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(短編集)

反社会品



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【この小説が収録されている参考書籍】
反社会品

反社会品の評価: 3.60/5点 レビュー 10件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

昔テレビで放送されていた世にも奇妙な物語

に通じる面白さがある。
個人的には『占領』『命の重さ』『のぞき穴』が好きです。
全編を通して人間のドス黒いところにスポットを当ててるような感じ。いい人、人格者なぞ登場しない。というか現実社会もこんなもんか。
反社会品Amazon書評・レビュー:反社会品より
4041045916
No.4:
(5pt)

我々をとりまく社会の問題を不思議な医者が俯瞰すると、こうなるのか!?。

書のタイトルからは想像だにできない7つの不思議な短編小説があった。
今までの医療小説としての久坂部タッチを残しつつも、ストーリーにスリルとサスペンスが加わり、そして官能的なタッチまでに七変化してゆくさまは驚きだった。
読むにつれ、読者の倫理観、社会観、人生観までもがジェットコースターに乗っている時のように振さぶられ、時として強い刺激を受ける。
もしかすると、もうひとつの進化した久坂部ワールドが、そこに見えているのかもしれない。
反社会品Amazon書評・レビュー:反社会品より
4041045916
No.3:
(4pt)

現代社会の抱える問題をユーモラスに治療

今、我々が直面する人口問題を反社会的な医師の視点で恐ろしくもユーモラスに表現している作品。全ての作品の展開に恐怖を感じつつも痛快にメスが入り、思いがけない意外な結末には驚きの連続です。考えさせられる作品でもありました。
反社会品Amazon書評・レビュー:反社会品より
4041045916
No.2:
(4pt)

個人的には「人間の屑」、「占領」、「のぞき穴」が好きだった

医療の未来や重いテーマを中心に描いた7つの短編集。

著者の創造力や発想が素晴らしく、どの短編も楽しめた。個人的には「人間の屑」、「占領」、「のぞき穴」が好きだった。

「人間の屑」は、生活保護の不正受給や病気による欠勤を悪とし、がんばった人が報われる社会を目指した新党の話。ネオ実力主義と呼ばれる社会がどんな社会で弱者がどんな仕打ちを受けるのか興味深く読めた。

「占領」は、超高齢化社会を迎えた2045年の日本において制定された高齢者優遇法。高齢者目線で作られた法律がどのような未来を作り出すのか、皮肉たっぷりで描かれていた。

「のぞき穴」は、女性器に特異な感情を抱いた男が医者になって犯したある罪の話。男の好奇心の先に何があるのか、最後まで楽しめた。
反社会品Amazon書評・レビュー:反社会品より
4041045916
No.1:
(5pt)

反社会品

久坂部センセイの短編・長編は欠かさず
読んでます。
 今回の短編集も医療界のウラ側をのぞき見るような
面白い作品です
 特によかったのは
「無脳児はバラ色の・・・」と
「のぞき穴」ですね。

次回短編集も期待してます!
反社会品Amazon書評・レビュー:反社会品より
4041045916

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