【久坂部羊】
反社会品
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認知症専門病棟の医師・三杉のもとに、元同僚で鳴かず飛ばずの小説家・坂崎が現われ、三杉の過去をモデルに「認知症小説」の問題作を書こうと迫ってくる。
外科医・三木達志は医療ミスを告白し、患者の遺族にみずから賠償金支払いを申し出た。
努力と競争を過剰にもてはやす「ネオ実力主義」が台頭し、働かないヤツは人間の屑、と糾弾される社会で、思いがけず病気になってしまった男。
「6,000万円ぐらい、命の値段としては高くもないだろう」外科医の才所准一は、大阪で海外富裕層向けの自由診療クリニックを運営している。
“嫁”の介護に不満を持つ老人(「寝たきりの殺意」)。豊胸手術に失敗した、不運続きの女(「シリコン」)。
『異邦人』『アルジャーノンに花束を』『変身』~ひと癖もふた癖もある医師たちが、名作を舞台に大騒動を巻き起こす。
在宅医療専門看護師のわたしは日々終末期の患者や家に籠る患者とその家族への対応に追われる。
後送「医師作家」だから書けるアイデアとリアリティがある――。人生相談の連載を持つ女性精神科医に届いた怪文書。
神戸の住宅地での一家四人殺害事件。惨たらしい現場から犯人の人格障害の疑いは濃厚だった。
認知症の父・茂一を施設から引き取ることを決めた矢部好太郎。家族の協力を得て自宅介護を始めるも、ままならぬことばかり。
現役の医師でもあり作家でもある著者が、満を持して取り組んだ「悪い医者とは?」を問いかける感動の医療長編小説。
優しかった兄が、三人もの自殺志願者を殺めた――。世間から極悪人と糾弾される村瀬真也。
意識不明の重体で運ばれた、横川達男。主治医の白石ルネは、延命治療は難しいと治療を中止。
区役所に勤務する愛子は、同僚女子の陰口を聞いたことがきっかけで、たびたび「発作」を起こすようになる。
病気を治すのは「善」か?著者渾身の医療エンターテインメント!離島の医療を学ぼうと、意気込んで「岡品記念病院」にやってきた研修医の新実一良。
「患者ファースト」のMR vs. 儲けしか頭にないMR大阪に本社を置く中堅製薬会社・天保薬品。
医者の診断ミスで妻を傷つけられた元新聞記者の松野は、“医療過誤”をテーマにしたノンフィクション執筆を思いつく。
誰より医者が、劇烈な疫病を望んでいるベストセラー『無痛』の続編にして久坂部羊、第五の問題作。書き下ろし990枚。
医者、患者、病気、医学部、医学研究、医療。生まれてから死ぬまで、人は病院と医者から離れられない。
その眼で患者と病を見つめてきた医師にしか描けないことがある。