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笑うマトリョーシカ
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笑うマトリョーシカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 21~40 2/3ページ
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テレビドラマ化で本作を読んだ人のSNS書き込みを見て読んでみたくなりました おそらくドラマとは内容違っている部分があります、が、なんだか合点のいく差異になりそうな感じがします ドラマはまだ1話しか放送されていませんが、主役準主役の3人がいい感じでいくような気がします 久しぶりに一気に読みました 何故か宮部みゆきの初期の頃を少し思い出しました また同じ作者で読んでみたい | ||||
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だが、半分読み進めた位で、最後に本当に笑うのが誰なのか分かってしまう。これはミステリーではない。 | ||||
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読み始めていっきに読了しました。 細かいところをもう一度読み直したいと思います。読み返すと新たな発見ばかりで驚きそうですが逆に自分が何を見落としていたかを知るのが楽しみでもあります。良い意味で裏切られますが、読後は心地よい不思議な感覚に襲われます。 | ||||
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マトリョーシカからこちらが勝手に、マトリョーシカ型の複合生命体というシロアリ的な物語を連想していました。国立科学博物館発行のミルシル2023年3月号に、東工大の本郷裕一教授のヤマトシロアリと共生微生物と言う論文が載っていました。この小説も共生というキーワードでいい所を突いているかなとワクワクしながら読み進めていましたが。最後までシロアリのシの字も出ずに、ガッカリするやら驚くやら。TVドラマでシロアリについて触れてくれると深いいいドラマになると思います。この文を読んでくれてプロデューサーが、あるいは櫻井翔さんが追加を進言してくれることを期待します。 | ||||
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6・28よりTBS金曜ドラマが始まる。 これはミステリーなのか。 政治家の住まいは魑魅魍魎の世界。 いったい誰が支配しコントロールしているのか。 エリック・ヤン・ハヌッセンにまで飛んでいく。 座右の銘は「生者必滅会者定離」。 マトリョーシカのごとく次々に現れる構図。 その真相は。 | ||||
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イマイチでした | ||||
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イノセント・デイズを読んだ時にかなりの衝撃をうけ、それからずっと早見和真さんの小説のファンです。笑うマトリョーシカはその時と同じ位、衝撃をうけました。展開が読めず、ラストの清家の一言がずしんと来ます。内容が深く考えさせられますが、ミステリードラマのようにテンポも良く、とてもおすすめです! | ||||
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最後まで目が離せませんでした。一気呵成に読んだ小説でした。 政治家の毀誉褒貶の本質を、マトリョーシカを狂言回しに使って見事に描いた作品です。 自我を形成する思春期の友人関係の大切さを理解するとともに、親や恋人の存在がいかにその人の存在を形作っていくかの反面教師として読み取りました。 人間は誰しも、ある集団の中では「仮面をかぶる」こともあるのでしょうが、ずっと仮面をつけたまま生きていくことはその人の人生の価値まで無くしているように感じています。 エリック・ヤン・ハヌッセンの存在を本書で教えてもらいました。マトリョーシカといい、ハヌッセンといい、政治家の仮面を形作るのには見事に言い表すキーワードでした。 未読の方もおられるのでストーリー展開には触れません。様々な登場人物の抱えている苦悩や想いが、最後はは明らかになり、少しずつ全体像が見えてきます。本書の構成自体がマトリョーシカだと思っています。なかなか凝ったストーリー展開でした。 | ||||
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官房長官に上り詰めた政治家を、陰で操る高校時代の同級生だった政策秘書。その実態を暴こうとする女性記者との攻防の物語かと思ったら、もっと奥深く、思わぬ広がりをみせてくれました。 得体の知れない官房長官となった男とのやり取りには心理サスペンスの緊迫感があり、終盤に訪れる二転三転する展開は上質なミステリーを読んでいるようでした。 | ||||
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政治家になることを夢見る青年と、それを支えることを決心した男の物語かと思いきや、いい意味で期待を裏切られた。 「優秀な政治家というものはおしなべてペルソナを被っているもの。有権者からはどれほど清廉潔白に、あるいは豪放磊落に見られていたとしても、それは結局そう見せたい自分を演じているだけのこと。被っている仮面をはがしてみたら、全く違う顔が出てくるなんてことがザラにある。本人が仮面を被っていることを忘れてしまうくらい、それはもうみんな見事にその役に徹している」 本書からの抜粋だが、「マトリョーシカ」という言葉がキーワードになっていて、仮面の下の顔を、誰がコントロールされ、支配してきたのか、二転三転していく展開は読み応え抜群だった。 ヒトラーと、ヒトラーの演説指南役でナチスの占星術師として知られるエリック・ヤン・ハヌッセンとの関係になぞらえた清家一郎の卒論をめぐる真実の行方から目が離せず一気に読んだ。 ネタバレになるので詳細は触れないが、最後までハヌッセンをめぐる駆け引きが楽しめた。 | ||||
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本当の人とは何か、ペルソナを被っている人は偽りの人なのか、色々と考えさせられます。 政治家がもし、自分がもし、と考えると単なる面白いストーリーのフィクション作品としてだけではない味があります。もちろん、単なるフィクション作品としても非常に練られてるので、楽しめます。 | ||||
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ちょっと長すぎ、という感じがしないでもないが、一気に読める。 魅力的な登場人物が多く、是非、映像化して欲しい。 愛南町外泊まりに行ってみたくなった。 | ||||
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特に驚きはない、初めのストーリーが面白かったから読んだけど、最後は普通のこと言っててつまらなかった。もっと裏切る感じが欲しかった。 | ||||
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最初、青春時代から政治家になるまでの、秘書と傀儡の話かと思ったら、 予想の先をゆく、人間の本質に迫るようなミステリだった。 ページ数は多いがテンポ良くて飽きさせず、人間の業を描きつつ、底が見えないストーリィ展開だった。 おすすめ。 | ||||
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読み終わって、率直に面白かった! 私自身も親に支配されていた経験があるため、清家一郎の「見くびるな」という視点に共感してしまった。 大人が子供を洗脳することはよくある話のように思えるが、大人達は最後にしっぺ返しに遭うこと肝に銘じるべきだ。 弱きものをみくびってはいけない。 政治の話だけでなく、現代の子供への教育や虐待問題、パーソナリティ障害についても考えさせられる作品になっていると思った。 | ||||
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テレビで絶賛していたので読んでみたけれど、人物描写が雑だしストーリーに必然性がなく、まず結果ありきの展開と感じた。 | ||||
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人間の本質を描き出したいというテーマとストーリーテリングは秀逸。惜しむらくはストーリーに贅肉がなく、登場人物も読者を誘導したい方に演じているのが分かり易いので、読中に消去法的に結末が導ける点と、描きたい対象が人間の本質ではなく、いわゆる自己愛性パーソナリティ障害だということに恐らく著者自身が気付いていないであろうということ。ドラマや映画化の編集によってはそちらの方が傑作になるかもしれない。 | ||||
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作者の文章に惹かれた。 今後の作品を読みたいと思う。 清家さんの描写が少なかった気がする。内に秘めた物は何らか発酵して匂い出すと思うので読み手はそれをよみたかった。それを作者しか見てない。後半が△ | ||||
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予想の上をいく複雑さで登場人物が絡み合い、途中で人物の相関関係図をメモしたほど。 一気読みをできなかった私は続きを読む時には少し戻って復習・確認しながら読み進む。 文句なくとても面白く、読者の予想を上回るストーリー展開。 また最後まで読了するとより納得感が高まるタイトル。 お勧めです。星5つ。 | ||||
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結論!記載してある内容は、とても素晴らしい内容である。 私は若い頃、ある大物国会議員のボランティア活動に長年携わってきた立場からしっかりと本書を読ませていただいた。 最近、コロナ影響で国民の政治への関心が高まり政治家ネタが非常に受けている。 この物語の始まりの四国と言えば、高松高校から東京大学法学部卒業し、「君はなぜ総理大臣になれないのか」で有名になった若き政治家が先ほどの衆議院選挙にて当選し、日本中の話題となっている。 また、我々の記憶に新しい9月の自民党総裁選はマスコミや大半の予想をくつがえし、最後の最後で大逆転し岸田首相が総裁選を勝利したドラマがあった。 映画界では、2021年9月23日から田中圭、中谷美紀『総理の夫』という日本初の女性総理に就任する設定の映画が公開された。映画の内容もどんでん返しというストーリーである。 偶然と言えば、偶然だが... さて、本書だが冒頭でも申し上げた通り大変面白かった。長い間ボランティアといえどもリアルな政治の世界を少なからず知っている私がいうのだから間違いない。 物語は(ネタバレ注意)四国・松山の名門男子校で出会った清家と鈴木。 クラスでも浮いたいた清家が気になる鈴木は、映画を見ようとみんなで家に集まりすごく仲良くなる。 その場で突然、彼から「政治家になるのが夢だと聞かされる」。それを聞いた鈴木は、自分は清家のブレーンとなろうと、高校の生徒会長戦の作戦を考え始める。 恋愛で目標を見失いそうになる大学時代を終え、 見事代議士になった清家と政策秘書となった鈴木。 官房長官まで昇りつめ、親友と呼べる鈴木はその後もずっと清家の片腕として共に総理の座に手の届くところまできた。 そんな時、ある新聞の取材で記者の道上香苗が取材に来て、清家の出版した本の中に卒論のことが一文め書いてないことを疑問に思う。 清家の本当の姿に興味を抱き過去から調べ始める。清家も誰かに操られていたのか?裏で糸を引いている黒幕は? 物語は、過去と現在を行き来しながら展開していく。 登場人物一人一人が大変あやしい。誰が味方なのか誰が敵なのか。 一寸先は闇と言われる政治の世界、清家にとって謎の人物はどんな存在だったのか。誰が男を操っているのか。 本作は、人気作家である早見 和真先生の人生最高の傑作になるに違いない。またドラマ化や映画化と我々に夢を持たしてくれる作品で、かなりお薦めである。 | ||||
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