(短編集)
一茶
- 横領 (72)
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新品同様です。気持ちよく読めました。 | ||||
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人間としての小林一茶の新しい発見ができます。 | ||||
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俳諧師小林一茶の生涯を描いた作品。江戸に奉公へ出た15歳から65歳で亡くなるまでがつづられている。二万句をものし名が売れるものの、貧困から抜け切れない忸怩たる思いがひしひしと伝わるだろう。この当時の俳諧師は、芸術家というより、お手当てをあてにパトロンを探し求め旅する山師のような印象だ。 一茶も一つ間違えば野垂れ死の憂き目にあう、切迫詰まったその日暮らし。著者から生まれた一茶は、名句からの洒脱な印象とは随分と違う人柄だ。 生きるためにとはいえ、家族への情も見られない、結構、独善的で嫌なヤツなのである。 | ||||
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田辺聖子「ひねくれ一茶」(菊池寛賞)を読もうとしたら、難しい俳句の引用が多く、会話まで俳句調なので辟易してこちらを読んだ。こちらは普通の伝記小説で、一茶の生涯が簡潔に分かる。 | ||||
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小林一茶のことは2、3有名な句を聞いたことある程度でどんな人がわからず読みました。 一言でいうと暗い作品です。 自分の精神状態によってはかなり引っ張られるので読むなら気持ちが満ち足りた元気な時をお勧めします。 本の途中でいつ一茶の名が知れ渡るようになり今までがんばってよかったみたいな場面になるかと期待して読み続けましたが最後まで救いなく終わりました。 唯一よかったのはあの年になってもお嫁さんを紹介してもらえたことなのかも。 物を作る人の、作家と呼ばれる人には2種類あって、作品を作ることが好きだから作る人と、作らないと生きていくことができないから作っているという人に分かれる気がする。 一茶は生きていくために、表現しないと生きていけないからひたすら作っていた人なんだと思う。 そういう人はもうそれしかできないから才能なんて言われるけどすごく不器用だし生き辛い。 暗い話しなのに最後まで読んでしまった。 一人になった時のあの不安な気持ちに襲われる描写とかすごく良くわかるから読んでるのがつらくなるけどこの人の人生を見届けたいと思うようになってしまうのは、さすが藤沢周平だと思う。 人生で自分はまだやるべきことがある、必ず何かできるはずと思ってるのに現実を見つめないといけない年齢になっている。 いまちょうどそういう時期なのでこの作品はとても辛く刺さってきた。 人生ってなんなんだろう。 小林一茶は幸せだったんだろうか。 つらくても輝く瞬間があったからあのような句を残すことができたんだと思うけど。 でも生きているうちに社会的に認めてもらえなかったら意味がない気がする。 子孫がいてその人たちが自分が作った物で少しでも役に立ってると思えば浮かばれるのかな。 話し少しそれますが、一茶は野口整体でいう9種という感じがすごくする。 自分も9種があるので余計に読んでてわかるからしんどかったのかも。 まとまりない文章ですみません。 読んでからもう一週間以上経つのにまだ引きずってるので自分の気持ち整理するために書きました。 また数年してから自分のレビュー読み返そうと思います。 | ||||
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