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(短編集)

亜愛一郎の狼狽



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【この小説が収録されている参考書籍】
亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)

亜愛一郎の狼狽の評価: 4.20/5点 レビュー 35件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全35件 1~20 1/2ページ
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No.35:
(4pt)

亜の魅力が光る気の利いたミステリ短編集

密室ミステリを紹介した本に、当短編集の「ホロボの神」が推されていたのが読むきっかけでした。
ミステリ界の有名探偵はどうにもルックスが悪い人物が多いのに、亜愛一郎(あ・あいいちろう)は今で言うイケメンらしいという話も聞いており、そちらにも期待して(笑)。
当初は亜の印象が薄かったのですが、3~4話読んだら徐々に「オモロイ奴や」と分かってきました。
事件の真相に関して何かひらめくと「白目になる」とか。

彼の着眼点や思考回路は凡人とはかけ離れていて、他の登場人物や読者には何がなんだか分からないことを口走ったりしますが、最後には不可解な事件もスッキリ謎が解け、物語のあちこちに巧みに伏線が張られていたことに気づきます。
この亜独特の「解法」が肌に合うかどうかで、当短編集の好みも分かれると思います。
私は超ハマったというほどではありませんが、普通以上には楽しめたので、この後に続く「亜愛一郎の転倒」「~逃亡」も読んでみたくなりました。
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4488402143
No.34:
(5pt)

これから読む人は

推理小説として読んではいけません。現在では成立しないであろうトリックが満載です。
エンタメ小説として読むといいかもしれません。
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No.33:
(4pt)

読みやすい

主人公が同一の短編がいくつか。
あっさりしていて読みやすい。
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No.32:
(3pt)

灰色の脳細胞以上かも

ポワロ以上の推理力。ありえない。主人公の魅力もいまいち伝わってこなかった。
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No.31:
(3pt)

むかし読んだ時はおもしろいなあと思ったけど・・

むかし読んだ時は感激したけど、再読したらそれほどでもなかったって本・・結構ありますよね。
ホームズとかブラウン神父とかE・A・ポーの作品なんて何回読んでも感激するけどなあ・・
そりゃあ超有名な古典作品と比較するのは酷だとは思うけど、正直な感想です。
あの異国の地の文化や人物や雰囲気が単に好きなだけなのかもしれないですね。
むかしから海外の翻訳ものが好きなんですよね。
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No.30:
(5pt)

一夜ファルスの饗宴に浸りたい方へ

所謂「奇妙な味」系統の和製作品では逸品中の逸品。多様な顔を持つ泡坂妻夫さんの真骨頂。合わない人には「なんだ?これ?」と思わせるところに妙味ありですよ。
一夜ファルスの饗宴に浸りたい方。薦めます。
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No.29:
(4pt)

主人公が登場するまで、我慢が必要

トリックは今見ても面白いと思います。
文章はデビュー当時とあって、少々読みづらいところもありますが、
ページが進むごとに解消され、作者の上手さが出てきます。
1つ問題なのが、主人公が出てくるまでの間が、笑いナシ、ドキドキ感ナシなので、かなり退屈でした。
そこへ主人公が現れると、一気にテンポがよくなり面白くなるんですけどね。
ドラマ化するなら阿部寛さんでお願いします。というか見たいです。
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No.28:
(5pt)

魅力的な謎とエレガントな解決の最高峰

泡坂妻夫は社会派ミステリがミステリ界を席巻し全て塗り潰さんとしていた7、80年代、かろうじて黄金期の遺志を紡いで後世に伝えた希少なトリック偏重非社会派本格ミステリ作家の内の一人。彼らがいなければ島田荘司「占星術殺人事件」が静かなヒットを飛ばし市場を開拓し、綾辻行人「十角館の殺人」が新本格ムーブメントを開闢することもなく、現代様のミステリブームの気勢は大きく変わっていたかもしれない。
多種多様な魅力的な謎と、その全く意表を突かれるエレガントな解決、伏線のアイデアの連打と、亜愛一朗シリーズはその中でも最高到達点級に面白い。
計算され尽くした構築美という意味では至上の作品(先例があるかは寡聞にして知らずなのだが)である「ヨギ・ガンジーの心霊術 しあわせの書」は名作の域だと思うが、全体のクオリティという観点ではこの連作短編シリーズが最高傑作かもしれない。
話がシリアスになりすぎないのも良い。謎が魅力的なので、その解決が気になるということだけで物語の緊張感が生まれリーダビリティが維持される。一昔前の小説はどのジャンルでも、物語の前時代感というのは出てしまっていると思うが、トリック重視の短編は色褪せる部分がほとんど無い。

既に大成することが判っているので贔屓目に見る点があるにしても、デビュー作でこの本の一発目の「DL2号機事件」にミステリ作家としてのポテンシャルが内包されている。
この飛行機の爆破予告事件の犯人の動機は、身近だけれど意表を突かれるもので、こういうアイデアは誰しも人生でそういくつも出てくるものではないだろう。
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No.27:
(2pt)

主人公のキャラがありがち

トリックは面白いのに、
「ぼーっとしているが、面白くて金持ちな主人公」というキャラが受け入れがたかった。
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No.26:
(3pt)

最初の単行本について

1978年の幻影城社の単行本。

戦中・戦後間近じゃないんだから、文庫ならまだしも、単行本に、
何でこんなひどい紙を使ったんだろう。藁半紙といっても過言じゃ
無い。担当者の見識の無さを露呈していると思う。

幻冬社もクソみたいな面もあるが、こんな紙は使わないだけまだまし。
おいおい、”幻”しか一致していないけどね、
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No.25:
(5pt)

亜愛一郎のキャラが秀逸、作品も逸品ぞろい

本書は、まず、長身で容姿端麗、高級なスーツを着ているのに、運動神経が全くなくドジだという亜愛一郎のキャラクター設定が秀逸。
収められた作品も、奇抜な論理展開の「ⅮL2号機事件」、視覚的効果の鮮やかな「右腕山上空」「掌上の黄金仮面」、伏線の張り方が上手い「G線上の鼬」「ホロボの神」など逸品が揃っている。
本書は、日本で生まれたミステリ短編集の中では古今を通じても屈指、と言っても過言でないであろう。
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No.24:
(5pt)

今更ながら

ずいぶん前から読みたいと思いながらなかなか機会がなくようやく読了。
今の時代にはやや分かりにくかったり、成立しない部分もありますがそれは仕方ないかと。しかし、話の引っ張り方、伏線の巧みさは短編集としては白眉。特に「黒い霧」に関しては一読の価値ありです。

シリーズ三作読了しましたが本作、狼狽がベスト。
まあ本作を読まれた方は三作と亜智一郎も読まれるでしょうからどれがベストと決める必要もないですね。
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No.23:
(2pt)

ちょっと私にはわからなかった

この本が面白いという記事をとあるサイトで読んで、他に紹介されている本は面白かったので、これも期待して購入。
楽しみに読んだのだけど、このトリックで推理小説としてなりたつのか?という感じでした。
トリックは良いとして、亜の推理が漠然としていて??? いろんなことへの気付きはよいとしても、
そこからの推理の組み立てが漠然としすぎていて論理的に見えない、、。
亜はまあ、魅力的なキャラクタではあるので、星2つ。
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No.22:
(3pt)

期待よりも普通

レビューの評価が良かったので、期待して読みましたが、結構普通でした。
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No.21:
(4pt)

著者のデビュー作を含む短編シリーズ1作目

泡坂氏の幻影城でのデビュー作から始める亜愛シリーズの1作目である。
いずれの短編も奇想天外な事件や現象が発生し、それらを主人公が抜群の推理力で合理的に解釈解決していく趣向。
軽いタッチながらこの著者ならではのマジックトリック的な常識の盲点を突いたどんでん返し的奇想がうまく作用している。
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No.20:
(5pt)

なんという…

苗字が実に、実に手抜き(笑)と言うかわいそうな探偵役です。
そんな手抜き過ぎる苗字ゆえに
彼のデビュー作でははたの人が聞くと「カラスのような声」だそうです。
…確かにそう思われても仕方ないですね。

そして、その手抜きみょう(以下略)のせいなのか、
そんな彼は、イケメンだけれども
どこか肝心のところが抜け落ちているのです。
それゆえに、女の人はかっこよさに惹かれても…
という残念な結果に。

だけれども、彼の頭脳の鋭さはピカイチです。
挙動不審ながらも、
数多くの事件を解決に導きます。
それと弱そうに見えても、ある事件では
見事に犯人をのしています。

今のミステリーに比べると
おっとり系ですが、
それでも面白いですし、
著者がちゃっかり名前だけ出ていたりして
面白かったです。
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No.19:
(4pt)

読みやすい

泡坂氏の本を読み始めたばかりのものです。
書名や作風はチェスタートンの「ブラウン神父の無心」シリーズ風。

「三角形の顔をした洋装の老婦人」がモブズの一人として各話に登場。
手塚治虫のヒョウタンツギのようなスターシステム。
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No.18:
(5pt)

大好きなシリーズ

泡坂ワールドとしかいいようのない世界の、独特の論理にのっかった事件や殺人なので、本格推理が好きというひとのなかには、だめなひとがいるかもしれません。実際ある友達に、何かおすすめの推理小説を、といわれたのでおすすめしたら、ユニークだけど正当な推理小説というとうーん、、、といわれたことがあります。
ただ、一度ハマると熱狂的にはまる作品・作家さんだと思います。どうユニークかは、ファンとしては是非一冊読んでほしいし、それならこのシリーズかな、と思うのですが。曽我佳城シリーズとともに一番好きなシリーズです。自分、キャラクターものに弱いのか?でもどれも単純なキャラクター名探偵ものじゃなくて、トリッキーで、推理小説として十二分に楽しめると思ってますが。
この短編集で一番好きなのは「掘出された童話」です。
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No.17:
(1pt)
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読みづらくて2話目で挫折・・・

レビューで、ミステリーとか謎解き好きには是非読んでほしい、みたいな絶賛が多く、表紙もいい感じなので購入。
しかし・・・、読みだしてすぐに「?、?、?」という印象です。

ちょっと辛辣なコメントになりそうなので、ファンの方には非常に申し訳ないですが、
印象としては、「キンドル出現の弊害とでも言うべき、素人作家の作品を間違って買ってしまった」という感じです。
けっこう前に書かれた作品で、シリーズものなので、素人ってことではないようですが、
どなたかのレビューで、作者は本職の作家ではない、とか書かれていたのをもっと重視すべきだったかなと。
少なくとも、お試し版を読んでみればよかった・・・。

とにかく読みづらい!
情景描写や登場人物が全く頭に入ってこない。
なんか、ギクシャクした絵本を読まされているような気になりました。
だんだんキャラが立ってきて面白くなるかも、とがんばりましたが、2話目の出だしくらいで挫折中です。
ただ、圧倒的に絶賛の評価が多いので、はまる人にはズバッとはまる文体なのかも。
現物を手にする機会のある人は、まず一度は立ち読みすることをお勧めします!
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No.16:
(2pt)
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買うんじゃなかった

本屋で立ち読みできたら、買わない内容の本でした。なぜ、ほかの人が推理小説の傑作とか、ほめているのがわかりません。
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