ブラフマンの埋葬

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評判

ブラフマンの埋葬の評価:

3.96/5点 レビュー 75件。 D ランク

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平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全150件 141〜150 8/8ページ
No.10
(2pt)

小川洋子の基の文体

「妊娠カレンダー」「偶然の祝福」「薬指の標本」など
小川洋子の主たる文体に戻りましたね
「博士を愛した数式」「貴婦人Aの蘇生」を面白い人には無理
あと、犬好きでないと苦しいものあり
小川洋子はもともと犬をよく登場させていたけど
犬みいな動物を作り上げてしまいました
架空の町は「ホテルアイリス」でもお手の物だし
生活臭が無い世界も「薬指の標本」で試してる
ただ、これまでと違い男性を主人公にしているので
女のどろっとした(失礼)妖気が消えて弱々しい話になってしまった
ブラフマンの埋葬 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)より
4062756935
No.9
(2pt)

小川洋子の基の文体

「妊娠カレンダー」「偶然の祝福」「薬指の標本」など
小川洋子の主たる文体に戻りましたね
「博士を愛した数式」「貴婦人Aの蘇生」を面白い人には無理
あと、犬好きでないと苦しいものあり
小川洋子はもともと犬をよく登場させていたけど
犬みいな動物を作り上げてしまいました
架空の町は「ホテルアイリス」でもお手の物だし
生活臭が無い世界も「薬指の標本」で試してる
ただ、これまでと違い男性を主人公にしているので
女のどろっとした(失礼)妖気が消えて弱々しい話になってしまった
ブラフマンの埋葬 Amazon書評・レビュー: ブラフマンの埋葬より
4062123428
No.8
(4pt)

タイトルが絶妙

デビュー以来作り上げてきた無機質、静謐でいながらも読むものの心を温かくする小川洋子の世界が味わえる秀作。
主人公と生活をともにする謎の生き物ブラフマン。ブラフマンとはサンスクリット語で「梵」を表す言葉で宇宙的真理を表す。アートマン(個我)はこの梵から生まれたとされている。
まさに小説では、ブラフマンという生き物と過ごした時間の中で、主人公が自分自身を見つめていく過程を描き出していて、タイトルのつけ方とストーリーのマッチングが絶妙だ!
ブラフマンの埋葬 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)より
4062756935
No.7
(4pt)

タイトルが絶妙

デビュー以来作り上げてきた無機質、静謐でいながらも読むものの心を温かくする小川洋子の世界が味わえる秀作。
主人公と生活をともにする謎の生き物ブラフマン。ブラフマンとはサンスクリット語で「梵」を表す言葉で宇宙的真理を表す。アートマン(個我)はこの梵から生まれたとされている。
まさに小説では、ブラフマンという生き物と過ごした時間の中で、主人公が自分自身を見つめていく過程を描き出していて、タイトルのつけ方とストーリーのマッチングが絶妙だ!
ブラフマンの埋葬 Amazon書評・レビュー: ブラフマンの埋葬より
4062123428
No.6
(4pt)

言葉の使い方のとぎすまされた1冊

ブラフマンという言葉や文章の端々に宮沢賢治的な無国籍な匂いのする本です。
夏の初めにやってきたブラフマンは体中ひっかき傷だらけで、抱き上げた時に彼だとわかった。
言葉の使い方がとぎすまされていて、うまい人だなあと思いました。
主人公は創作者の家といわれる芸術家の集まる家の管理をしていますが、
それぞれの人たちとの関わりもあっさりとしていて、思いこみが深くないところがいいです。
楽しく読めた小説ですが、何故かはわかりませんが、読み終わったあとに、
この人の本をもっと読みたいという欲求にかられることはなかったです。
なにが物足りないのかはわからないので星は4つで止めました。
ブラフマンの埋葬 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)より
4062756935
No.5
(4pt)

言葉の使い方のとぎすまされた1冊

ブラフマンという言葉や文章の端々に宮沢賢治的な無国籍な匂いのする本です。
夏の初めにやってきたブラフマンは体中ひっかき傷だらけで、抱き上げた時に彼だとわかった。
言葉の使い方がとぎすまされていて、うまい人だなあと思いました。
主人公は創作者の家といわれる芸術家の集まる家の管理をしていますが、
それぞれの人たちとの関わりもあっさりとしていて、思いこみが深くないところがいいです。
楽しく読めた小説ですが、何故かはわかりませんが、読み終わったあとに、
この人の本をもっと読みたいという欲求にかられることはなかったです。
なにが物足りないのかはわからないので星は4つで止めました。
ブラフマンの埋葬 Amazon書評・レビュー: ブラフマンの埋葬より
4062123428
No.4
(5pt)

謎は謎のままに

やっぱり気になった。最後までブラフマンって何なんだろう?って。
初めは犬かな、いやリスかもしれない。犬やリスは潜水は得意ではないはず。
ならば水棲動物。ビーバーかな。ビーバーの生態なんてよく知らないし。
と、堂堂巡りをしながら、登場人物のなかで誰一人「それは何?」などと
質問したりしないことにやっと気が付いた。
 著者は意図的にブラフマンの正体を隠しているのです。
ブラフマンと命名する時の僕と碑文彫刻師の会話の中に答えは出ている。
謎は謎のままでいいではないか。
この作品は時間も場所も霞がかかったようにぼんやりしている。
自動車もファクスもあって現代のようで何故かレトロな雰囲気が色濃い。
場所も国内のようでいて石棺がごろごろ並んでいる景色はどうも日本とは
思えない。登場人物にも謎が多い。主人公の僕からして年齢不詳、前歴
不詳。
 この時空を超え場所を越えたところに、この物語のきらきらと輝く幻想的で
柔らかなそしてはかなげな静謐と哀しみが成立しているのです。
タイトルで予告されているとおりあっけなくブラフマンは死んでしまう。
その埋葬に立ち会う人物の選定が絶妙です。僕、碑文彫刻師、レース編み
作家そしてホルン奏者。石棺に納まりレースを纏いホルンの音に送られる。
まるで中世ヨーロッパの貴族の葬列のような荘厳で様式美をたたえた雰囲気
ではありませんか。
 世評高く感動的でアイデアの勝利でもあった前作『博士の愛した数式』と
本作を比較することはほとんど意味のないことです。
個人的嗜好からいえば『博士・・・』より本作に一票を投じたい。
 読者ひとりひとりが自分のブラフマンを心に育てていけばいいのです。
再読に耐えるいや何度でも新しい感動を得られる傑作です。絶賛します。
ブラフマンの埋葬 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)より
4062756935
No.3
(5pt)

謎は謎のままに

やっぱり気になった。最後までブラフマンって何なんだろう?って。
初めは犬かな、いやリスかもしれない。犬やリスは潜水は得意ではないはず。
ならば水棲動物。ビーバーかな。ビーバーの生態なんてよく知らないし。
と、堂堂巡りをしながら、登場人物のなかで誰一人「それは何?」などと
質問したりしないことにやっと気が付いた。
 著者は意図的にブラフマンの正体を隠しているのです。
ブラフマンと命名する時の僕と碑文彫刻師の会話の中に答えは出ている。
謎は謎のままでいいではないか。
この作品は時間も場所も霞がかかったようにぼんやりしている。
自動車もファクスもあって現代のようで何故かレトロな雰囲気が色濃い。
場所も国内のようでいて石棺がごろごろ並んでいる景色はどうも日本とは
思えない。登場人物にも謎が多い。主人公の僕からして年齢不詳、前歴
不詳。
 この時空を超え場所を越えたところに、この物語のきらきらと輝く幻想的で
柔らかなそしてはかなげな静謐と哀しみが成立しているのです。
タイトルで予告されているとおりあっけなくブラフマンは死んでしまう。
その埋葬に立ち会う人物の選定が絶妙です。僕、碑文彫刻師、レース編み
作家そしてホルン奏者。石棺に納まりレースを纏いホルンの音に送られる。
まるで中世ヨーロッパの貴族の葬列のような荘厳で様式美をたたえた雰囲気
ではありませんか。
 世評高く感動的でアイデアの勝利でもあった前作『博士の愛した数式』と
本作を比較することはほとんど意味のないことです。
個人的嗜好からいえば『博士・・・』より本作に一票を投じたい。
 読者ひとりひとりが自分のブラフマンを心に育てていけばいいのです。
再読に耐えるいや何度でも新しい感動を得られる傑作です。絶賛します。
ブラフマンの埋葬 Amazon書評・レビュー: ブラフマンの埋葬より
4062123428
No.2
(4pt)

やわらかく、うつくしい、世界の話

『博士~』との比較は酷なのですが、最後にここちよい余韻が残る美しい作品です。ある日捨てられたイキモノを拾う「僕」、ブラフマンと名づけられたそのイキモノと僕との短く、かつ、温まる日々の話です。ブラフマンの描写が秀逸。とはいえ、ブラフマン、君は何者なの?
ブラフマンの埋葬 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)より
4062756935
No.1
(4pt)

やわらかく、うつくしい、世界の話

『博士~』との比較は酷なのですが、最後にここちよい余韻が残る美しい作品です。ある日捨てられたイキモノを拾う「僕」、ブラフマンと名づけられたそのイキモノと僕との短く、かつ、温まる日々の話です。ブラフマンの描写が秀逸。とはいえ、ブラフマン、君は何者なの?
ブラフマンの埋葬 Amazon書評・レビュー: ブラフマンの埋葬より
4062123428