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永遠についての証明
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永遠についての証明の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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どんどんと孤独になっていく暸司。 でもクマや佐那や小沼が悪いわけではない。 人は考えや立場が変わり世は移ろって行く。 新たにやってきた平賀の言葉もいたってまともである。 暸司が末路に至る姿に情けなさを感じた。 田中や木下のような存在が最も多い「元」数学者の生き方ではないのだろうか。 私は作者の親世代。 表現に青さをたくさん感じたが今後への期待も抱きました。 これがデビュー作のようですね。 これからいくつかの他作も読んでみようとは思いました。 | ||||
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瞭司と熊沢、二人の主要人物のどちらに感情移入するかによって、読後感が変わると思う。瞭司の気持ちに沿って読んでしまった私は、あまりの悲惨さに言葉も出ない。悲劇にも、美しく胸を打つものと、醜く顔を背けたくなるものがあるが、瞭司の悲劇は後者だ。 熊沢に共感して読む人にとっては、希望の見える終わり方なのかもしれないが、友を踏みにじった彼が成功し、幸せな家庭を築くことが、どうにも納得できなかった。 | ||||
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