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アムリタ



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【この小説が収録されている参考書籍】
アムリタ(上) (新潮文庫)
アムリタ(下) (新潮文庫)

アムリタの評価: 4.20/5点 レビュー 45件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全35件 1~20 1/2ページ
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No.35:
(5pt)

文庫版あとがきを読んでほしい

定期的に欲するばななさんの本。

魂が洗われる思いがする。いつも、いつも。

日常の中に散りばめられた止められない「諸行無常」ともいうべき時の流れ。

苦しみや痛み、哀しみを抱えながらも「生きていくこと」

そういうことを味わいながら読んだ。

文庫版あとがきを読んで、腑におちた。
なぜばななさんの本を欲するのか。

生きるエネルギーを与えてくれてありがとう。
あなたの本に救われているひとは、たくさんいます。
アムリタ(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アムリタ(下) (新潮文庫)より
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No.34:
(5pt)

面白かった

上下共に読み進めたくなる内容で面白かったです。自分が過ごしている日常が尊いものだと改めて思いました。
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No.33:
(4pt)

超能力とかをどう受け入れるべきなのか分からない

事情があって最近ずっと女性作家が女性の立場で書いている本を集中的に読んでいるんですが、この本は超能力とかが普通に出てくるので、僕にはちょっと苦手な本。というか、ふと小説の世界から追い出されてしまうんだよね。「そんなことあるわけないだろ」とか思ってしまうと。村上春樹ぐらいファンタジーとして書いているのならファンタジーとして受け入れられるんだけど。
それ以外は登場人物も面白いし、超能力とかを受け入れられる人たちにはおすすめできるかも。それとも女性にはこういうものを受け入れられる素地があるのかなあ。女性を理解するには、こういうものも受け入れるべきなのか? 僕には分からない。
みなさんはどう読んでいるんだろう。こういうものがある世界観を現実に受け入れているのか、架空のお話として割り切って読んでいるのか。
アムリタ(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アムリタ(上) (新潮文庫)より
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No.32:
(5pt)

私の心の保湿剤

心のバランスが乱れたときに読みたくなります
言葉が、文章が、心のささくれに染み込んでるような、読んだ後は自分が正しい場所に戻ったような感覚になります
何度も読んでるのに毎回のように『あれ、こんな文章あったっけ?』って思ってしまう、不思議な小説です
引っ越す時、旅に出る時、持って行く一冊
ついに電子書籍も買っちゃいました
いつでも読めて便利
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No.31:
(5pt)

面白い

上手に表現できませんが、日常になんとなく言葉ではなく肌で、感じていた感覚を文章にしてくれている気がします。
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No.30:
(4pt)

「50を過ぎたおっさんが吉本ばななさんでもなかろう」と自嘲する自分もいるのですが。

この著者の小説は、たましいの物語、つまり、人の心の深い部分のありようを描き出したものなんですね。

非科学的・非合理的な話がたくさん出てくるので、若いころは好きではなかったのですが、50歳を超えて、あらためて読んでみると著者の伝えようとする何かが違和感なく胸に沁みてくる感じがありました。

「50を過ぎたおっさんが吉本ばななさんでもなかろう」と自嘲する自分もいるのですが。
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No.29:
(5pt)

本当に素晴らしかったです

よしもとばななさんの本の中でも傑作だと思いました。人の苦しみ、悲しみ、真実がたくさん書いてあった。生きるということに、勇気を与えてくれる。アムリタ、凄い本です。わたしはどうしようもなく落ち込んでいて、テレビもラジオも音楽も、どんな芸術も受け付けないとき、ばななさんの文章だけは読めたりします。読んだあと、元気になれます。救われています。ほんとうに、ばななさんの作品がある時代に生まれてよかった。大好きです!
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No.28:
(5pt)

稚拙であるという事は、なんて温かく愛しい表現方法なんだろう。

これを読んでる最中、
これを想ってる最中、
これを読み終わった今。

とても温かい気持ちで満たされて。

一貫して、何か何かが繋がる色を見た。
対象は人であり、モノであり、精神世界の海であり。

ただのなんでも無い一文を見て、
どうしてこんなに繋がりを感じることが出来たのだろう。

著者はあとがきの一番最初で

    稚拙な小説ですが、嫌いになれません。

こう書いていた。

これが稚拙であるならば、
稚拙であるという事は、なんて温かく愛しい表現方法なんだろう。
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No.27:
(5pt)

下巻マスト

吉本ばななの最高傑作だと思っている。
非日常の日常を描いた作品。

手にしてはコボレ、
コボレてはまた手にしていく
砂の様な人生の絶対的なはかなさが持つ美しさ。
日々生きていく力は何よりも強いのだ。

作者あとがきのメッセージは人生に
もがき苦しむ人々の救済にもなり得る。
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No.26:
(5pt)

傑作であることに間違いはない

1ヶ月以上前に読んだのに、いまでもあらすじを覚えてる。にもかかわらず、レビューが書きづらい。
 アムリタ という言葉の意味が、ずっと気になって仕方がなかった。神様が飲む水。生きていくっていうことは、ごくごくと水を飲むようなもの。

朔美&竜一郎を中心に、さまざまな人間模様が。 サイパン旅行で、戦死した日本軍の霊に苦しめられる。霊能力者させ子と出会い、その歌声に癒される。
この本では、朔美を含む霊感の強い人が登場します。霊の存在が、現実世界に生きる人間にどうかかわってるのだろう。
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No.25:
(4pt)

アムリタ

上巻をセールで購入しましたが、結構面白いので続けて下巻を購入しました。作者の本は初めてですが、読んでみるもんですね。
これからも期待します。
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No.24:
(5pt)

ばななワールド

20年以上前、吉本ばななさんのTSUGUMIを愛読していました。しばらく離れていて、今回Kindleのセールをきっかけに久しぶりに手に取ってみました。久しぶりにばななワールドにはまりました。やはり心を揺さぶられますね。最近の作品もこれから読むつもりです。主人公はやはり歳を重ねているのでしょうか。これからもばななさんの素敵な作品を楽しみにしています。
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No.23:
(5pt)

素敵な家族の物語

主人公がとっても周りの人が好きなのが、すごく羨ましくなりました。主人公は、まだ未婚だからかも、しれないけれど、彼女が弟を想う気持ちは、私の子供に対する想いと重なりますが、自分の親や兄弟の事は、そこまで愛おしいとは、思ってないかな。でも、他人でも家族になれる、という節、なんとなくわかります。私は、他人とは同居してませんが、身近にいるお友達やご近所の人と触れ合う方が、家族より気持ちが通じるな、と思う時があるからです。そんな時は、周りの人に恵まれているな、と思いますし、また、主人公も周りの人に恵まれて、幸せなんだな、素敵だな、と思います。ただ、最後の方に彼が浮気したのに、あっさり許してしまう所、残念です。
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No.22:
(5pt)

小説って感じです

夢なのか現実なのか、わからないような、でも事実だったら、1つだけでも大騒ぎしているような事がゴロゴロ登場するのに、緩やかなに流れるように、お話が進んで行くのは、さすが小説。気楽にさっと読めました。(下)は、これから読みます。楽しみです。
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No.21:
(5pt)

心が澄みわたるような本

いつもばななさんの本は読んでいますが、何度繰り返し読んでも心が静かになって洗われるようです。
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No.20:
(5pt)

繊細さの極み

よしもと(吉本)ばななさんの作品には、すべて繊細さの極みが描かれていると思う。
作品を読むと、作者自身がどれだけ繊細な感性を持っているかがわかる。
それは、読み手である私自身もそうであるからだろう。
それほど繊細でない人が読むと、ただ不思議な雰囲気の、何が言いたいのかわからない小説に思えるかもしれない。

この小説を読もうと思っている方は、ぜひこの新潮文庫版「アムリタ」を手にとって欲しい。
「文庫版あとがき」には、よしもとさんがこの小説を書いていた時のバックグラウンドで、どれだけ心が沈んでいたかということ、そしてそういった心を救ってくれるのは、日常のひとつひとつの小さなことであると書いている。

私自身、この小説に書かれている主人公の思っていることにとても共感した。
ここには、繊細な人間によって描かれた、繊細な人間の日々おきる出来事に対する感じ方が書かれている。
「共感」することで、自分の心にある暗い部分が慰められ、希望にさえ変わるのだ。
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No.19:
(4pt)

自足

非常に自足した小説だという印象を受けた。
 内容は、常識的には疑わしいオカルトなものとも言える。だがおそらく、分からない世界に対して第六感的に通信するというのは自足した表現として適切でもあるのだ。
 作者自身も、これは稚拙だと言っている。意味不明なことも多い現実世界に理性的に頭を突っ込めば、多分こんなに自足は出来ないのでないか。
 それが出来ればもっとすごい作品になったろうが、これはこれで完成しているのでいいのだろう。
 取材して理性的になると、より責任も増すだろうから。
 最後の方は少し感情が浮きすぎているようにも思えるが、不快ではないので全体的には好きになれる作品だった。
アムリタ(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アムリタ(上) (新潮文庫)より
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No.18:
(4pt)

「日常のもつ力」を知りました

「アムリタ」という話ではなく、
私は「吉本ばなな」が好きなんだろうな、と思いました。

生きることはごくごくと水を飲むようなもの。

「異常な日常」を設定に、「日常を営む奇跡」をうたった物語。

わたしたちには無意識のうちに、刻まれていく記憶がある。
思い出さないだけで、記憶は生き続ける。死ぬまで。

人はいろんなことを考え、いろんなことを経験し、
なんだか難しい顔をしながら生きていくけど

結局は凡人も超能力者も、誰もが
食べたり、寝たり、お風呂に入ったりして生きていき、

そして案外と
タクシーの運転手さんとの会話で、人の心は晴れたりもする。

吉本ばななが描いたのは、そんな「日常のもつ力」でした。

主人公は母と、義弟と、母の友人と、いとこの5人の同居暮らし。
父と妹を亡くし、主人公は記憶をなくし、弟は不思議な力を手にする。
「半分死んでいる」主人公は、「生きること」の幸福を感じとっていく。

少しだけスーパーナチュラルな要素がはいりますが、
それはあくまで設定材料なだけで、
作者が伝えたいことは
そんな表面的なことではないので、私はあまり気になりませんでした*
アムリタ(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アムリタ(上) (新潮文庫)より
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No.17:
(4pt)

大事にしたい本

読書中、私は沢山のぺージにしおりをはさんだ。
あとでメモしておこうと思って。
あとがきには、とても辛い時期に書いた作品だとあった。
わかると思った。
人の死や生きることや生き方について、何度も何度もいろんな言葉で書かれていた。
妹を失い、頭を打って記憶を失い、また思い出し、海外へ行ったり・・・妹の恋人や父の違う弟、海外で出会う人々、イトコや母親の友達と同居したりと、たっくさんの素敵な人達が出てくる。
でもそんなに多くのことは語っていない。ただただ、生きようとする本。
アムリタ(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アムリタ(上) (新潮文庫)より
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No.16:
(5pt)

不思議な印象

一緒に住んでいる人達との
関係はどこか複雑で不思議で
非日常的な出来事が起きている。
だけどすんなり読み込めて
すごく心に残っていく。
自然が感じられるんだけど
壮大に描かれているって感じ
ではなく.どこか暗く不安な面も
不思議な作品だが.あたしにとって
ときどき読み返したくなる一冊
アムリタ(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アムリタ(上) (新潮文庫)より
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