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カード師
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カード師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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この作者の本ははじめて読みます。 話があっちへ、こっちへ飛んでいき、物語の輪郭をとらえるのが困難に感じて、読んでいるのが苦痛でした。1ミクロも面白くありませんでした。 まるでフランケンシュタインの顔面のような小説です。ツギハギだらけ。 ギリシャ神話の長い話もいらない、中だるみだし、尊師もいらない。そういう文章が始まりそうになると深いため息つくほど嫌でした。 私にとってはおおはずれ。 | ||||
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去年の冬、君と別れ がとっても面白かった中村文則。 奥深いマジックザギャザリングの世界でのプロデュエリストの話かと思いましたが全く違いました。もしかしてこの一言を言いたいが為に読み進めたのかもしれません。 毎度のことながら息を吐くようにネタバレをします。 あらすじ 心理学を熟知しタロット占い師やポーカーのディーラー稼業をしている主人公は、占いを心酔する資産家である佐藤の顧問占い師となる。闇カジノにディーラーとして潜入するも正体がばれ、法外な掛け金のポーカーに参加させられる。なんとかポーカーを乗り切るが、佐藤は主人公が本当の占い師ではないことに憤り殺そうとする。殺害を踏みとどまった佐藤は自分の反省を綴った手記を主人公に渡す。。。 あらすじを思い出そうとしてもうまくまとまらない。。。というのも、かなり話があちらこちらに飛んでいき、話題も悪魔、UFO、魔女狩り、タロット、ポーカー、心理学などなど小説というより解説じみた説明が挟み込まれるのでテンポが悪くなる印象。 誰もがいう通り、中盤のポーカーについてはめちゃくちゃ面白いので、徹頭徹尾ポーカーをメインに据えてもよかったのでは?と思う。ポーカーの成立確率とか数字で示すリアルと、悪魔やUFOの出現といった空想を両方同じ鍋に入れると無粋だと感じました。 新型コロナウイルスが急に本文に登場し、かなり浮いていたけれど、連載当時に流行り出したので唐突に含めたという。最終章はかなり場当たり的だなぁと思ったが、新聞連載のペースだとそうなってしまうのもやむなしかと。 去年の冬、君と別れはこの三分の一のページ数で凝縮されていただけにやや残念。 マジックザギャザリング、遊戯王も出てこないので本物のカード師とは言えない。 デュエルスタンバイ! | ||||
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オカルトとリアルが別々の話のように感じる。 山場のあるポーカーの場面は、カイジさながら中々の臨場感だけれども、あとから考えると話の筋とあんまり関係がない。 | ||||
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たまにテレビや雑誌上で吐かれる強気の言動、日本文学を背負っている風な物言いは、著者が単に芥川賞受賞者という一点を基盤にしている。普段から著者は「先生、先生」と芥川賞受賞作家としておべっかをつかわれる環境の中でものを言い、書いているのであろう。上げ底の賞は罪作りである。 帯に印字された「傑作」という評価は送り手の出版社に記載する権利はなく、評価は他者に委ねられるべきもの。自ら「名店」と名乗る土産物屋の軽薄な宣伝文句と同様の恥ずかしさ。 読まぬ者どもの「文学の不毛」に騙されるな。現在でも読むべき文学作品はこの作品ではなく、ほかに幾つもある。 | ||||
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