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漆の実のみのる国
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漆の実のみのる国の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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財政再建はいかに困難なのか。先人の苦労に思いをはせた。読後感は爽やかで読んでよかった。 | ||||
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非常に面白く勉強になった | ||||
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面白かった | ||||
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実に実に貧しい藩である米沢藩。民の暮らしを守るべく奮闘する上杉鷹山。しかし、西国諸藩の上質の櫨蝋の生産に追われ漆蝋の収益もままならず、火事、大飢饉など様々な不幸な要因により経済の立て直しはままならない。次第に疲弊していく彼の執政達。それでも、彼の理想は止まない。藤沢周平の遺作ともいうべき読み応えある感動作でした。 | ||||
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遺作で、最後の方は倒れながら書いていたようですね。 なので、終盤に行くほど、文章が急ぎ足になってきて、語彙も練ったものではなくなり、 本当につらい体で書いたのが文章から伝わってくる。 他の藤沢小説に比べると読みにくいのはそのせいだと思います。 | ||||
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藤沢周平の作品は客観性があり、評価・歴史感が片寄らず、なおかつ緻密な描写と読んでいて全く飽きが来ない。もう1年、2年健康で居てもらえればと思いました。 | ||||
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郷里米沢のことですから、地名や季節折り襟の感覚が肌身に滲みてよくわかります。それにしても、これだけ偉大な方が、大河ドラマにならないのは、キャラが地味でドラマチックじゃないからか?残念です。 | ||||
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武士の生活がよくわかります。藤沢は実在ものが面白いですね。久しぶりにいい歴史小説を読みました。 | ||||
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藤沢周平のファンなのでいろいろ読んでいます。きれいな状態の本で、気持ちよく読めます。 | ||||
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当世の社会事情に参考になります。上下巻で長いかと思いましたが面白くて読み切れそうです。 | ||||
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藤沢周平は短編もいいけど、中長編もドラマチックで面白い! 藩主の上杉鷹山はケネディー大統領も尊敬する日本人の1人として名前を挙げたことがあるとか! 今の不景気を乗り越える知恵は鷹山にも学べるところはあると思います! | ||||
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いつものことながら、最後まで気持ちよくお取引できました。ただ、マーケットプレース店は配送状況の確認ができないのが残念。 | ||||
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他のサイトでは考えられない価格と状態でした。益々ファンになりそうです。 | ||||
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今から300年も前に米沢藩は幕府による減俸、天候不順による不作、幕府事業への出費などで国中が貧乏に苦しんでいた。その時藩の心ある人々が真剣に立て直しを図る姿に感動した。財政悪化は今の日本と同じであるが、国会議員や官僚は保身ばかりで見苦しい。国会議員や官僚は全員この本を読み感想を国民の目に発表すべきだと思った。 | ||||
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藤沢周平作品は初めて読んだのだが、本作からは現代の社会と生きる人に対するメッセージが感じられる。 本作が出版されたのは1997年。 この年といえばバブルが崩壊し、90年代前半の好況が一転し不況に入り始めたころだ。 それから12年たった2009年でもその不況からは完全にはた立ち直っていない。 本作の舞台となった時代は、5代将軍綱吉のころの元禄バブルがはじけて全国的に不況傾向だったころだ。 作者は現代の不況と江戸時代の不況を重ねあわせていたのだろう。 最近のニュースをみるにつけ、「政治家がいかに自分のことしか考えていないか」ということを思わされる。 “政治とは国を富ませ、しあわせな日々の暮しをあたえることにほかならない” 作中で上杉治憲(鷹山)こう言っている。 本当の政治とは何なのか、いま日本人に何が求められたいるのかということを本作を読むことによって考えてもらいたい。 もちろん政治家だけでなく大衆も含めたすべてのひとが、だ。 そうすることが藤沢さんが人生の最後に残したメッセージに応えることになるだろう。 | ||||
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私の知っている上杉鷹山は、 藩政改革を見事に成し遂げた名君でした。 しかしこの本にある鷹山は、 藩の未来を憂い、民を想い、 改革に果敢に取り組む、なるほど 名君ではあるが、改革の成果は 思うように出ず、苦悩の生涯を送っている。 著者は、人間を人間臭く、見事に 描いていると感じた。 | ||||
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藤沢周平作品は短編を多く読んでいますが、この作品は少し他に比べ難しい。 貧乏藩・米沢藩の執政による藩政のお話しです。 いかにして藩に富をもたらし、謝金をしのぐか。 借金返済のために導き出した人材・能力・計画、 それに対する反感と現実。 重荷を背負う人間の心情もまた見所です。 男女の愛や家族愛などは殆どありません。 華美されがちな藩上部の苦悩と現実、代わりゆく時代に溺れる人物像が現れています。 難しいと感じつつも、読む内にどんどんはまっていきました。 最後まで書き終えることなく逝った、藤沢周平の遺作です。 彼の見てきた江戸時代を感じる事が出来る小説です。 | ||||
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