■スポンサードリンク
史上最強の内閣
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
史上最強の内閣の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全100件 41~60 3/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
実際の政治家を連想させる登場人物と内容に笑いと共感を与えてもらいました。ただし、解説がいただけません。読後に解説を読んだのですが本書の良さが消し去られてしまう程ひどいもので非常に残念です。(本書の作者と内容には関係ないので、解説を除けば5つ星でした。) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本の裏側の深い秘密を、ある程度知っている人物によって書かれたものと思います。映像化されると面白いですし、多くのメッセージを国民に伝えることが出来そうです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
北朝鮮核問題に右往左往する現内閣に代わって登場する,裏内閣の鮮やかな活躍,といったストーリー。 話の展開が早く,読者を飽きさせないが,登場人物たちの場面場面での各々の行動の必然性が非常に薄い。 あえて言えば,テレビドラマ的な展開で,じっくり背景やプロットを追って読む読者にとっては消化不良となるのではないか。 テレビドラマというのはある意味刹那的で,瞬間瞬間の面白さがあれば全体の流れが多少整合性がなくても楽しめるが,活字メディアの読者は,やはりある程度は全体の中で個々の場面を位置づけつつそれまでのストーリーの流れを反芻しながら読むので,本作のような底の浅い設定とプロットの仕掛けでは,物足りなさを感じてしまう。 プロットで一番気になったのは,「史上最強の内閣」と銘打っていながら,この内閣が北朝鮮問題に特化した外交案件専任内閣であること。「史上最強」と呼ぶのなら,外交だけでなく,財政・公安・社会保障など他のビッグイシューにも絶大な実力を示すような,重層的で骨太のプロットを組んでほしかった。 現代は,他のベストセラー小説も,壮大な構想と大向こうをうならせるような結末を持つ作品が多くなっているので,タイトルのつけ方で大きく出ている本書には,やや看板倒れの印象を受ける。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本の危機に現れた「本物の内閣」。 これまでの内閣達を二軍と表し、真の力を持つ二条内閣が発足した。 北朝鮮のミサイル危機に対して、思いもよらない作戦で対応していく。 随所で大丈夫かな?と思える内容が含まれているが、 実に爽快であり、同時に色々と考えさせられる小説。 外国に対して自分の意見・考えを言える内閣が日本にも欲しくなる。 現代日本にも「本物の内閣」を期待したい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
余計な背景を端折ってひたすら痛快なプロットがぐいぐい進んでいく。 水戸黄門か、高千穂遥「クラッシャージョウ」的なご都合主義か。 とにかく面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
影の内閣登場!今の日本の枠組みの中で、解決策を探っていく。 著者のネーミングセンスも楽しみの一つ。 【入手経路】 本屋で売れてるみたいだし、タイトルに惹かれて購入! 【概要と感想】 日本には緊急事態に出てくる「影の内閣」があって「その時」を待っている。 内閣が混乱し、北朝鮮がミサイル燃料を注入した。 内閣総理大臣・浅尾一郎(おそらく、麻生太郎をイメージ)は政権を投げ出し、影の内閣に任せることを決める。 結果、総理大臣・二条文麿を始めとする影の内閣が京都から東京へ移動。 内閣として政治を行い始める。 フィクションかもしれないけど、あってもいいかなぁと思わせる政治激。 大切なことは内閣のメンバーは日本の制度の中でどう解決するのか知恵を振り絞っていること。 大臣たちは生身の人間で、何をやってもいいという許可はない。イマの日本の枠組みの中で、 それぞれの省庁の立場の中で、最善の策を決めていく。これが面白い。 なんでもありは、面白くなくなることが多い。イマの日本の現状の中で物語が進むからこそ、読み応えがある。 そして、出てくる登場人物や組織のネーミングがたまらない。今の政治家の名前は誰をイメージしているのか、 内閣のメンバーの元ネタは歴史上の誰を元ネタにしているのかを調べてその人について調べても楽しめる。 <内閣メンバー> 内閣総理大臣:二条友麿 内閣官房長官:松平杜方 総務大臣:高杉松五郎 法務大臣:島崎楼村 外務大臣:坂本万次郎 財務大臣:浪花秀吉 文部科学大臣:新門辰郎 厚生労働大臣:具志堅洋子 農林水産大臣:米内成美 経済産業大臣:近江明人 国土交通大臣:紀伊国屋百恵 環境大臣:松前熊蔵 防衛大臣:山本軍治 国家公安委員会:西郷利明 (20〜21ページより) 取調官:桐野利春 取調官:岡田卯蔵 <その他気になる名前・ネーミング> 自由民権党総裁:浅尾一郎 民権党代表:鷹山釘男 社倫党党首:宮城美津穂 とあるオピニオンリーダー:辻政信 「夜明けまで生放送」司会:田畑宗太郎 私のツボは社倫党党首・宮城美津穂の名前と描写。物語でも結構出てくる今の政治家です。 元ネタの人は党首を辞めちゃいましたけどね… 【引用】 運動会のかけっこで全員一等賞みたいな平等は最悪(56) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本の中に出てくる内閣が実際に有ったならば、もっと政治に関心が持てるのではないかと感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
二条内閣が実際の国内外の政治・外交の中ではそこまで言えないだろうということまで、 痛快に、ユーモアたっぷりに、発言・行動してくれ、ストレスの解消になる。 そして物語終盤、北朝鮮からの核ミサイル発射を経て、 戦争勃発の懸念を抱く東亜テレビの小松に対する、高杉松五郎総務大臣のことばが心をうつ。 この国には『サザエさん』がある。 (中略) サザエさんが日本人に親しまれるかぎり、この国は戦争の道を選びやせん。 『サザエさんの幸福』を日本人が手放すはずはない。わしはそう確信しちょる。 それほど深く反戦の思いは日本人の心に刻まれておるんじゃ。理屈じゃないけえ。 サザエさんと反戦の思いとの関係はここでは詳しくは書かないが、 日本人の家族に対するその見解は非常に奥深く感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読むなというと読むのだろうけれど。 もう宝積さんのは読まないんだろうなあ、きっと。 立川談四楼とお友達なんだろうか・・と思うと。 すべてをダメにする便所の落書き。 そしてこれも便所の落書き。 評価は解説を含めてです。一つでも良いんだけれど。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この小説で描かれ理想とされているのは 今の自民党以上に愛国心をもった政治家 だと思いました。 小説の端々に、みんなでダメになっていく 左翼教育を批判する台詞があって、その 通りと納得。 個性、個性というが、個性で食べれるように なるのは並大抵ではない。それ以前に一人前の 社会人になれるよう、最低限の教育はしっかり 教育すべきだ。など村上春樹などの無責任な 個人主義と相反する主張は、非常に気持ちの よいものでした。 この路線でどんどん書いてほしいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本を買った時、 「京都で蹴鞠と歌詠みばっかりやってきた世間知らずの貴族たちが破天荒な政策で日本を平和にする!」 みたいな内容を期待していた。 まあ、これは勝手に想像した私が悪いのだが。 普通に優秀な内閣だった(笑)。 貴族首相も実に真っ当な外交で相手国を謝罪させるし、随所随所で某国を批判し、来る者は拒まない・・・ 実にきっぱりした首相だった。 だがそれがパロディ小説としての面白さには致命的に結びついていない印象を受ける。 某将軍の長男のくだりは非常に面白かったのだけれど・・・ 本の内容は星3つだが、ほかのレビュアーさんも言っている通り、 文庫版で追加されたあとがきが下品極まりないので星マイナス1とした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
過去4年間の停滞した日本の政治に嫌気がさしている人なら、この本を読んですっきりしましょう!あまりにおもしろかったので、友人にもプレゼントしてしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何人にも紹介しました。 面白い発想。内閣の構成も良い。 読んで損なし。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょっと笑いに走り過ぎてる感はあるものの 左でも右でもなく、おかしなものはみんなぶった切って行く痛快さは 政治や社会に閉塞感のある今だからこそ面白い。 あくまで風刺コミカル小説として楽しまれるのが良いと思います。 あと、解説は 落語家にあるまじき無粋の極み、なので読まない方が良いです。 改訂があるなら小学館文庫は削除すべきです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
キャラも内容も中途半端かな? 現代日本を皮肉った所はとてもいいよ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりに本読んで大笑いしてしまいました。朝の電車通勤の時間は私の貴重な読書時間ですが,この本は笑いをこらえるのにずいぶん苦労しました。 話の背景は,緊張高まる東アジア,核とミサイル開発を成し遂げた北朝鮮が,日本を標的にして相変わらず危険ゲームを繰り返してる。 対する日本では,軟弱でボンボンの世襲議員ばかり。窮した内閣は,真の国難に対処するため影の内閣に政権を委ねた。 といっても野党のシャドーキャビネットではなく,日本の切り札は京都御所に住んでいたというもの。 内閣総理大臣 二条友麿,官房長官 松方杜方,総務大臣 高杉松五郎,法務大臣 島崎楼村,外務大臣 坂本万次郎,財務大臣 浪花秀吉,文部大臣 新門辰郎,労働大臣 具志堅洋子,農林大臣 米内成美,経産大臣 近江明人,国交大臣 紀伊国屋百恵,環境大臣 松前熊蔵,防衛大臣 山本軍治,国家公安委員長 西郷利明,お国ことば丸出しで癖のある連中であるが,奇想天外な方法で危機を乗り切っていく。その様子を,歴史の証人として選ばれたテレビ局員と新聞記者の目を通して描かれる。 北朝鮮との緊張を描いた作品といえば,シリアスなものでは麻生幾の「宣戦布告」,コミカルなものでは村上龍の「半島を出でよ」がありますが,この作品は,北朝鮮を完全にコケにする吉本新喜劇のような乗りの小説です。 しかし,最後は北朝鮮を出し抜くために北朝鮮に侵入していた日本のスパイの話で終わります。その終わり方は,人情話で〆る松竹新喜劇のようです。日本のスパイであることを証明するための合言葉として島崎藤村の「ヤシの実」が出てくるのですが,思わず福井晴敏の「終戦のローレライ」を思い出してしまいました。 話としては,荒唐無稽でばかばかしいものですが,最近の日本を取り巻く国際情勢と,日本の政治家の為体に憤りと不安を感じている向きには,溜飲を下げてくれる小説だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
解説に対する批判が多いようですが、解説で作品を評価するのもおかしいと思い5つ星のレビューを書かせていただきました。 お笑いエンターテイメントですが、所々に日本の社会問題に対する庶民として納得できる解答が記されているところがいいですね。突然影の内閣があらわれるってのは無茶苦茶な設定だけど、彼らの語る国防・教育・国旗・国歌に関する意見には賛同される人が多いのではないでしょうか。是非、一度本書を手にとって読み、自分が何処まで彼らの意見に賛同できるか確認してみると面白いですよ。因みに私は彼らの意見は全て正しいと思いました。 最後は泣けます。ふと、靖国神社に行きたくなりました。人知れず国家の為に自らを犠牲にした英雄達の名前は何処にも残っていませんが、是非とも彼らの魂を迎えに行って欲しいと英霊にお祈りしようと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すいません、 正直申し上げて 読み始めて数ページで 退屈で退屈で。 というか、東京裁判史観がまったくだめです。 ダメさが橋本大阪市長くらい理解不足です。 そのため、ベランメーなシャドーキャビネットたちが 文字上では「威厳に皆が沈黙して平伏す」と書いてあっても 白々しいだけでなんの説得力もありませんでした。 夏休みに高校生がパラパラお読みになる程度の作品ではないかと。 辛辣ですいません、それだけ期待が大きかったのです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出てくる登場人物が歴史に人物をモジったり、現実の政治家を性格も含めてキャラ作りしていて、一気に読みました。 時間潰すのにはもってこいです。 基本、コミカルな路線でしたが、最後の最後でシリアスでやりきれない部分があり、ただのコメディでは終わらなかったのが、気に入りました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めてレビューを書きますが、それはとてつもなくつまらない小説で後味が悪かったからです。 本のタイトルと「書店員さんの支持率100%」の文句に惹かれての購入でしたが、国会議員でもない公家の血を引くと思われる者が突然に総理大臣になるなど、設定が滅茶苦茶。各大臣も全員が国会議員ではなく、歴史上の人物の子孫を連想させる者たちばかりで構成されており、現国会議員を2世3世ばかりで庶民の苦労がわかるはずがないとこき下ろしていますが、京都−東京間の移動に専用新幹線を運行させ、一般市民に迷惑をかけるなど、「お前らもやろ。」とつっこみたくなります。 総理大臣を始めとして誰一人として経歴は最後まで不明で(メディアは調べるでしょう、普通は)、北朝鮮から発射されたミサイルを途中で消失し(自衛隊の能力をバカにしています)、将軍の息子を奪還に日本へ潜入してきた秘密工作員がアイドル4人組で大成功(拉致被害者家族の心情を考えたことがあるのでしょうか)、そんな内閣を日本国民は支持していますが、日本国民はそんな単純ではあり得ません。 いろんな矛盾につっかえながらも読みきった後の解説は、品格がなく最低のものでした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!