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アムリタ
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アムリタの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 41~45 3/3ページ
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妹とか、母とか、恋人とか、自分に対する 温かい気持ちが湧き上がる不思議なお話です。 吉本ばななの書く女の子はだいたいいつも 感受性が強くて、しなやかで、わたしの憧れですが、 このお話の主人公もまさにそのタイプです。 ほんとに、心がうるおう、素敵なお話だと思います。 | ||||
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島へ行き、海岸で、彼女の歌う歌。大津島という島があってそこで海に手を入れようとして、なんだか出来なかった。水の中に人の魂を感じる様で・・・というと霊的かもしれないけど。このシーンが頭に浮かびました。空から、海から、圧倒的に鎮められる魂がやってくる。空気の、圧倒的なもの。言葉では言い表せないもの。どんな年齢層の人も、同じ様に抗えないちからで失われていったいのちとか、もっといい表せないおおきな空気、感じ取れたら。「アムリタ」を読む度、日常のニュースに触れる度、日本人は、海外がどうの、というより先にもっと日本の過去を知らなければ知ることから始めなければいけないのでは?と思ってしまう。 | ||||
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ひさしぶりにばななワールドにどっぷり浸かってしまいました。吉本ばななさんのあの不思議な雰囲気のある文章によって、自分の周りの空気がどんどん澄んでいく感じを覚えました。またこの作品のテーマが独特!特別な能力を持っているわけではないんだけど誰にでもある、例えば電話が鳴ってあの人かな?って想像したらその通りだったとか、特定の人のことをずっと考えてたら偶然その人と会ってしまったとか、そういうことをテーマにしてるもんだからそういう経験あるっていう人はどんどん引き込まれていってしまうと思う!(その他死とか霊の世界とかも絡んでくるから話の内容はもっと高尚なんですけど。)またそういう非化学的なことは信じないわ!って言う人も文章が描き出す風景がきれいできれいでしょうがないからはまっちゃうと思いますね!ようするにまだよんでいない人はよんでみるべきってことです。ただ最後に水をさすようですが、あの回りくどすぎるような情景描写にん?ってくる人には眠くなっちゃうかもしれません。 | ||||
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マンガと違って映像の無い小説はどれだけ読者を惹きつけることが出来るか、それがその小説の良し悪しを左右し、そしてそれに必要なのが「距離感」であると、私は(勝手に)思っている。 そしてこの「アムリタ」は、小説家として成熟する一歩手前の未熟さ・危うさが、作者が元々持つ距離感とあいまって、一見違和感を感じそうなオカルト的な内容を読者の「日常」に近いラインまで引き込ませることに成功していると思う。(これは作者と作中人物の朔美の不完全であるところでのシンクロの妙でもあると思います) 「オカルト」はオカルトでなく、「日常」は日常で無い。意外なようで実は真実であるようなことを、こんなにリアリティをもって感じることが出来るのはこの本だけでは、と思うのは私だけでしょうか。 | ||||
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区切りがわりとある話しなので、気持ちに余裕を持って 読むことが出来ます。 吉本ばななの、独特な表現方法は 分かるようで分かる、どういうことかを解釈して口に出すことは出来ないけれども、頭ではなく、気持ちで 同意できるような表現が、耳慣れなくて新鮮であり、また 独特でした。 フランス映画を見ているときのように、少し心がふわっとしたような気持ちで読めました。 | ||||
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