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凶刃 用心棒日月抄
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凶刃 用心棒日月抄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 1~20 1/2ページ
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良かった | ||||
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思っていたよりも早く届きました。 綺麗な状態で、気持ち良く読む事が出来ます。 | ||||
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本作の前三作との最大の違いは、短編集の形式を取っていないところです。本作は一遍であり、40の節に分かれています。過去の作品での用心棒仲間、細谷に関する話はところどころ、気分転換用に挿入されています。しかし、コミカルさも控えめで、むしろ笑えない内容です。最後の別れもあっさりです。 主筋は非常に複雑で、線を引いたりしましたが、すべての話を追うことが出来ませんでした。純文学でないので最後に作者が救ってくれるだろうとは思っていました。アガサクリスティー(の翻訳)のように人物別の註があってもいいんじゃないかとも思いました。 途中では前三作だけでよかったかなと思いましたが、最後には読み終えてよかったと思いました。読後の満足感がありました。 | ||||
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以前臭いがひどいものが違う業者から届いたので心配してましたが、多少色が変質してた以外は読むのにストレス無いので満足です | ||||
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又八郎、佐知、細谷、相模屋など、魅力的なキャラクターが物語を彩ります。一気に4冊読んでしまいました。 | ||||
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藤沢周平作品は面白いです。配送も迅速です、ありがとうございました。 | ||||
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延々と複雑なプロットを読まされている感じです。登場人物が多すぎて疲れました。それに前の3巻と様子が違い過ぎて爽やかなところが皆無です。 | ||||
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最後のものがたりは前三巻と違い淡々と進んでいく。主人公が用心棒では無く藩の役持ちだからだ。シリーズの最後としては良かった。 | ||||
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つまらなかったの一言。全体にダラダラした運びで飽きてしまった。そして吉蔵と細谷のその後の描き方の後味の悪さよ。特に細谷と妻の最後をあそこまで落とすひねた感じは何だかな。悲惨過ぎて、傑作である第一巻を汚している。佐知との別れしかり。もう少しさっぱりとした別れ方はないものか。藤沢作品全体に、故郷の風景の美しい描写や主人公の立派さに対して、女性に対してはラストが粘っこくいただけない。蝉しぐれしかり。いずれにせよ、吉蔵も細谷も愛しいキャラ。第一巻の好印象だけ残し、この巻は再読する日は無い。 | ||||
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最後に、又八郎と佐知の関係をわかりやすくまとめるために書かれた様な感じ。大きな話すぎて解説のための会話が多く、つまらない。この巻のみにあらたに登場する人も多くいるが、付け焼き刃のようであわただしい。 前作でそのまま終えて、あとは2人はどうなったのかなと読者が想像するというのでよかったのではないかな。無理矢理に落とし所を作ろうとしてしまった様な感じ。 | ||||
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用心棒稼業、今に例えれば、差し詰め私立探偵、でもこんなことは出来ませんよね。時代小説ならではでしょう。藤沢周平は、洋もの探偵に凝ったと聞くので、その面白さを、取り入れようとしたのでしょうか。主人公は故あって本稼業に身をやつすが、ペーソスにユーモア、それにシリアスな味に、淡い恋を添えて、終末を迎える。 | ||||
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まさに最後の数行に読者は晴れ晴れとした気分となる。 そして、まさに用心棒シリーズが大団円を迎えたことを知る。惜しくもあるが、深く納得して。 | ||||
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このシリーズは何度も読みました また読むでしょう | ||||
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1-3と読んでいけば無論、最終巻が気になるよね? 佐知(=魅力的な女忍者)との関係はどうなるんだろう??? しかし、読み進めていけば本シリーズの脇を誰が支えて誰が大事だったのかが分かるかと思う。それは佐知ではないんだな。もっと言えば主役・又三郎が大事なわけでもない。 このシリーズをおもしろくしているのは「脇役」。すれ違っただけの関係の端役。 そして、脇役の中の主役である 細谷と吉蔵、このふたりがいるからこそ『用心棒日月抄・1-3』はおもしろい。 藩の揉め事、そちらに重点を置いた本作は失敗作だろう。 「読んでもつまらないよ」、こう忠告しても1-3を読んだ人は本作を読むんだろうけどね。 気になるから。オレがそうだったように。 読んだら感想でも書いてちょーだいね。 | ||||
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藤沢周平の用心棒シリーズの第四巻でかつ最終作。 ちょっと前作読了から時間をおいてみたが、最終的に読了。 正直なところ、作品としてはいろいろな意味で限りなく失敗作に近いと思う。僕は藤沢のファンではないので、ファンの方には怒られてしまうが、「あばたもえくぼ」や「蓼食う虫も好き好き」との格言が当てはまる作品かな。まー、ファンにとっては作品が存在すること自体が大事なわけで、中身は二の次。僕にもその心理はよくわかる。 前作から15年経過したという設定は見事。巻末についている川本三郎氏の解説もこの作品の魅力を見事にまとめている。しかし作品の構成と展開は舞台設定の見事さには追い付かなかった。 まずplotが込み入りすぎているのだ。これは第二巻、第三巻にも当てはまるのだが、この第四巻はさらに込み入っているのだ。国元での出だしの部分はまだいいのだが、主人公が上京してからは、誰が誰と対立しているのかがよくわからないのだ。国元と江戸屋敷の対立関係が二重(三重か?)に錯綜しすぎていて、基本となる構図がよくわからなかった。注意深く読んでいると、前半からそれなりの布石やヒントが散りばめられているのだが、なかなかそれを整理しながら読み進めていくのは難儀だ。 後半ではこの錯綜した関係が一気に整理されて行くのだが、そのきっかけがいかにも安直というか偶然に依拠する部分が大きいのだ。これほどまでに偶然に依拠した展開が許されるのだろうか。結末も、その秘密は当事者の二人の胸に収められるだけということになるのだが、となるといったいここまで犠牲を生み出すほどの価値があった秘密なのだろうかという疑問すらわいてくる。 前作との継続性を出すために数人の人物が登場するのだが、彼らの本作品での役割もいかにも中途半端。最後のしめくくりもどうだろう。読者へのサーヴィスのしすぎではなかろうか。 ファンの方なら、もう一度、第一作から読み直して、別な楽しみを見出すのかもしれない。 | ||||
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快適な読書環境ができました。 | ||||
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気に入った作者なので、シリーズで呼んだのが良かったです!十分堪能しました! | ||||
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何年ぶりかで 読んたけど、やっぱり おもしろくて、読みごたえが あった ここ数年は、翻訳もの- アクション、 冒険小説、ミステリー など、手当たりしだいに 読み散らして いるが、 登場人物の 名前がアタマに 入らなく て、-北欧ものなど 特に- 何回も一覧 表を 見かえすことたびたびで 疲れる。周平さんものは、出だしのかきだし は、上手で これが各章に あるので飽きない。また 発行が 古いので安い。 今 文庫本 上下で 2,000円を超える ものが たくさんある。 本を読まなくなつた と良く聞くが、値段も その一因じゃないのか なあ。 | ||||
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藤沢周平さんの作品を初めて読みましたが読みやすい文章で次の展開が知りたくなるような書き方がいいですね。主人公は架空の人物なのでしょうが剣の達人で格好よくそこに絡む女性がみんな美人なのも楽しめます。ほかにも多くの作品があるので今後しばらくは退屈しないで済みそうです。 | ||||
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月日が流れた第4巻目、江戸に出てきても用心棒ではなくなっている又八郎。 おなかが出てきている又八郎と少し太ったらしい佐知。 なんともややこしく絡んだ事件の中でも、又八郎と佐知は愛し合っています。 将来的には佐知も国に帰り、尼になる…又八郎との縁が切れるわけではないのですね。 いつまでも若いままではないことを、又八郎も佐知も私たち読者も認識しながら、終わりを迎えます。 妻の由亀がかわいそう…3巻目まではその気持ちが常にありました。 けれども、現代とは違う江戸時代、ましてやお話の中のことです。 由亀は懸命に留守を守り、その後は武家の妻としてまた3人の子の母親として生きてきています。 「私ひとりを愛してください。ほかの女に気移りするのは嫌ですよ」といった言葉を由亀は発していないようです。 わざわざ言わなくても又八郎が浮気をするはずがないと思っていたか、江戸に親しい女性がいても やむを得ないと思っていたかはわかりませんが、由亀が又八郎に厳しい言葉を言っていない以上、 又八郎がきちんと心の整理ができるのならば、佐知が存在してOKだったのではないか…全4巻読んで ふとそんな感想を抱きました。 佐知がもしも身籠ったとなれば青江家の大問題になったでしょうけど、そうではなかった。 作者藤沢周平さんが由亀に、「この先亭主のことでおもしろくないことに出くわしても、ご案じ召さるな」 という優しいメッセージを贈られたような気もしています。 4巻通して素晴らしいお話でした。 少し時間をおいて、また読むとまた新たな感動に浸るのではないかと思い、楽しみにしていたいです。 | ||||
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