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永遠についての証明
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永遠についての証明の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 1~20 1/2ページ
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数学者の伝記は好きなので読み始め、若き数学者の不器用な生きざまに引き込まれて一気に読み終えた。主人公の故郷の森が目に浮かんで、悲しいが、爽やかな風を感じた。 | ||||
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本当の意味で数学のことなどわからないのだけど、数学者の思考の一部を垣間見たような気にさせてくれる一冊。当初の予想通り悲しい展開になるが救われない話では決してない。数学というテーマであるにもかかわらず一気読みさせるストーリーでもある。今年読んだ最高の一冊。 | ||||
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数学は美しい。不変の心理として、ただそこに存在する。主人公の瞭司はその美しさに気づき孤独を深めていくが、その中に永遠の居場所を求めていった。私自身は数学に精通しているわけではないが、その美しさの片鱗と、そこに漂う孤独さを感じた。瞭司に関わる登場人物の複雑な思い、そして離れてもどこかで繫がっている展開が切ない。 | ||||
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数学の問題を解いて証明していくことに、登場人物の感情や感覚を具体的に表現していて、引き込まれいく小説です。 数学の世界が、人間や世の中につながっていることを少し感じられた気がしました。 | ||||
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彼にとって、社会人として生きていくことと、数学者として生きていくことは全く異なることで、社会不適合者とも感じさせる。何をどの程度優先するかは人それぞれだけれど、何をすべきか明確になったとき、同じ熱量の人間が時を超えて繋がることができると教えてくれました。 | ||||
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天才と秀才。 閃きとと努力。 孤独と妥協。 数学と言う日常的ではない分野だったからこそ変な知ったかもすることなく一気に読めました。 ちゃんと話は幸せに結ばれているのに なんでだろう。悲しい気持ちだけが残りました。 読んで後悔はまったくないのに悲しくてしかたがない そんなお話です。 | ||||
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数学の難問で、ウンウンうなっできるときに、急に目の前が開けるような感覚に襲われ、なんだ、こんなことだったのか、と気がつく瞬間がある。その時の感覚は、快感というよりも、感動に近い。 友人に、難問を教わった公式を使わずに、直感で解くやつがいた。彼には、プロセスよりも先に解答が見えていたに違いない。その才能を羨ましく、妬ましく、思ったことがあった。そんな青春時代を思い出させてくれた作品 | ||||
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全ての人たちに読んでほしいと 思いました。 あなたはどう感じましたか?と 自分はこの本を通して現代人の課題を考えさせられました。 | ||||
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新幹線の中で作者の方と偶然隣り合わせになり、色々話している中で作家さんであると聞き、その場でデビュー作である本作品を購入しました。 仕事の関係で少し時間が経ってから読みましたが、読み始めたらあっという間に読み終えてしまう、ストーリー展開にやられました。 時系列が過去と現在が交互に来る感じや登場人物の雰囲気が頭の中でイメージでき、大変面白かったです。 | ||||
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この本は何度読んでもあきない。 ただ、あまり本屋に並んでないから 知る人ぞ知る名作だと思う。 | ||||
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誰もが認める天才の輝きと、天才ゆえに周囲に理解されない孤独が表現されている。決して明るい展開の人間ドラマではないが、読後感は悪くなく、むしろ感動的。まあ、自分は凡人でよかったと思える作品だ。 | ||||
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「永遠についての証明」というタイトルが何か深遠そうだな、という程度の理由で移動時間の暇つぶしに本書を購入しました いざ、読み始めたら一気読みです 個人的な理由で申し訳ありませんが、 主人公が、自分の息子にそっくりで、途中で読むのが辛くなり、泣いてしまいました 冒頭に主人公がどうなるか語られてから、各登場人物の目線で過去の出来事が語られていきます 不思議なことに、自分は結末を知っているのに、結末が変わることはないことを知っているのに、その結末に物語が近づくにつれ、もしかしたら今なら主人公を救えるのではないか?別の結末を迎えられるのではないか?と、祈りにも近い感情を持ちつつ、物語の中に入り込んでしまいます。 あの心が締めつけられるような思いをするのかと思うと、ためらってしまいますが、それでも繰り返し読みたい本です | ||||
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数学は多くの文系人間にとっては、忌み嫌う世界である。自分も連立方程式あたりから脱落したのだが、それ以来あまり触れることのない世界である。 にもかかわらず、まるで数学という世界に馴染みがあるかのように、ときにハラハラしながら読み進められた。 本書は、孤独から仲間を得て、また孤独に戻っていく悲しき天才数学者の物語である。 最近ギフテッドがいかに孤独で、二次被害として精神を病んでしまうかというドキュメンタリーを見た。 天才やギフテッドは、いわば80キロ制限の公道をF1マシンで走っているようなものといっていた。 少しアクセルを入れるだけで100キロでてしまう、モンスターマシンに乗っていて80キロで走るのはとても大変である。 だとしても、スペックをそのまま使うと、いたるところで事故が起こる。 たしかに、無茶苦茶大変である。逆に、同じレベルで走れる仲間がいた場合は、とてつもなく楽しい人生になる。 本書でも、主人公が仲間を得たときのあふれるような感動が描かれている。 才能を持って生きることの壮絶さは、凡人にはわからない。 それが、いいことなのか悪いことなのか…。考えさせられる物語であった。 | ||||
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コラッツ予想の証明についてなにか言及されているのかと思ったが、なにも無いにひとしくて期待はずれ コラッツ予想について知りたい方はこの本を読むのはむだといわざるをえません 「笑わない数学」の番組の第二回をみたらだいたいはわかります | ||||
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数学のことはわからないけれど、とにかく引き込まれた。 切ない。 | ||||
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とても楽しみました。強いて言えば、天才視点はいらなかったかな……個人的に、固定した一視点で進めて欲しかったですが、とは言え面白かったことに間違いはありません。 | ||||
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誰よりも数学に情熱を持ち、才能にも恵まれていたからこそ孤独で、その結果、心の迷宮に迷い込んでしまう主人公。痛々しいまでの描写、でも同時に美しくもあり、数学のことなど全くわかりませんが、その雰囲気だけは感じ取れる文章力が卓越している。渾身の名作です。 | ||||
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自分とは縁のない世界の話ではあるが、面白く読むことができた。新しく見出していく人はどこか普通であってはいけないということか。 | ||||
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数学は分からなくても充分に面白い。主人公や友人の置かれた立場や孤独が絶妙に描かれている。 | ||||
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圧倒的「数覚」に恵まれた三ツ矢瞭司、 同じく特別推薦生として数学科に入学 した熊沢、佐那の3人は、共同研究で 画期的な成果を上げる。瞭司が初めて 数学の美しさを他者と共有できた瞬間 だった。しかし瞭司の才能は、築いた 関係性を破壊していくーーー瞭司の死 から6年、熊沢は遺されたノートに、 未解決問題の証明らしき記述を発見する。 本書は割と薄い本だが情報量がすごい。 しかし著者の洗練された文章のおかげで スラスラと読めてしまう。 読むのに数学の知識は必要ないが数学好き な人、大学生の青春に興味がある人、アカ デミアに興味のある人など、是非多くの人 に読んでもらいたい作品です。 | ||||
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