、理屈上は成り立つけれど、現実にそのトリックを使えるのか、と深く考えてしまうと、疑問に感じる部分はあります。 そこで、私の場合は、あくまで「虚構」と割り切って、「密室殺人」ものを楽しんでいます。 リアリティを重んじるなら、社会派など別ジャンルの作品を読めばよいだけです。 〔密室にする理由づけが難しい〕 「何故、そんなに苦労して密室トリックを使ったの?」という素朴な疑問です。 この点について、本作品では素晴しい設定を生み出しました。 「殺人現場が密室なら、無罪」という最高裁判例により、密室殺人が増えだした日本。 これなら、密室に拘る犯人が登場してもおかしくないですよね。 【全体評価】 本作品は、本格ミステリの傑作と感じています。 ただ、リアリティを重んじる方には、おすすめはしません。 本格ミステリは、あくまで虚構。 理屈上、密室が成立していればよくて、現実に可能かというところには深入りせず、楽しもう、という方には、おすすめ。 私は後者なので、高評価させていただきます。 | ||||
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文章のテンポ、組み立て、素晴らしいと思います。密室のトリック、登場人物について、レビューで指摘してる方もいますが、全く気にならなかったです。このミスの文庫大賞ということですが、ベテラン作家さんの作品のように感じました。(この賞ってたまに酷いクォリティのものがあると個人的には思ってます、)ミステリーが好きなんだなぁというのが伝わってくる作品です。この1作で終わらず、この先テンポよく新作を発表し続けてほしいです。 | ||||
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覚えやすい部屋の位置配置、覚えやすい登場人物の名前、要素が9つに限定された密室トリック解決の挑戦と、p.140まででひと仕事終わります。 これは、楽しみな作家が現れましたね。また新たな作品が出るのを待っています。 なお、個人的には、p.338「でも夜月のおかげで自分のやりたいことがわかったのは確かだった。」の箇所がとても良いと思いました。転換点です。 | ||||
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雪に閉ざされた山中のホテルで続く密室殺人。密室が解明されなければ無罪となる社会で巧妙に仕組まれたトリックを暴くのは誰か。登場人物をシンプルに図式化し、状況を丁寧に描写することで、登場人物一覧表も間取り図も必要なくすらすら読めました。 | ||||
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密室推論作家が残したホールに滞在する10人とマネージャーとメイド。 そこでは、古典的な密室殺人のように、次々と殺人事件が発生。 推理小説なので色々なコツ。それなりに楽しめた。 | ||||
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休日の朝、題と宣伝にひかれて、kindle 購入のボタンを押してしまいました。そのまま読み始め、楽しく読めたので満足しています。次々と出てくる✕✕的密室トリックには感心しました。派手なキャラクター設定、特に女性キャラクー設定も面白かったです。 | ||||
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