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雨を見たか: 髪結い伊三次捕物余話
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雨を見たか: 髪結い伊三次捕物余話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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中古とは思えないほどの品物で、とても気持ちよく読むことができました。ポストに届いていたので、外出中でも受け取ることができ助かりました。 | ||||
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龍之進が大人の世界に入り、他人の表と裏の顔を見て、成長していく姿がすがすがしい。 | ||||
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やはりなんと言っても髪結い伊三次はとても良いと言わざるを得ない | ||||
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宇江佐先生のあとがきにあるとおり、 龍之進を成長を中心とする青春潭。 前作に続く方向転換第2弾です。 伊三次とお文の主人公二人は脇役にまわっています。 特にお文の出番が減っていて、 そこは面白くないなあというのがファンの声じゃないかと思います。 15歳の龍之進は見習い組の一員として、 大志を抱き、悩み、笑いあう。 まだまだ一人前の男ではありません。 本格的に悪に立ち向かう訳でもなく、 恋に身を焦がすこともありません。 まだ子どもとして宇江佐先生は龍之進を描いています。 あとがきに 「次の物語に繋げる大事な一冊だ」とある。 そう、本書は映画「スターウォーズ」シリーズのエピソード5みたいな、 次の大きな物語への序章、第一話なのかもしれません。 伊与太と茜の成長も楽しみだし、 作者の視点の暖かさを楽しめる一冊です。 とはいえピカレスクな香りがホントになくなって、 そこは無い物ねだりというものでしょうか。 | ||||
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今まではただ単に世間を騒がせているだけだった「本所無頼派」が、人を殺めた。 「八丁堀純情派」の6人は犯人探求に乗り出すが、彼らの前に権力の壁が立ちはだかる。 一方伊三次は、伊与太の成長を楽しみにしている反面、成長していく不破龍之進との 関係が微妙に変化していることに気づいて、複雑な思いを味わっていた・・・。 表題作「雨を見たか」を含む6編を収録。髪結い伊三次捕物余話シリーズ7。 「このシリーズも世代交代か?」と思わせる内容だった。伊三次があまり活躍しない分、 「八丁堀純情派」の面々が江戸の町を守るため奔走する。不破龍之進、緑川鉈五郎、 春日多聞、西尾佐内、古川喜六、橋口譲之進、みな個性豊な人物ばかりだ。性格や考え方は まるで違うが、6人がひとつになったときは素晴らしい力を発揮する。だれひとりとして 脱落することなく、このまま成長してほしい。ただ、読者のひとりとして、このまま脇役的な 存在になってしまうとは思わないが、もともとの登場人物、伊三次、不破友之進、緑川平八郎 らのさらなる活躍を期待したい。シリーズ6の時と同様、この作品では時の流れを強く感じる。 できれば、本来持っている魅力を失うことなく、このシリーズがずっと続くことを願っている。 | ||||
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龍之進の成長ぶりがたくましく、脇役となってしまった父、友之進との描き分けが面白い。 読み続けてきた者ならわかるお文の心根。 その強気の性格が変わりつつあるのだが、行間に隠しているのも上手い。 幼い子供たちの掛け合いも微笑ましく、飽ずに一気に読み終えてしまった。 登場人物が増え過ぎて、不安を感じていた前作から一年半。 伊三次の活躍は少ないが、より大きな事件を乗り越えるための変革期なのだと思う。 | ||||
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とてもたおやかな感覚で描かれている江戸の情緒が素晴らしい。髪結い伊三次とお文の生活はささやかで、とても温かい。そんな日常のほんの些細な出来事に静かな感動を覚えさせられる。江戸時代には人情が満ちあふれ、人々は豊かな生活を送っていたのだ。この本に触れてみて、改めてそう感じた。 | ||||
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