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史上最強の内閣
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史上最強の内閣の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全100件 21~40 2/5ページ
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こんなに笑った小説はここ数年では初めてである。 くだらないといえばくだらないのであるが、そのくだらないことにいちいち凝ってやっているのが良い。 昨今の北朝鮮情勢をみると最早笑ってはいられないが、10年くらい前の関係をモデルにしている。 日本に影の内閣がいる設定が面白く、人物にも魅力がある。 そんなナンセンスコメディかと思えば最後はホロリと泣かせにかかるところにもひねりがある。 だが解説は不要だった。せっかくいい気分で読了したのをぶちこわしにするものであった。 | ||||
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明らかに実在の人物の名前をもじったことがわかる描写の数々。これはここ5年以内しか面白味がわからないんじゃないか、短命な作品かなと思いながら読み進むと、ひょっとして実在の人物がわからなくてもいいんじゃないかという気になり、最後に明かされた合言葉でやられました。室積光さん、侮ってました。別の作品も読ませていただきたいと思います。と思いながら、本と閉じました。 | ||||
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歴史上の人物の末裔たちを中心とした内閣があったらいいなを形にしたような小説。実に面白い! 設定が良いですよね。北朝鮮との外交を戦争という手段を使わず戦略で切り抜ける爽快感。 フィクションとはいえ、本日の参議院選挙で選ばれる政治家にも勉強してほしいです。ただ、大臣たちがこの小説のように臨時閣議で議論をしあうかのか?が現実離れしてそうと思いました。日本のために自分の考えをぶつけ合うことができる政治家がこの小説のようにいれば、日本は救われるんだろうなぁ。 | ||||
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少々強引さもありますが、単純に面白いですね。続編をぜひ読んでみたいと思いました。 | ||||
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この本、あまりに荒唐無稽なストーリーです。それで一歩間違えればしらけた話になりそうなところですが、 それを洒落と風刺と感動の絶妙のバランスとスピーディーな展開で見事にコメディーとして成り立たせている。 これは一流のコメディです。傑作です。作者の力量にうならされました。本物のコメディ、ユーモアに接したい 方にはぜひお勧めの本です。コメディなのでネタバレは書きません。非常に読みやすい本ですが、それでいて、 と言うよりだからこそ、本物のコメディの楽しさを味わわせてくれる希少な作品のひとつと思います。 これは若干の日本独自の背景補足の描写を付けて英訳されれば海外でもおおいに受け入れられる のではないかと思いました。 室積光という作家、今の日本に本物のユーモアを作品にできるこういう作家がいたとはこの本を読むまで 知りませんでした。すでにこの作者の他の作品も読み始めましたが、室積光氏、これからも上質のユーモア、 コメディ小説をたくさん書いていただきたいなと思いました。久しぶりに末永く読み続けたい作家との出会いに なりました。 この本、特に終わり方がすばらしい。粋です。ところが1ページめくって解説を読み始めてどん底に突き落とされます。 せっかくの「洒落と風刺と感動の絶妙のバランス」がガラガラと音を立てて崩れていきます。あまりに野暮な解説。 この解説者はあまり本を読んだことがなく、芸術に接した事もなく、また文化もユーモアも解さず、作品を作ると 言うことの意味も知らないのだと思います。 この作品は絶対★5つ付けたいのですが、こういう解説を付けた編集担当者の非は許容できず、4とします。 以下は駄文ですが。 ~~~~~~~~~ 解説者は落語家だそうですが…落語の世界とは、なんとか流などと名乗っていてもしょせんこの程度のものだったのかと 思いました。芸を生業とする人間として不真面目です。おそらく、解説者自身この本を通して読んでいないと思います。 読んでいてこの解説ならば知性を疑う。政治的立ち居地はまったく関係ありません。それ以前の問題です。 本を買うときに立ち読みで解説から読む人も多いですが、そういう人たちの多くはこの解説のせいでこの本を買わないのでは ないかと思います。私なら、この解説だけ読めば「酔っ払った似非批評家のたわごとの本」と決め付けてこの本は買いません。 しかし、この本はそういう本ではないのです。これは上質のコメディです。これほどインパクトのあるぶち壊しの解説は読んだことが ない。落語と言うのはつまらない世界ですね。 | ||||
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実際にいる人物を連想させますが、喜劇の中から真実が見えてくると思います。 | ||||
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閣総理大臣は、国会の指名があった後に天皇陛下から親任式によって任命されないと、その役職には就けません。ということは、置いてあって。 ストーリー的には、国民が常日頃思っているような鬱憤、不満をうまくぶつけて、面白いように話しを組み立てているので読んでいて飽きることはありませんでしたが、史上最強の内閣のわりには、ガンガン難題をクリアしていくわけではない点が少々残念。 核弾頭を積んだミサイルが発射されてからの流れが、ちょっと先を急ぎすぎた感もあるので、もーすこし加筆されてもよかったのではないでしょうか。 最後まで一気に読めました。 | ||||
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がたがた言わないで、ご一読あれ。絶対に面白い。。。少なくとも私は爆笑して感動した。 | ||||
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ある意味、リアルタイムの題材であると思います。 都合の良い痛快な内容には、今日の高まりつつある不満に溜飲の下がる思いであり、熱望すらしてしまいました。 確かに作り話ではあるが現実感と錯綜したままでいつまでも過ごしたい程です。 | ||||
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2013年7月読了。 おもしろそうなタイトルに魅かれて読んでみた。 こういった、「もし○○が△△だったら?」的な小説は、あまりに非現実的ではダメで、それなりの現実性、つまり、「架空話なんだけどありうべきかも?」と読者に思わせる内容であることが重要だと俺は思っている。 そういう点で、まず「内閣総入れ替え」からして“あまりに非現実的”だった。 なぜかといえば、国務大臣の過半数は国会議員でなければならないのに、二条総理(内閣総理大臣は必ず国会議員でなければならない)をはじめ、この内閣のメンバーに国会議員らしき人はいない。 「エンタテイメント小説にそんな細かいことを言うな」という声もあるだろうが、先に述べたように、そういう細かいことをクリアした“巧妙なウソ”小説ほど、読んでいて面白いと俺は思うのだ。 また、歴史上の人物に仮託した大臣が多数登場するわけだが、総じてキャラが薄い。 “坂本万次郎”にしても“西郷利明”にしても、土佐弁・薩摩弁などで地方色を出そうとしてはいるが、それだけのことで、“坂本龍馬”“西郷隆盛”の特色は極めて薄い。 他のメンバーも同様である。 しかも、主に働くのは、山本軍治防衛大臣と服部万蔵内閣情報官ぐらいなのでなおさらだ。 そんな中、キム・ジョンナムがモデルの“シン・ジャンナム”のキャラが秀でていた。 彼が日本で人気者になってゆく過程は、「こういうテはアリかも」と思わせられる。 SMバー「マゾ貴族」のプレイで、彼がロープに縛られ鉄の檻に入れられているところを、北朝鮮から侵入した工作員が“救出”するのだが、この模様を放映した北朝鮮側のニュースでは、「シン・ジャンナム同志は鉄の檻に閉じ込められ、日帝の冷酷な拷問に耐えていたところを救出された!」となるわけだ(笑) (彼の弟が指導者となった)今となっては、この小説が時代遅れに思えてしまう結果となったのは残念だが。 たまに「おっ?」と思わせる言葉もあり、そこそこおもしろい小説であることは間違いないが、文庫版の帯に載っていた「感動の結末を公約します」「これを読んで、胸が熱くならなかったら、あなた人間じゃないですよ」「書店員さんの支持率100%」といった惹句は大げさであり、次にこの手の帯の付いた本を手に取る気を失わせる効果しかない。 ★は3.5。四捨五入で「4」とする。 | ||||
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愉快、痛快! こちらのレビュー最後の解説はぶち壊しだと聞いていたので 読まずに終えました。 こんな政治家がいたら日本ももう少し良い感じになるだろうにと 皮肉も楽しく読めました。 | ||||
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タイトルと裏面のあらすじから、笑いの要素が多く入った作品で、出来としてはまあまあ面白いくらいの、評価でいえば星3個くらいのものだろうというのが読みはじめる前の予想だった。 だが読み進めていくにつれて、その予想は大きく覆されていった。 一言でいうなら、「素晴らしい」以外には思いつかないし、もうそろそろくる夏休みの推薦図書にぜひ指定してほしい、いや、してくれ、しろと思わされる内容だった。 本作は誰しもが読むべき作品だと思うけど、中高生に読んでもらいたい。 そして、二条内閣の閣僚たちから多くのことを学んで、この国をよりよくしていってほしい。 | ||||
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物語や登場人物などの設定はものすごく面白いし、筆者のユーモアのセンスも好きです。 しかしせっかくの設定が生かしきれていないように感じました。 これだけいい設定なのに、もったいないです。 もう少し深みのある、というか厚みのある作品になっても良かったと思います。 途中までは面白くてどんどん読み進めましたが、最後拍子抜け、という感じです。 | ||||
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設定がありがちだが、最後まで一気に読み通せる。読み終わった後も特に感慨はないが、面白かった。 | ||||
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痛快である。 そして同時に、ああこういう一般人向けエンタメ小説って、世の中に存在したっけな、というのを思い出させてくれた。 古い例を出すと、胡桃沢耕史の作品などと同じ、痛快かつ荒唐無稽の系統。文章が美麗なわけでもなく、技巧的に優れているわけでもないが、単純に楽しめる。 そういう意味では、一般人向けのライトノベルと言っていい。 ラノベと一緒にするなと反論する人もいるかもしれないけれど、頭を空っぽにして楽しむというのは、娯楽として間違っていない。 だから、これでいいのである。 | ||||
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実際に居たら痛快ですね。某隣国の描写も的確。1軍内閣の対応は皆がそうなっと欲しいと思っている姿そのものかもしれませんね。 | ||||
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内閣に不満はありませんか? それもそのはず、実は今の内閣は二軍で、有事のときにこそ、本物の内閣、 史上最強の内閣が出動するんです・・・という設定のフィクション。 フィクションなんだけど爽快で、久々に本読みながら声出して笑ってしまいました。 でも読後はちょっと切ないのも、いいなぁと思います。 | ||||
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買って最初にするべきことは巻末の解説ページを破り捨てることです。 最終ページの次ページが解説だったのですが、油断して読んでしまいました。 読後感が台無しです。 | ||||
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ストーリーが奇抜でおもしおかった。 最後のほうが、もう少し中身があれば最高 | ||||
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まず前評判なしに注文して読んだ率直な感想ですが、「面白い」です そしてこの本の面白さのポイントはコメディにあります。 タイトル的に「宣戦布告」的なものを期待したのですがその期待を良い意味で裏切られました。 リーガルハイ的な面白さと言えば分かりやすいかなと思います。 重っ苦しい事を考えずに読めばとても楽しく読めるでしょう。 | ||||
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