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(短編集)
反社会品
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反社会品の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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まだ読んでいません。 | ||||
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に通じる面白さがある。 個人的には『占領』『命の重さ』『のぞき穴』が好きです。 全編を通して人間のドス黒いところにスポットを当ててるような感じ。いい人、人格者なぞ登場しない。というか現実社会もこんなもんか。 | ||||
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書のタイトルからは想像だにできない7つの不思議な短編小説があった。 今までの医療小説としての久坂部タッチを残しつつも、ストーリーにスリルとサスペンスが加わり、そして官能的なタッチまでに七変化してゆくさまは驚きだった。 読むにつれ、読者の倫理観、社会観、人生観までもがジェットコースターに乗っている時のように振さぶられ、時として強い刺激を受ける。 もしかすると、もうひとつの進化した久坂部ワールドが、そこに見えているのかもしれない。 | ||||
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医師が書く基本的に医療知識をベースにした7作の短編集。近未来から身近な話、ミステリー風から風刺的なものまでレパートリーが広く、文体も軽妙でサクサク読めます。 切ないラストの「無脳児はバラ色の・・・」や、高齢化社会を皮肉った「占領」、結末が予想できるものの残酷な「不義の子」、そして少しのユーモアと宮仕えの哀しさが描かれた「命の重さ」が印象的でした。 ただ、全体的に全編とも人の黒い感情を上手く絡めてますが、後味は良くないです。 | ||||
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本書は著者の専門である医学分野をベースにした、問題提起っぽい、SFっぽい、風刺っぽい、心霊風っぽい七つの短編から成っている。医学的知識や情報にやや頼り過ぎた感があり、また筋立ても既視感があり、風刺もあまりピ゚リッとしていなかったので、期待外れであった。なかでは「不義の子」が一番楽しめた。これは7編のなかでは最も先進性が乏しく、内容も双子兄弟の葛藤と妻の妊娠に対して弟を疑うという昔からあったようなパターンではあるが、医学的情報がうまくからみ推理性を盛り上げていて、面白く読ませてもらった。 | ||||
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”破裂”の作者はどこに行ったのだろうか? 作者には40代に書いた気持ちを忘れて欲しくない。切れ味の鋭い作品を望みます。書けなければ60を過ぎたのですから本職に専念してもらいたいです。 でも、軽すぎる作品集を世に出す出版社の方が良くないのでしょうね | ||||
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今、我々が直面する人口問題を反社会的な医師の視点で恐ろしくもユーモラスに表現している作品。全ての作品の展開に恐怖を感じつつも痛快にメスが入り、思いがけない意外な結末には驚きの連続です。考えさせられる作品でもありました。 | ||||
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医療の未来や重いテーマを中心に描いた7つの短編集。 著者の創造力や発想が素晴らしく、どの短編も楽しめた。個人的には「人間の屑」、「占領」、「のぞき穴」が好きだった。 「人間の屑」は、生活保護の不正受給や病気による欠勤を悪とし、がんばった人が報われる社会を目指した新党の話。ネオ実力主義と呼ばれる社会がどんな社会で弱者がどんな仕打ちを受けるのか興味深く読めた。 「占領」は、超高齢化社会を迎えた2045年の日本において制定された高齢者優遇法。高齢者目線で作られた法律がどのような未来を作り出すのか、皮肉たっぷりで描かれていた。 「のぞき穴」は、女性器に特異な感情を抱いた男が医者になって犯したある罪の話。男の好奇心の先に何があるのか、最後まで楽しめた。 | ||||
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するすると読めました。 「命の重さ」を読んでいて、「どっちかつーと、死亡例何人かってよりも、術後、病院通いしなきゃらならなくなった人の発生率」の方が重要な気がするんだけどなあ、と。まあ、死亡者数ってのは大変に分かりやすい目安だけど、「死ななきゃOK」って訳じゃないからなあ。 「のぞき穴」の内診描写は、そういう風になってるんだあ、とかなり真剣に読んでしまった。こういううんちくは面白い。 しかし、「エンシュア」は、まずい。相当不味い。甘けりゃ美味いって人以外には、かなり苦行に不味い。しかも服用後、胃がどすーんとみっちり重くなる感じで、常温で入れたのになぜ腹の中で冷える?と、いう感じになる。あれは「病に追い打ちをかける、栄養剤だ」と思う。 楽しみました。 | ||||
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久坂部センセイの短編・長編は欠かさず 読んでます。 今回の短編集も医療界のウラ側をのぞき見るような 面白い作品です 特によかったのは 「無脳児はバラ色の・・・」と 「のぞき穴」ですね。 次回短編集も期待してます! | ||||
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