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休日はコーヒーショップで謎解きを



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【この小説が収録されている参考書籍】
休日はコーヒーショップで謎解きを (創元推理文庫)

休日はコーヒーショップで謎解きをの評価: 3.11/5点 レビュー 9件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.11pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(3pt)

出版社がすごく不誠実だと思いました

同著者の前作「日曜の午後はミステリ作家とお茶を」のヒットを受けての本書なのでしょうが、まったく違う方向性の書籍でした。
つまらなくはないのですが、非常に嫌な気分になる書籍でした。

端的に言うと、前作はミステリの短編集、今作はサスペンスの短編集です。
いろいろなスタイルのお話が書けるというのは凄いことだとは思います。きっと遊び心と研究心のある腕の良い作者さんなのでしょう。

ですが、その本の出し方がいただけません。まったく乗れません。
本作は、ミステリとしてヒットした前作の次の書籍です。そのタイトルに「謎解き」を入れ、帯や背表紙の解説に「意外な真相」「正統派推理短編」といった言葉を散りばめ、装丁もタイトルも前作を「匂わせる」ものです。

そのため、「ああ、またミステリの短編集なんだな」と楽しみに本書を手に取る方が多いのでしょう(私もそのひとりです)。
それなのに、中身が全然違うのです。これではいくら中身が豪華であっても、騙された気分にしかなりませんよ。
「ミステリで好評を得た作者の、サスペンスよりの短編集」と誠実に紹介されていたのであれば、まったく違う楽しみ方ができたでしょう。

まるで「アナと雪の女王」のヒットを受け、次作の「ベイマックス」のキャッチコピーや宣伝映像を「感動モノ」として垂れ流したピクサーの日本版宣伝スタッフのような不誠実さを強く感じました。それがノイズになって本書を全然楽しめませんでした。騙しても売れればいい、みたいな姿勢を見せられるのは本当にがっかりします。

そういうのって読者だけでなく、作者にも失礼だと思いませんか?
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No.8:
(2pt)

おやすみ前の読書にぴったり

最後まで読むことができませんでした
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No.7:
(2pt)

どんなジャンルの話が載ってるか表紙や題名で推測できるようにして欲しい……

シャンクスものではないと知っていて買ったんですが、題名
と表紙イラストから受けるちょっとコーヒーでも飲みながら
気軽に読める本という印象からはだいぶ離れた重いテーマの
作品が載っていて、そこで挫折しました。少なくとも最初~
三話目は謎解き要素が殆ど無いです。色々な作品を書かれて
素晴らしい作家さんだと思うのですがいきなり重い作品を食
らうとツライです。子供に暴力をふるう描写が繰り返し出て
きます。勝手に洒落っ気のある軽い短編集だと思ってしまっ
た私も悪いですが。でも正直タイトル詐欺のような……。
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No.6:
(4pt)

「赤い封筒」はいいね

前作「日曜の午後はミステリ作家とお茶を」は、作家のシャンクスが一貫して主人公だったが、今回の短編集は主人公はそれぞればらばらだ。コージーぽくはなく、訳者が言うようにオフビートの感じだね。ちょっと苦い味もある。まあ、あんまりミステリーと言えないかも。最後の詩人のデルガルドを探偵役にした「赤い封筒」は、一味違った本格ミステリーかな。コーヒーハウスを舞台にしているのは、いかにもアメリカらしい。最後のほうになって、結構手掛かりは揃ったのかな。私には解けなかったけど。よく考えてみれば、明らかに犯人を指さしているものはあったね。
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No.5:
(2pt)

シャンクスものではありません

ロプレスティの中短編を9編あつめた作品集である。邦訳版独自編纂。
前作(というか、初の邦訳短編集)の「日曜の午後はミステリ作家とお茶を」(2018) をとても楽しく読了し、書店に平積みになっているのが目に付いた本作も表紙とタイトルだけ見て迷わず入手。そのまま3か月ほど積読になっていたのをこのたび読了。

・・・うーん、個人的にちょっと期待外れ。すっかりシャンクス氏ものだと思っていたんですよね・・・。確かにどこにもそんなこと書いてないですが、シャンクスものは短編が沢山書かれているということだったと思っていたし、表紙絵が同じタッチのイラストだし、そもそもタイトルの言葉運びが続きものだと思わせる雰囲気(これが例えば、「赤い封筒の謎」とかだったら読後感が全然違う・・・と)。

作品自体はそんなに悪くないとは思うのですよ。サスペンス調やタフガイものなんかは自分はちょっと興味が薄いのですが、「奇妙な味」に近いものもあったりして、そこそこ楽しめる。読了後に解説など読むと、どうやらこの作品集は、ロプレスティの幅広い作風の短編に広く焦点を当てたり、また、米国の有名な賞を受賞した中編を紹介したり、といった狙いのよう。出版社(と翻訳者)の文化的活動&営業的活動として正しいといえば正しいのですが。。。個人的には(あくまで個人的には)次にシャンクスものが出たらその時に手を出すか考えるかな、という感じです。
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No.4:
(5pt)

面白い原作と、読みやすい翻訳

冒頭の「ローズヴィルのピザショップ」から面白かったです。ふと『ある愛の詩』のヒロインの父親のことを思い出しました。

『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』も読んでみたいと思いました。
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No.3:
(5pt)

前作よりも様々な趣向があってずっと楽しめた

他の方とは異なり、前作の「日曜の午後はミステリ作家とお茶を」は読んでいて飽きてしまって、最後まで読むのがたいへんでした。が、この短篇集は様々な味があり、アメリカの知られていない古い社会問題(孤児列車)、公民権運動、そしてシアトル、ブルックリン、といったアメリカの町の特徴とミステリをからめてくれていますので、1つ1つが違う色、違う味の缶入りドロップのようで、毎日楽しみにして1作ずつ丁寧に読みました。私の場合、読み返す本は手元におきますが、この本は短編で読みやすく、読後が爽快、そして残酷なシーンがないので、最近読んだミステリの中では私の部屋に残す第一候補となりそうです。作者による解説も1作目より邪魔な感じがなく、読むことができました。
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No.2:
(2pt)

落胆しました

前作の軽妙なユーモアのとりこになって新作を待っていたのですが、まったく味わいの違う作品でした。前作と関連づけなければそれなりにおもしろいのかもしれませんが、これは私の好みではありません。
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No.1:
(3pt)

シャンクス物じゃない

前作のミステリ作家シャンクスの連作ミステリの続刊だと思って購入してしまった。
新作は題名も似ているし、同じ作家による小説だが中は別物。前作が好きで購入したものとしてはとても残念だった。
決して駄作というわけではないのだが・・・
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4488287050

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