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夏へのトンネル、さよならの出口の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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映画が結構良かったので原作も読んでみました。映画の塔野君や花城さんの方が大人っぽく、その分哀切感が漂います。「なぜトンネルに入るのか」という理由付けも映画の方がしっかり語られているように思います。それと、花城さんが塔野くんに興味を持つ、そして恋心を抱く過程も原作より映画の方が丁寧に描いているように思いました。原作p.96で早くも花城さん照れてますが、正直「なんで?」って感じです。従って私としては映画を推します。 ただ一点、原作と映画の双方に設定ミス、あるいは矛盾があるのではではないか感じています。それはインコの「キィ」やカレンを連れて帰れるかどうかということに関してです。原作ではインコはトンネルの奥へ飛び去り、決して現実世界には現れません。無生物である漫画原稿は現実世界に持ち帰れましたが、生命の復活まではできないのでは、と思わせるところです。それならばカレンを連れ帰ることも不可能なのでは?と感じます。原作のトンネルの中では若い頃の両親にも会っていますが、もし彼らを現実世界に連れ戻れたとしたら、両親がそれぞれ2人に増えてしまいます。よって、トンネル内で会う生命体は基本的に全て幻なのだ、と考えざるを得ません。原作の塔野君は積極的にカレンを現実世界に引き戻そうとしていますが、おそらくそれは不可能だったのでしょう。 ところが映画の塔野君ははキイを自宅に連れ帰っています。そのように、すでに亡くなったインコを復活させられるなら、カレンもこの現実世界に連れ戻そうと考えそうですが、実際には映画の塔野君はカレンを連れ戻そうとはしていません。何だかトンネルの奥でそのままカレンと暮らしたさそうな気配を漂わせています。このあたりは設定が矛盾しているのではないかと思われます(映画でも漫画原稿という無生物は現実世界に帰還している点は共通です)。 そんなわけで、原作の塔野くんの頑張り(カレンを現実世界に連れて行こうとすること)は報われないことで、ウラシマトンネルの性質に関する整合性が保たれています。しかし映画が生きたインコが「帰ってきた」ことを描いてしまったことで、論理的には破綻しているように思います。 | ||||
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不満なし | ||||
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映画公開で知り、そちらを先に観た。まず原作を読んでからと思っていたが、なかなか入手できず映画が先になった。しかし今回に限ってはそれで正解だった。原作が先だったら、映画は期待しなかったと思う。 本の詳細なレビューは書けないが、登場人物は原作と映画でかなり印象が違う。ヒロインは最後まで芯の通った子だったし、主人公も控えめだが誰より優しくて勇敢という印象を受けた。個人的には映画版の主人公は大好きである。 キャラクター像の他に、傘や向日葵を渡すシーンが映画オリジナルと知って仰天した。ここの描写が物語全体にも活きていたし、傘や向日葵を通しての会話に大変感動したので、これが原作になかったのは意外だったしショックだった。 映画を見てから原作を読むと、もしかしたら多少肩透かしをくらうかもしれない。私はもう別物と解釈しつつあるし、私が好きなのは間違いなく映画の方だ。何事も原作ありきだと思っていたが、初めて映像化など再解釈された方を面白いと思った。そういう意味で印象に残った。 | ||||
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あんずのキャラクター造形であっと思わせてウラシマトンネルを切っ掛けにどんどん二人が親密になっていくのは良いけど ウラシマトンネルと現実空間の相対時間を気にしながらあーだこーだやってる中盤までは面白かったが 終盤肩透かしな感じ 幽霊?亡者?妹のカレンと再会して「愛する資格」を手に入れる。 いや、別にオカルトファンタジーとしては良くある展開だが妹カレンが塔野に赦しを与える代わりに13年の時間を持っていかれた、みたいな 妹は契約の代償を要求する悪魔かよ SFじゃなくて少し不思議かな あんずは漫画家としてのキャリアを捨てかけて何時までも塔野のことを想い続け、トンネルに入って追いかけてくる 塔野カオル、高校中退30歳職歴なしですが理解ある彼女くんのお陰で幸せです ハッピーエンドへの持って行き方がちと強引かな 序盤は本当にワクワクさせられるんだけど | ||||
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スラスラ読めます。 内容は普通でした。 | ||||
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試し読み部分はなかなか面白かったのですが、そこがピークでした。 序盤ではある種超然とした様が魅力的だったヒロインはどんどんつまらない「普通の女の子」になるし、ウラシマトンネル自体も如何なる存在なのかについてふわっとしたまま、「現実と向き合え」というお説教のために消費されるし、ロマンのある発想や斬新なテーマもありません。 作者やレーベルが「最近のラノベの流行と真っ向から対立するテーマ」などと宣っていましたが、こんな陳腐なテーマと真っ向から対立するならむしろ最近のラノベの流行は好ましいものだなと思います。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 少年と少女の青春小説,そしてボーイ・ミーツ・ガールとして手堅くまとめられており, おおよそ『内容紹介』から受けた期待通りでしたが,それを超えてくるまでのものはなく, タイトルにあるほど夏の匂いも感じられず,ただ七月と八月に起きた出来事という印象です. また,序盤のやり取りのせいか,少年や同じクラスの女の子のことを好きにはなれず, 才色兼備であるヒロインも,頭の悪いことを口にするなどキャラクタのブレが気になり, 彼女と彼が恋仲になる様子も予想通りとはいえ,急な彼女のデレ具合には戸惑わされます. 一方,彼らが大事なものを手に入れるにあたり,大きな代償を支払うことになる終盤も, 結果に対する焦りがほとんど窺えず,世の中の扱いが軽すぎることにも違和感は拭えず…. このほか,季節や景色への描写が丁寧で美しい反面,やや飾りすぎに映るきらいがあり, 一挙一動,何かにつけて細かく触れるなど,全体的にクドい言い回しが引っ掛かりました. | ||||
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時間を題材にした青春SF。メディアワークス文庫等のような文芸寄りのラノベといった雰囲気。 新人賞受賞作にもかかわらず文章の質は非常に高く、すらすら読めるのに心に残る。 キャラ造形は特徴的かつリアリティがある。主要キャラのバランスもいい。 ただし行動に疑問が残る箇所がいくつかあり、プロット通りに動かされている感じもあり。 恋愛面に顕著で、特に何事もなく関係だけがするすると進むので「どこか読み飛ばしたかな?」と不安になった。 また時間SFということで話にどう絡むのか色々と想像するだろうが、期待しない方がいい。 いくらなんでも終盤の展開はありきたりすぎでは無いだろうか。 正直言って後半よりも前半の方が面白かった。SFということを忘れて読めばまだマシかもしれない。 | ||||
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