血の収穫(赤い収穫)

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評判

血の収穫(赤い収穫)の評価:

4.14/5点 レビュー 35件。 C ランク

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平均点4.14pt

Amazonレビュー一覧

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全52件 41〜52 3/3ページ
No.12
(5pt)

A bloody action novel

「マルタの鷹」の淡々とした語り口には驚かされたが(今頃かよ)、本作はコンティネンタル・オプの一人称の形をとっており、「マルタ〜」ほど乾いた文体は用いられていない。あくまでオプの視点であり、それは終始一貫しているので、馴染むことが出来た。

それにしても、チャンドラーやアメリカのハードボイルド界は言うに及ばず、大藪春彦にまで影響を与えたハメットだけはあると感心。町の主権を握る老人、走り回る探偵、娼婦、賭博師、ギャングなど人物配置が豪華なのだ。そして舞台が鉱山町。そこで起こる抗争。久々に興奮できる小説と出会った。ジェイムズ・カルロス・ブレイク以来だろう。
約80年前発表とは思えないエンターテインメント色が強い。車が駆け回り、銃が咆哮するアクションシーンはかつてのマカロニ・ウェスタンを彷彿とさせる。

マーロウやアーチャー、スペイドのようなタフな探偵とオプのキャラクターを比べてみるのも面白い。そうすると、決してオプはただの小太り男ではなく頭の回転が速い優秀な探偵だということが改めて確認できる。そして、なぜだかオプが魅力的な人物に思えてしまう。
血の収穫 (1956年) (世界推理小説全集〈第18〉) Amazon書評・レビュー: 血の収穫 (1956年) (世界推理小説全集〈第18〉)より
B000JB0XUW
No.11
(5pt)

A bloody action novel

「マルタの鷹」の淡々とした語り口には驚かされたが(今頃かよ)、本作はコンティネンタル・オプの一人称の形をとっており、「マルタ〜」ほど乾いた文体は用いられていない。あくまでオプの視点であり、それは終始一貫しているので、馴染むことが出来た。

それにしても、チャンドラーやアメリカのハードボイルド界は言うに及ばず、大藪春彦にまで影響を与えたハメットだけはあると感心。町の主権を握る老人、走り回る探偵、娼婦、賭博師、ギャングなど人物配置が豪華なのだ。そして舞台が鉱山町。そこで起こる抗争。久々に興奮できる小説と出会った。ジェイムズ・カルロス・ブレイク以来だろう。
約80年前発表とは思えないエンターテインメント色が強い。車が駆け回り、銃が咆哮するアクションシーンはかつてのマカロニ・ウェスタンを彷彿とさせる。

マーロウやアーチャー、スペイドのようなタフな探偵とオプのキャラクターを比べてみるのも面白い。そうすると、決してオプはただの小太り男ではなく頭の回転が速い優秀な探偵だということが改めて確認できる。そして、なぜだかオプが魅力的な人物に思えてしまう。
血の収穫 (1959年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 血の収穫 (1959年) (創元推理文庫)より
B000JARRPM
No.10
(5pt)

A bloody action novel

「マルタの鷹」の淡々とした語り口には驚かされたが(今頃かよ)、本作はコンティネンタル・オプの一人称の形をとっており、「マルタ〜」ほど乾いた文体は用いられていない。あくまでオプの視点であり、それは終始一貫しているので、馴染むことが出来た。

それにしても、チャンドラーやアメリカのハードボイルド界は言うに及ばず、大藪春彦にまで影響を与えたハメットだけはあると感心。町の主権を握る老人、走り回る探偵、娼婦、賭博師、ギャングなど人物配置が豪華なのだ。そして舞台が鉱山町。そこで起こる抗争。久々に興奮できる小説と出会った。ジェイムズ・カルロス・ブレイク以来だろう。
約80年前発表とは思えないエンターテインメント色が強い。車が駆け回り、銃が咆哮するアクションシーンはかつてのマカロニ・ウェスタンを彷彿とさせる。

マーロウやアーチャー、スペイドのようなタフな探偵とオプのキャラクターを比べてみるのも面白い。そうすると、決してオプはただの小太り男ではなく頭の回転が速い優秀な探偵だということが改めて確認できる。そして、なぜだかオプが魅力的な人物に思えてしまう。
血の収穫 (創元推理文庫 130-1) Amazon書評・レビュー: 血の収穫 (創元推理文庫 130-1)より
4488130011
No.9
(5pt)

不思議な昂揚感。

まず『ポイズンヴィル』の設定に痺れてしまう。

老獪な実力者が君臨し、複数の暴力組織や腐敗しきった警察が

よってたかって利権を貪る陰鬱な町。

文字通り魑魅魍魎どもが跋扈するこの悪徳の町で、

クールでドライなオプが、危険極まる遣り取りを繰りひろげながらの大掃除。

決して愉快なお話とは言えないのに、

矢鱈とワクワクしてしまうのは なぜ?
血の収穫 (1956年) (世界推理小説全集〈第18〉) Amazon書評・レビュー: 血の収穫 (1956年) (世界推理小説全集〈第18〉)より
B000JB0XUW
No.8
(5pt)

不思議な昂揚感。

まず『ポイズンヴィル』の設定に痺れてしまう。

老獪な実力者が君臨し、複数の暴力組織や腐敗しきった警察が

よってたかって利権を貪る陰鬱な町。

文字通り魑魅魍魎どもが跋扈するこの悪徳の町で、

クールでドライなオプが、危険極まる遣り取りを繰りひろげながらの大掃除。

決して愉快なお話とは言えないのに、

矢鱈とワクワクしてしまうのは なぜ?
血の収穫 (1959年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 血の収穫 (1959年) (創元推理文庫)より
B000JARRPM
No.7
(5pt)

不思議な昂揚感。

まず『ポイズンヴィル』の設定に痺れてしまう。

老獪な実力者が君臨し、複数の暴力組織や腐敗しきった警察が

よってたかって利権を貪る陰鬱な町。

文字通り魑魅魍魎どもが跋扈するこの悪徳の町で、

クールでドライなオプが、危険極まる遣り取りを繰りひろげながらの大掃除。

決して愉快なお話とは言えないのに、

矢鱈とワクワクしてしまうのは なぜ?
血の収穫 (創元推理文庫 130-1) Amazon書評・レビュー: 血の収穫 (創元推理文庫 130-1)より
4488130011
No.6
(5pt)

言わずとしれた…

言わずとしれた黒沢明「用心棒」の原作。鉱山の町の利権を、場末の宿場町のやくざの争いに置き換え、コンチネンタル・オップを三船の用心棒「桑畑三十郎」に置き換えた手腕がみごとだった。こちら原作はハメットの代表作だけに、マーロウのように甘さに流れない硬派の主人公のハード・ボイルドぶりが痛快。
血の収穫 (1956年) (世界推理小説全集〈第18〉) Amazon書評・レビュー: 血の収穫 (1956年) (世界推理小説全集〈第18〉)より
B000JB0XUW
No.5
(5pt)

言わずとしれた…

言わずとしれた黒沢明「用心棒」の原作。鉱山の町の利権を、場末の宿場町のやくざの争いに置き換え、コンチネンタル・オップを三船の用心棒「桑畑三十郎」に置き換えた手腕がみごとだった。こちら原作はハメットの代表作だけに、マーロウのように甘さに流れない硬派の主人公のハード・ボイルドぶりが痛快。
血の収穫 (1959年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 血の収穫 (1959年) (創元推理文庫)より
B000JARRPM
No.4
(5pt)

言わずとしれた…

言わずとしれた黒沢明「用心棒」の原作。鉱山の町の利権を、場末の宿場町のやくざの争いに置き換え、コンチネンタル・オップを三船の用心棒「桑畑三十郎」に置き換えた手腕がみごとだった。こちら原作はハメットの代表作だけに、マーロウのように甘さに流れない硬派の主人公のハード・ボイルドぶりが痛快。
血の収穫 (創元推理文庫 130-1) Amazon書評・レビュー: 血の収穫 (創元推理文庫 130-1)より
4488130011
No.3
(4pt)

死体の山々

ハードボイルド派の雄として知られるダシール・ハメットの処女長編です。
依頼主に会うために鉱山町パースンヴィルにやってきた「おれ」が依頼主の死をきっかけに町を牛耳っているギャングを壊滅させようとするというお話です。
鉱山町に死体の山が築かれていくわけですが、その描写もあっさりとしていてほとんど余計な感傷が入り込んでおらず、ハードボイルドとはどういった文学なのかを示す良い例だと言えるでしょう。
物語の進行と共に謎が出てきたり解決したりして、推理小説としても十分楽しめます。
この時代のアメリカの不安やごちゃごちゃした感じが良く出ていて、アメリカの作家としての特徴を遺憾なく発揮しているのではないでしょうか?
同時代のイギリス系のミステリと比較してみるとあまりに雰囲気が違うので面白いです。
血の収穫 (1956年) (世界推理小説全集〈第18〉) Amazon書評・レビュー: 血の収穫 (1956年) (世界推理小説全集〈第18〉)より
B000JB0XUW
No.2
(4pt)

死体の山々

ハードボイルド派の雄として知られるダシール・ハメットの処女長編です。
依頼主に会うために鉱山町パースンヴィルにやってきた「おれ」が依頼主の死をきっかけに町を牛耳っているギャングを壊滅させようとするというお話です。
鉱山町に死体の山が築かれていくわけですが、その描写もあっさりとしていてほとんど余計な感傷が入り込んでおらず、ハードボイルドとはどういった文学なのかを示す良い例だと言えるでしょう。
物語の進行と共に謎が出てきたり解決したりして、推理小説としても十分楽しめます。
この時代のアメリカの不安やごちゃごちゃした感じが良く出ていて、アメリカの作家としての特徴を遺憾なく発揮しているのではないでしょうか?
同時代のイギリス系のミステリと比較してみるとあまりに雰囲気が違うので面白いです。
血の収穫 (1959年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 血の収穫 (1959年) (創元推理文庫)より
B000JARRPM
No.1
(4pt)

死体の山々

ハードボイルド派の雄として知られるダシール・ハメットの処女長編です。
依頼主に会うために鉱山町パースンヴィルにやってきた「おれ」が依頼主の死をきっかけに町を牛耳っているギャングを壊滅させようとするというお話です。鉱山町に死体の山が築かれていくわけですが、その描写もあっさりとしていてほとんど余計な感傷が入り込んでおらず、ハードボイルドとはどういった文学なのかを示す良い例だと言えるでしょう。
物語の進行と共に謎が出てきたり解決したりして、推理小説としても十分楽しめます。この時代のアメリカの不安やごちゃごちゃした感じが良く出ていて、アメリカの作家としての特徴を遺憾なく発揮しているのではないでしょうか?
同時代のイギリス系のミステリと比較してみるとあまりに雰囲気が違うので面白いです。
血の収穫 (創元推理文庫 130-1) Amazon書評・レビュー: 血の収穫 (創元推理文庫 130-1)より
4488130011