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永遠についての証明



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【この小説が収録されている参考書籍】
永遠についての証明
永遠についての証明 (角川文庫)

永遠についての証明の評価: 4.76/5点 レビュー 37件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

時は移ろい人は変わる

どんどんと孤独になっていく暸司。
でもクマや佐那や小沼が悪いわけではない。
人は考えや立場が変わり世は移ろって行く。
新たにやってきた平賀の言葉もいたってまともである。
暸司が末路に至る姿に情けなさを感じた。

田中や木下のような存在が最も多い「元」数学者の生き方ではないのだろうか。

私は作者の親世代。
表現に青さをたくさん感じたが今後への期待も抱きました。
これがデビュー作のようですね。
これからいくつかの他作も読んでみようとは思いました。
永遠についての証明Amazon書評・レビュー:永遠についての証明より
4041072190
No.1:
(3pt)

天才が転落していく様が、えげつない

瞭司と熊沢、二人の主要人物のどちらに感情移入するかによって、読後感が変わると思う。瞭司の気持ちに沿って読んでしまった私は、あまりの悲惨さに言葉も出ない。悲劇にも、美しく胸を打つものと、醜く顔を背けたくなるものがあるが、瞭司の悲劇は後者だ。
 熊沢に共感して読む人にとっては、希望の見える終わり方なのかもしれないが、友を踏みにじった彼が成功し、幸せな家庭を築くことが、どうにも納得できなかった。
永遠についての証明Amazon書評・レビュー:永遠についての証明より
4041072190

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