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あの日の交換日記
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あの日の交換日記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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読み始めたときに思っていたつながり方を、いい意味で裏切ったつながり方をしてくれるお話しでした。 | ||||
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最後の第七話で、それまでの話が繋がっていく面白さ、それがとても素敵でした。ラストの「夫と妻」の話を読みながら、パチッ、パチッと、小気味良い音を立てて話が繋がってくる愉しさ。それはまるで、小高い丘の上から辺りの風景を眺めながら、「ああ。あの時見えてたあそこの景色は、広々とした所から見渡してみれば、そうか、そういう風景だったんだね」とでもいう愉しさでありました。 七つの交換日記から浮かび上がってくる話にはまた、どこかにきっと温かな優しさが染みていて、しばしば、目頭が熱くなりました。 初読みの作家となる著者の作品を手にとったのは、先般読んだ『ミステリーツアー』(講談社。2024年6月刊行)の中、本作品を取り上げた似鳥 鶏(にたどり けい)氏の紹介文に、「なんか面白そうなミステリやな」と惹かれたからです。手にとって、ほんま、良かったわ。似鳥 鶏さんにも、感謝せなあかん。素敵なミステリ、紹介してくれはって、ありがとう。 | ||||
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とにかく感動しました! 一人一人のキャラが魅力的で、文章が読みやすくて、何よりストーリーが感動的で泣いてしまいます! 読んでて幸せになるミステリーです! 若い作家さんなので、ライトノベル調な会話や人物描写があるのかなと思いましたが、全くそんな事ありませんでした。 なので、どなたにもお勧めできます。 もちろん、学校が主な舞台なので学生さんはとても楽しめると思います。 いやぁ、感動。 これだから読書はやめられないんだよなあ | ||||
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【ネタバレあり!?】 (2件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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なんの予備知識もないまま読みました。 最終回に驚かされる、というレビューが多いように思いますが、いざ読んでみるとどの回にも小さな驚きが散りばめられています。思わずページを遡ってみたくなります。 映像ではなく小説だからこそ出来る構成だと思いました! 交換日記、懐かしいな。またやってみたくなりました。 | ||||
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現代の生活の中で便利になる反面、蔑ろになっていく人とのコミュニケーション、薄れていく人との繋がり、大切なことを物語を通して思い出させてくれます。 読み進めると本作品の構造に誰もが驚くことでしょう。 素晴らしい作品でした。 | ||||
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交換日記という手段で、色々な人たち、主に、小学生と先生がお互いの想いをやりとりするという分かりやすい物語。ひとつひとつの短編がほのぼのしていて感動的な作りになっています。それが読み進めていくと、点が線になって繋がるわけです。時間軸を巧みに操っているから、自然な流れで違和感もなく、エンディングをむかえます。辻堂ゆめさんの他の小説も読んでみます。 | ||||
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全7章の短編形式だけど最後の7章でこれまでの6章が全て繋がってくる。全章とても質が高い。1章以外の2〜6章にはどれもどんでん返しというかサプライズのような物が最後に用意してあり、よく40ページ前後の中でこんなにキレイにひっくり返せるなと、読みながら驚いた。そして7章ですべての伏線を回収して、しっかりまとめてキレイに着地。驚きの構成力だと思う。 藤石波矢と共著の「昨夜は殺れたかも」をきっかけに、片想い探偵追掛日菜子シリーズ2作、いなくなった私へ、ときて今回、この作品を読んだ。とにかくコミカルでキャラの掛け合いが面白い日菜子シリーズも良いけど、この作品はまた違った魅力で、違った意味の満足感が得られる。というか日菜子シリーズとの振り幅が凄い。同じ著者で全く違った魅力を出しててどちらも面白いと思う。 今回の作品と似たテイストの有名著作としては東野圭吾の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が思い浮かんだ。どちらも時系列を使ったトリックが隠されてて、読み終わった後にほっこりする。 この作品、映画やドラマにしてもらいたいけど、本の仕掛けの都合上、そのまんま映像化は無理だろうからなー。ヘタに映像化はしない方がいいかも。 | ||||
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ストーリーが、ちょっと複雑ですが最後に驚かされました。久しぶりにドキドキしたストーリーで楽しめました! | ||||
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手書きの交換日記をめぐり、様々な人間模様を描いた感動作。 交換日記という、今どきでは珍しい手法を取り入れた物語は読み応えがあり、読後感もよかった。 教師と生徒という立場だけでなく、姉と妹、母と息子、加害者と被害者など、様々な形で繰り広げられる交換日記のやりとりに心が温かくなった。 個人的には、発達障害がある晃太くんの、優しさ溢れる日記が好きだった。 最終章では、今までの物語が繋がり、様々な想いが詰まった交換日記が一つに交わっていく。 「一文字一文字をノートに書き記すために使った、その時間だけは本物なのだと。内容がどうであろうと、手書きの文章の中には、相手への愛が絶対的に存在するのだと。」 交換日記に込められた相手への想いを描いた先生の言葉が好きだった。 | ||||
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ハードカバーでしっかりしていました。 | ||||
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お若いのにひじょうに巧みな作家さんです。1編づつの短編小説にそれぞれきちんとした起承転結があり、いい意味で読者を騙してくれたうえで、さらに横櫛のように全編を貫く深い愛があります。あまりくわしく書くとみなさまの邪魔になると思いますので、ぜひ手に取って読んでみてください。 「つぶやく」のではなく「文章を手で紙に書いて、相手に読んでもらうこと」を繰り返すからこそ「人」であることがしみじみと理解できました。いい本です。 | ||||
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いい内容でした | ||||
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読み出したら次がどうなるのか気になって一気によみました。 読んだ後は少し和やかになりました。 | ||||
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言葉にしないと伝わらないこと、言葉にはだしづらいが文章にすると伝えられること、やり取りしているお互いの心の中がうかがえて、人間はめんどくさい生き物だと思いつつも相手を思いやる気持ちは深いものがあるなと感じさせられました。 | ||||
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最後まで読んで良かったと思える本です。 それぞれの章も良いけれど、最後まで読んで欲しいです。 | ||||
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なかなか上手いストーリー展開だと思いました。そう、作り方が上手い! 今の時代は、SNSなどで2者間の深いコミュニケーションが少なくなっている時代なので、交換日記を題材に選んだのかなぁと思いました。ただ、あそこまで好かれている教師はなかなかいないのが現実。なので星を4つにしました。 | ||||
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優しくなれる本です。 重松清さんの青い鳥を思い出しました。 思春期の方はもちろんですが、仕事に疲れたおじさんにも響きました。 他の方も言われているように、某情報番組で知り、教えてくれたのはありがたいのですが、重要な構造まで説明があり、意識せざるを得ませんでした。 記憶を消して読み直したいです。 | ||||
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あえてこの時代に手書きの交換日記という方法を使って、本当の人と人との愛を描いていくというのは、ある意味斬新で、作者の素晴らしいアイデアが盛り込まれていると思いました。ミステリーの要素も多分に含まれていて、章を追うごとに登場人物の関係性を想像して読み進めますが、それを爽やかに裏切ってくれる感じがとても良いです。 作者本人も言っていましたが、小学校高学年であれば十分読みこなせるような本ですし、大人も交換日記をした自分の過去の記憶と重ねて読める本だと思いました。オススメの作品です。 | ||||
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土曜のお昼の番組で紹介されていたのをきっかけに、興味を持ち、初めて電子書籍という形で購入しました。 読後ほっとしたような、切ないような、爽やかな感情になりました。でも1番は何も予備知識を入れずに読みたかったなぁと強く思いました。 だから、あまり内容には触れずにおこうと思います。 交換日記のかたちがとられた文章なので、日頃読書をしない人でも読みやすいかもしれません。 不思議なことに、印刷された文字なのに、手書きの文字のような暖かみを感じましたし、それぞれの登場人物の心情がじわりと迫ってくる文章でした。 たくさんの立場の異なる登場人物の心情を体験することで、相手を思いやる想像力、自分には見えない部分の何か、を思慮するやさしさを感じる本でした。 ぜひ、友人やきょうだいにもすすめたいです。 | ||||
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