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夏の終わりに君が死ねば完璧だったから
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夏の終わりに君が死ねば完璧だったからの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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ここ数年で、最も面白いと思った作品です。 | ||||
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体が金に変化するというトンデモ設定をのぞけば、若さゆえの一途な思いが描かれた純愛ものの青春ファンタジー。「奇病」のヒロインの強さ・明るさと、内に秘めた大きな悲しみの対比が心に染み、感動的な物語となっている。もう一人の主人公の少年の一途さもとてもかわいい。トンデモ設定がなくとも十分すばらしい物語になったとは思うが、この辺は好みの問題かとも思う。ただ、個人的にはそこがちょっと残念。 | ||||
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本書の核心にあるのは「死」と「生」のテーマ。 タイトルにもある通り、「君が死ねば」というフレーズが示すように、作品全体を通じて死に対する独特の視点が描かれている。 それは、単なる悲劇としてではなく、生きることの意味や人間関係の儚さを考えさせる深いテーマ。 斜線堂有紀の文体は読みやすく、それでいて詩的で美しい表現が随所に見られる。 これにより、物語の持つ哀愁や登場人物の心情がより一層引き立っている。 『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』は、感動的なストーリーと巧妙なミステリ要素が融合した秀逸な作品。 読者は、夏の終わりという時期特有の切なさと共に、深い感動を味わうことができる。 心に残るミステリを求めるすべての読者にお勧めしたい一冊。 | ||||
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1番好きな小説です | ||||
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とてもいい物語。 月並みだけど、儚いと言う言葉がぴったりな話でした。 | ||||
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人の死に値段が付けられてしまったら私はどうするだろうか。主人公の葛藤が手に取るようにわかる。お金のために一緒にいるのでは無い。愛情や愛着が湧いているから共にいるのだ。それを証明出来ない。「言葉にする度に全部が嘘くさくなってしまうのは何故だろう?そこの気持ちに嘘は無いのに、金に至る病は言葉の価値すら蝕んでしまう。」まさにそう思う。 | ||||
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自分に抱えられないようなものを、持ち上げようとしたとき、いつも以上の力が出ることもあるだろうし、潰れてしまうこともあるんでしょう。最後の終わり方は予想とは違って、物足りない気もしましたが、自然であとを想像しやすいもので良かったんだと思いました。 | ||||
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現実では有り得ないような想定ですが、読み進めると人間くささが中心となり違和感がなくなります。 結末も予想外でしたが良かったです。 | ||||
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普段あまり本は読みませんが、面白かったです | ||||
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面白かった | ||||
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一気に読んでしまいました。 | ||||
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個人的にはめっちゃ好きな作品でした | ||||
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余命僅かなヒロインとの恋愛。それだけなら、よくある王道の物語です。 しかしこの作品で描かれる病は「死後、肉体が金に変わる」奇病で、価値は三億。 つまりヒロインが死ねば主人公には莫大なお金が手に入り、困窮した日々から解放される…其処に果たして愛はあるのか?あるとして、本当に金目当てじゃないと証明できるのか? そんな主人公の煩悶や三億円という金額に振り回される人々の様子が丁寧に描かれている作品でした。 チェッカーやサナトリウムの塀に描かれた落書きなどの要素も上手くちりばめられており、それらが見事に絡み合う後半の展開には引き込まれます。 甘くほろ苦い恋愛ものが好きな方に是非お勧めしたい良作。 | ||||
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面白い!! これは価値観の物語。 客観的に考えて、自分の価値が3億より高いと考える人は稀だろう。どんな自惚れ屋さんだよ。 それなのに、どうしても失いたくない、かけがえの無い人は値段が付けられない。 何なんだw 終わり方には評価が分かれますが、これでいいんだと思います。 自分の人生の正解は、自分で見つける事に意味があるのですから。 . | ||||
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タイトルで気になり購入しました。 よくある難病ものと違うのは、彼女の死体には、生きている彼女よりも価値があるということ。 なかなか考えさせられる作品でした。 登場人物の役割が明確なので、読み手の感情がぶれることなく読み進められると思います。 | ||||
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なかなか深い 本です。読んだら、気になる内容です。 | ||||
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「夏の終わりに君が死ねば完璧だったから」の題名はちっとも完璧でないけれど、でも感傷的でなく涙腺崩壊も誘わず適度にクールで謎めいていてバッチリ決まっていないのが人生に正解がない事と同義で良いと思いますね。不治の病・金塊病に冒されたチェッカーの達人の女子大生・弥子には同じく男言葉で喋る櫻子や桜良の遺伝子が共通していそうです。貧困家庭で暮らす中三生・江都は彼女とのチェッカー勝負に勝利し彼女が死と共に変貌する3億円の金塊を手にできるのか?彼女の思い遣りの心を受け止め濃密な時間の思い出を胸に真の幸せを掴んで欲しい。 | ||||
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よくある”難病ヒロイン物”と大きく違うのは、「金塊病」と称された病気で、死後肉体が硬化し金に変わる その価値は三億円 彼女が死ねば、貧困な主人公はそれを相続出来る、という点 それによって変わりゆく人間と「変わっていく価値」 お金目当てじゃない、只彼女と居たいという想いの「感情の証明」 周囲に値段をつけられたくない時間「人生における正解」 これらが非常に読みやすく綿密に描かれており、こういった作品が苦手な人にもオススメしやすい1冊 ラストは賛否が分かれるかもしれない(個人的には賛) でも小説もまた「正解」が無いように、「不正解」と感じた人も数年後に読み直すと「正解」になっているかもしれない | ||||
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斜線堂さんの作品は二作目となります。 私にはまだまだ理解できない部分がありもやっとする部分もありますが、色々考えさせれれる良作であると思います。 出来れば最後に出てきた金額の意味が分かると嬉しいかな。 よくある奇病の作品と似た部分もありますが、色々と考えさせられる良作であると思います。 オススメです。 | ||||
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ネタバレを避けた内容の投稿となります。 とても読みやすい文体、そして役割のわかりやすい登場人物たち。儚くも美しい世界観。 人によっては「ああ、ありきたりだな」と思うかもしれません。作者がこの作品に込めた思いに触れられるかどうか、それが自分に刺さるかどうかはとても大きいと思います。 人生を諦めてしまった大人、これからを生きていく少年、両者に読んでほしい作品です。 この作品に出会えてよかった。 | ||||
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