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史上最強の内閣



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【この小説が収録されている参考書籍】
史上最強の内閣 (小学館文庫)

史上最強の内閣の評価: 3.87/5点 レビュー 100件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.87pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全100件 61~80 4/5ページ
No.40:
(4pt)

笑い楽しみ、泣かされました

どこか懐かしい不思議な既視感のある文体が心地よく、最後まで非常に楽しく読めました。時代が閉塞すると生まれる救世主願望を分かりやすいエンターテインメントに仕上げており、多少無理のある展開や設定などは気にせずとにかく楽しんで読む作品だと思います。

単純に笑わせたり楽しませたりするだけでなく色々と考えさせてくれますし、まるで菅原文太さんのような大臣が語るあの日の広島の惨状、そして作中で出てくる島崎藤村の詩にこめられたある人物の想いにホロリととさせられるなど非常にメリハリが効いているのが素晴らしいと思います。(実際、島崎藤村の詩の行は正にカウンターパンチのようで、完全に油断しきっているところにくらってしまい、とんでもない衝撃でした。)

どぎつい描写も無いので大人から子供まで幅広く勧められる一作で、自分には関係がないと思いがちな内閣や自分の票を託すべき議員というものに対して興味を持つきっかけになりそうな素敵な作品です。
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4094088032
No.39:
(3pt)

解説で全てが台無し・・・。

他のレビューに有る通り。内容も面白く、終わり方も良かっただけに。解説で全てが台無し。品格が無く、洒落で済む内容では無い。改訂してでも削除した方が良いだろう。まぁ現時点での内閣の働きをを見れば、書いた張本人は恥ずかしくて、穴があったら入りたいのではないだろうか。未読の方は解説を読まぬが吉。解説無ければ、☆五つ。編集者の責任だね。勿体無い。
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4094088032
No.38:
(2pt)

内容は面白いのに...

本編はコミカルで面白く満足でした。
が、立川談四楼とやらのくだらなくて愚劣極まりない解説のおかげで気分が台無し。なんでせっかくの作品にあんな解説を付けるのか。編集者の気が知れない。
ということで、星3つ減点です。
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4094088032
No.37:
(5pt)

初めの数ページで、いきなり驚きます。

つい先月、図書館で借りたハードカバーを読んだばかり。
買おうか悩んでた所で偶然にも文庫化を知り、迷わずアマゾンで注文しました。

レビューは、ハードカバーにて。
[...]
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4094088032
No.36:
(5pt)

まさに予言の書である。

言いたいことをはっきりいってくれる史上最強の内閣。日本人としての誇りを持てる気分爽快な予言小説。これは安倍さんに読んでいただきたい小説です。
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4094088032
No.35:
(5pt)

ありえなくもない史上最強の内閣です。

都市伝説っぽい設定ですが、面白おかしく、ありえなくもない史上最強の内閣の小説に夢中になります。
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4094088032
No.34:
(5pt)

痛快!

現実にミサイル発射が迫っているちょうど今、まさにタイムリーな作品です。
 「某国の核ミサイル発射に対応する内閣の様子をドキュメンタリータッチで描いた抱腹絶倒アニメの原作」という感じでした。
 5分ではまり、笑い声もあげながら、一気に読み終えてしまいました。

 
 実社会でも、これくらいスカッとできるといいのだけど・・・・
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4094088032
No.33:
(3pt)

普通に面白いです。

時事ネタをうまく茶化してエンターテイメント化しています。
休日にちょっと面白い2時間ドラマの再放送を見たような気持ちになりました。

やや不満な点として、
キャラクター描写をもっと細かくしてほしかったこと。
二条の生い立ちなんかを詳しく書いてほしい。なぜ彼は一軍なのか。
また、強烈なインパクトを最初に与えながらも、
最後は北朝鮮がらみのみで終わらせてしまった点でしょうか。

シリーズ化すれば、更に「史上最強の内閣」の面白味は増すと思います。
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No.32:
(4pt)

悪くはないが...

まあ、面白くはなくはないがストーリーが如何にも有りがち。もう少し
楽しませてくれたら良かったと思う。しかしながら現実の内閣(民主党)
が小説でも書かないほど酷いので読んでいる間だけは現実を忘れて笑えた。
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No.31:
(4pt)

荒唐無稽なお話し

北朝鮮との関係が抜き差しならぬところまで来て、浅尾首相は
「一軍内閣にバトンタッチする」と、そこは京都から来た
過去の偉人をなぞらえた本当のドリームチームであった。

…実際、こんなにうまくは行かないであろう話であるけれど、
日本人が皆思っている様な事を、いざ実行に移したらどうなるかと
言う意味では興味深い。
「外交では常に被動(被害者)の立場を取る。
 だが今の北朝鮮・韓国・中国は、もう無理矢理だ」
には溜飲が下がる。
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No.30:
(5pt)

読む人の思想にもよるかもしれないけれど……面白い!

久しぶりに、続きが気になって家事の間もとりあえず傍に本を置いておくと
いうことをした作品です(笑)

奇想天外でご都合主義ととられても仕方のない設定や展開もありますが、
これはドキュメントでもルポ物でも無いのです。
エンターテイメント小説!

素直に面白がりましょう。
素直に笑いましょう。

今の政治や世相をシニカルに描かれいている中に、作者の思い、そして
恐らく多くの人々が感じていること、言ってしまいたい
ことなどが盛り込まれています。

ただ、その点で作中の大臣や主人公達などの口を借りた内容に読み手が
共感するか、違う考えを持っていて首をひねるかで感想は変わっていく
でしょう。

際だって個性的な“最強の閣僚たち”。
痛快な物語の最後の最後にほろりとさせる事実が待っています。
“彼”もまた閣僚の一人にであったのだと、私は思わずにいられません
でした。

一読して損はない作品です。
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No.29:
(3pt)

すっきり

架空の話しでも
本当にこうなったらおもしろいだろうと思わずにはいられませんでした。

それだけ
日本の政治に辟易しているということでしょうか。

明らかに実際の人物であろうと思われる方たちの描写には
思わず笑ってしまいました。
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No.28:
(5pt)

もしもこんな内閣があったら・・・パラレル世界で日本の進む道

旧政権と新政権の合間に誕生した架空の内閣が、
パっと出てサっとやってササっと幕を引く、まさに今の政局に臨む事を具象化した物語。

但し、殆ど北朝鮮外交のみで内政の成果は不明で、
「100%の結果には少々足りないかなぁ」って感じで、
内閣支持率も本編の最後で「90%以上」と在る様に、
架空の話だからといって、全てを”ゴリ押し”で済ませた訳ではありません。
尤も、アチラ側から見れば、ゴリゴリだったかもしれませんが。

「太郎は誰か」という謎も示しながら、”テレビマン”と、”←巻き新聞記者”との眼を通した記述は、
「吉里吉里人」っぽい感じの進め方。

本の上下の余白が大きいので、文字のサイズをあと1〜2ポイント大きくして貰えれば、
読みやすかったのですが、それは内容には関係ありませんので、減点いたしません。

カバーを外したら、本体に張り合わせのカバーが付けられていました。
装丁が素敵です。

 仮免総理が”2人で3代(鳩、菅、菅部分改造)”も続いている現状の日本では、
こういう本でも読んで溜飲を下げるしかないでしょうね。
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No.27:
(5pt)

マスコミ対応が名政治家のカギ?

久しぶりに読後感が良かった一冊。
絶対に現実ではあり得ないストーリーだけど、僕たちの中にある不満を軽快なタッチで綺麗に笑い飛ばしてくれる。
とくに某社会主義国のボンボンと、左系大手新聞の記者には、笑いながらも親しみを感じてしまった。
震災後、いろいろと心が疲れがちだけど、そんな気持ちを本書は和ませてくれた。
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No.26:
(4pt)

民主党政権への献花

いや、いいタイミングの本。ようやく民主党政権の本質がわかって来たこの時期に打って付け。構成に多少難があったが多分もっと書き込んだらと思った。いずれにせよ一気に読めることは間違いない。
それにしても自民党のノーと言ったまではよかったけど、民主党がこれほどまでひどいとは。はっきり言って今の日本は「国」の「体」をなしてない(ひょっとして「国体」?)。国境侵犯、かつ保安庁の船に体当たりした犯人に対する判断を地方の検察に委ねる政府がどこにあるのか?その意味で、この本はおそらく史上最悪の政権となってしまった今の内閣における献花である。二条政権の到来を熱望する。
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No.25:
(5pt)

痛快だけどある意味本質を突いているかも

公家がいきなり内閣総理大臣になり,日本に起こる外交問題を解決していきます。
実際にやってくれたらすっきりするだろうなぁ,という政策のオンパレードで,ダーティーハリーや西部警察を見て胸がすく思いをするのに似た感じが得られます。
しかし,この爽快感,単なるエンターテイメントと思うのではなく,現実の日本外交を見直す意味で,一面の真実を示唆しているのかもしれません。
この通りの内閣がうまれたら,おそらく,この本のようにはならず,戦争勃発になるだろうと思いますが,それでも,政治家は一体何を大切にしなければならないのかを考える一つの試金石になる本だと思います。
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No.24:
(3pt)

パロディー政治小説

史上最強の内閣。すなわち…

総理大臣: 二条友麿…京都<公卿二条家+近衛文麿
内閣官房長官: 松平杜方…福島。というより会津<松平容保
総務大臣: 高杉松五郎…山口<「高杉」晋作+吉田「松」陰+桂小「五郎」
法務大臣: 島崎桜村…長野<島崎藤村
外務大臣: 坂本万次郎…高知<「坂本」龍馬+ジョン「万次郎」
財務大臣: 浪花秀吉…大阪<豊臣秀吉
文部科学大臣: 新門辰郎…東京。というより江戸<新門辰五郎
厚生労働大臣: 具志堅洋子…沖縄<具志堅用高
農林水産大臣: 米内成実…岩手<海軍の「米内」光政+井上「成実」
経済産業大臣: 近江明人…滋賀<近江商人
国土交通大臣: 紀伊国屋百恵…和歌山<「紀伊国屋」文左衛門+山口「百恵」
環境大臣: 松前熊蔵…北海道<「北海のヒグマ」こと中川一郎
防衛大臣: 山本軍治…広島。ヒロシマ=被爆地で平和都市。なのに軍
国家公安委員長: 西郷利明…鹿児島<「西郷」隆盛+大久保「利」通

もうお分かりであろう。日本史および日本の政治経済、そして国際情勢をもといにして創作された虚構、つまりパロディー小説なのである。それぞれの閣僚がお国言葉で語る。県民性やモデルとなった人物の個性がよく出ており、ベタだとは思うが、しっかりとしたわかりやすいキャラクター設定で良いと思う。

たいへんおもしろい。おもしろいのだが、これに似たものは先にいくらでも存在し、例えばそのひとつに矢作俊彦という人の『あ・じゃ・ぱん!』という作品であるのだが、これがまた十年に一度出るか出ないかの大傑作なのである。どういう話かといえば「日本東西分裂」の仮想ロマンである。毀誉褒貶が激しいが、筒井康隆の『虚構船団』もやはり世界史の本歌取りである。どちらも凡手では書けない大作、力作である。

この『史上最大の内閣』もアクチュアルな政治問題を取り入れた実に時事的な物語であり、諷刺もよく利いており、たいへん小気味がいい。先行世代には遙か及ばないのかもしれないが、私はこの作品を佳作として推したい。

※原作者の室積光氏であるが、最近俳優の福田勝洋と同一人物であることが判明。小さい頃に熱心に視聴していたNHK大河ドラマ「翔ぶが如く」に、薩摩閥の政治家・吉井幸輔役で出演されていた記憶がある。また今「金八先生」の再放送をしているのだが、体育教師役でも出演されていた模様。
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No.23:
(2pt)

映像化狙いの“脚本”として創られた作品?

北朝鮮からのミサイル攻撃の危機を中心とした国難に際して、突如京都から出てきた首相を中心に各地方出身の国柄を反映した閣僚が脇を固めた一軍危機管理内閣が大活躍する・・・着想としては非常に面白いのだが、首相を含めた各人物の描きこみが中途半端なため、それぞれのキャラをその名前で読者に想像させることで補おうとはしているものの結局入り込みにくいストーリイになってしまっている。俳優のキャラがあって始めて成り立つテレビの脚本的な作品と読み換えても良いだろう。

カメラを持ったTVレポーターを語り部として登場させていることからも、実際これは最初から映像化狙いの“脚本”として創られた作品なのかもしれない。それならこの作りにも納得する。

しかし、タイトルや帯から間違っても筒井康孝的なドタバタ&ブラックなユーモア小説を期待してはいけない。

私はそれを期待して裏切られてしまった感あり。でも京都の公家?首相を中心に一軍内閣が別に用意されていたという着想は面白いし、TVの脚本として割り切って読めばそれなりの出来なので、星2つ。
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4094088032
No.22:
(5pt)

こんな内閣があったら・・

タイトルと帯に惹かれ手にしたら一気に読んでしまった。
抱腹、痛快な架空の物語だが、いつしかそれぞれの人物像に重なり、映像のように浮かんでくる。
 今の世相からして、ドラキュラたち(血を吸うしか脳がない=血税を浪費する)によるゾンビ内閣(すでに死んでいるのが判っていない=生ける屍)で内政・国防も出来ず、国民不在の世に「ぜひ登場して・・」と願わずにいられない。
 歴史の勉強を含め(右とか、左とかを論ずるのではなく)政治小説として、一服の清涼剤になる一冊であった。
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4094088032
No.21:
(4pt)

個性豊かな内閣。

室積さんの小説は今まで2冊読んだことがありますが、3冊目となる今作が一番良かったです。
実在の政治家達のパロディとなるキャラクター達も面白かったですし、
閣僚達の人事に出身県の県民性を活かしてるのが意外でした。
閣僚達が少々個性が強過ぎて首相が目立ってなかった気もしますが…

北朝鮮の将軍様の長男の日本滞在記は笑ってしまいました。
ほぼ予想通りの展開で驚きはなかったのですが、ラスト数ぺ―ジで
北朝鮮に潜伏していた日本側の諜者が使っていた合言葉が明かされた時は
思わず涙が零れました。彼の人生がとても切なく哀しかったからです。

会話文が多いですし(著者が劇作家だからかもしれませんが)
正直な所、後に残る物もそんなに無いのですが…私は結構愉しめました。
深く考えず、力を抜いてちょっとした息抜きに読むのにいいかも。
史上最強の内閣 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:史上最強の内閣 (小学館文庫)より
4094088032

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