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ノーサイド・ゲーム
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ノーサイド・ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全175件 41~60 3/9ページ
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池井戸さんの作品は好きでよく読んでいます。 ラグビーも大好きで、社会人ラグビーの問題点もきちんと描かれているように思います。 ラグビーもわからない、ラグビーが嫌いだと言っていた君嶋が、本社から人事異動で横浜工場の総務部長に赴任と同時にラグビー部のゼネラルマネジャーに就任し、弱小ラグビー部アストロズの改革を行っていく。 ラグビーチームを会社に例えながら、様々な問題を解決していく過程がすごく面白かった。 味方だと思っていた上司脇坂の裏切り、敵だと思っていた滝川常務の意外な行動。最後までドキドキしながら読み進めました。 アストロズが君嶋の案で、地機のイベントや子供達のラビグークラブの立ち上げなど、今活動してある社会人ラグビーの活動と重なり、その苦労は関わっているすべての人には自分たちと重ねていたのではないかと思います。 原作のテレビドラマ放送時期もちょうどW杯の時期に合わせてあったんだなって思いました。 2回前の大会の時には考えられない程、ラグビー場に観戦者が来てあり、ラグビーを愛する私にはとても嬉しかったです。 ラグビーを知らない人でも、この作品は面白いと思います。テレビでドラマ放送を見た人ももう一度原作を読んでみてください。 | ||||
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とても綺麗な商品でした。 注文して直ぐに送られてきました。 | ||||
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読んでいて気持ちが良くなるストーリーでした。ワクワク・ドキドキさせて大団円へもっていく手法は池井戸潤のお馴染の手法ですが、それが心地よいのです。 池井戸潤のストーリーの組み立ての上手さが如何なく発揮された本です。すでにテレビドラマとして好評を博しているわけで、遅まきながら読了しました。 登場人々、それぞれの思惑が複雑に絡みながら、ストーリーは展開しています。優れた人間模様も織り交ぜ、小説を成立させているわけで、読者をワクワクさせることには、いつもながら天下一品でした。 ラグビーの試合展開を上手く描写する手法は見事です。関係者の人間関係の機微、特に登場人物の優しい気持ちが詰まっている箇所などは思わず目頭が熱くなりました。小説を読む醍醐味を最後まで味あわせてくれる小説作法は見事の一言でしょう。 寝食を忘れて、一気呵成に読み終えました。 社会人のラグビーチームを維持する費用の多さにも愕然としています。観客動員の少なさ(小説上の設定)にも驚きました。日本蹴球協会の体質の古さも取り上げられていました。フィクションですが、実際の協会の体質も似たようなものなのでしょうから。 波乱万丈のストーリー展開の後、苦心惨憺のあげく、胸のすくような前に進む展開には痛快さを感じました。ラストの展開は水戸黄門の印籠が飛び出すような痛快さを感じています。池井戸潤の上手さがこの作品でも伝わってきました。 | ||||
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いつも、お世話になっております。美品でした。満足しております。 | ||||
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社会人スポーツの課題をフィクションで表現するのが新しい。ゲーム自体を文字で表すのも難しいはずだが、ちゃんと読める。 | ||||
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テレビドラマで見てから、本を読むのもオツである。 W杯の前に、テレビドラマがあり その頃には、ラグビーがそんなに話題となるとは思っていなかった。 ラグビーの面白さは、一流を見ることで、大きく変わった。 そして、16億円もかかるというトキワ自動車のラグビー部。 収入はほとんどない。蹴球協会が全て吸い上げているのだ。 アマチュア精神とラグビー精神によって、 ラグビーで、金儲けすることは考えられないという。 そのお荷物を、どう前向きに解決するのか? ラグビー部の使命は、勝つことだった。 監督の選択から始めなければならなかった。 勝つ経験を持つ監督を選ぶ。 それは、大泉洋と因縁のある大学時代のラグビー選手であり、監督だった。 ラグビーの練習方法は、かなりデータに基づき、科学的な手法となっている。 そして、ラグビーは、監督によって、戦略がかなり違ってくる。 ラグビーのチームの成長と企業の経営陣の不正の追求が 同時進行していくのだが、この手法は実にうまい。 大学や高校の同級生を使って、出し抜くという話は、無残だ。 ルーズヴェルトゲームの野球と企業の絡めた物語と似ている。 爽快感は、こちらの方があるね。 企業にとって、スポーツを取り組むとは、どういうことなのか? 赤字でも、継続できるのか?など、興味ふかいテーマだね。 | ||||
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先にTVで見ていたが本の方は描写も細かくて更に感動を呼んだ。 | ||||
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面白いですね。 | ||||
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テレビドラマと並行して読みましたー。 面白い! | ||||
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本とドラマの内容が違う。 ドラマではなかった内容で本も面白い。 | ||||
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文庫で欲しかった。 | ||||
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期待を裏切らない池井戸作品でした! 読み終わった後は気分爽快間違いなしです! | ||||
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テレビシリーズを見た後購入、日本のラグビー事情もわかったし、しっかりにわかラグビーファンになり、ワールドカップに間に合いました。 | ||||
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池井戸さんらしい作品でした。とても面白かったです。 | ||||
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今でしょ! | ||||
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日本と日本人への強烈なメッセージ 円熟の境地に達したことがよくわかる池井戸潤の傑作です。 読み終わった直後は「人とチームの成長の物語」と考えたのです。 しかし一晩明けて、これは「リスクを取って果敢に変化にチャレンジしないと生き残れないぞ!」という日本と日本人へのメッセージではないかという気持ちがじわじわと湧いてきました。 少々ネタバレもありますが。。。 創業100年を超える名門自動車メーカーのトキワ自動車。その創業家社長でラグビー好きの島本が設立した実業団ラグビーチーム「アストロズ」。年間16億円の運営費がかかっているのにも関わらず大した成績が出せていません。費用対効果で事業が判断される企業においてだんだん重荷となりつつあるこのチームですが廃部になるわけでもなく、前年踏襲で存続が決まっています。現状に甘んじています。 その「アストロズ」が加盟するのが日本蹴球協会。ここに他の実業団ラグビーチームも所属しプラチナリーグの名のもとにリーグ戦を戦うわけですが、日本蹴球協会に巨額の上納金を払っているにも関わらず協会は集客をするわけでもなく、改革を言い出せば、会長は「アマチュアスピリットを冒涜するのか?」「伝統を重んじろ」のお題目で蹴散らしてしまう。会長は本来70歳で引退であるにもかかわらず、その居心地のよさに規定を変更してまでもその椅子に居座り続ける。 そこに現れたのが、トキワ自動車社内での内部抗争で企画部から横浜工場の総務部長に左遷された主人公 君島隼人。総務部長は自動的にアストロズのゼネラルマネージャー(GM)を兼務するというルールにより、ラグビーのことを知らないのに就任してしいます。彼はトキワ自動車企画部で費用対効果でビジネスを厳しく査定してきた観点でアストロズの運営と成績をみて驚きます。そしてなんとかしないと行けないと思うわけです。 もうひとり現れたのが柴門琢磨。城西大学ラグビー部の監督。革新的な運営で3年連続のリーグ優勝に導いたのにもかかわらず、その運営が城西大学ラグビー部OBを尊重する伝統に逆らったということでいきなり解任され浪人することになります。 折も折、アストロズ成績不信の責任をとって監督が辞任し、GMの君島は後任探しを行いますが、ここで君島と柴門の人生が交差し物語が始まります。 君島は、アストロズ存続のためにチーム運営に大改革をおこない成功させ、その成功をもって社内の反対勢力や日本蹴球協会と闘います。 一方、柴門はアストロズを2年で優勝戦が戦えるチームにすべく意識改革を行い、能力を持った選手をどんどん起用し改革していきます。 この二人と周りの人々、反対勢力の生き様に「変化を自分から起こすこと」「変化に自分を対応させること」「変化を自分のために利用して」「変化を拒絶すること」という4つのパターンに色分けが出てきます。 これはある意味ラグビーのゲームの中で起こること。 そう、池井戸潤は私達の生き様とラグビーというゲームの中で起こるドラマをダブらせて、「変化にどう対応していくのか?」という問いを掘り下げていきます。 池井戸潤ならではの伏線との張り方と天才的な伏線の回収により、ラグビーのゲームの中で起こることと、ゲームの外で起こることを同時進行させて一気にクライマックスへもっていきます。 その手法は本当に見事。 勧善懲悪というスタイルは今回は基盤ではなく味付けに回っています。 私はここに池井戸潤の作家としての円熟を感じるのです。初期の銀行もの、そして半沢直樹シリーズはある意味残酷な復讐劇でサラリーマンである私も共感はできましたが、どうも後味が悪かったのです。しかし、池井戸潤は、空飛ぶタイヤ、下町ロケット、などを通して色濃く出ていた復讐劇の色彩や勧善懲悪の色彩を弱め、むしろ人と人との信頼関係や愛という色彩をバランスさせてきたこと、そして今回、もしかして「ルーズベルトゲーム」にその導線があったかもしれませんが、日本と日本人への変化に対するメッセージを込めることで、円熟の境地に達したと思いました。 さて、前半で非常に驚いたことがあります。 ラグビーといえば、One for All, All for One、そしてそして試合が終われば No Sideでお互いの健闘を称え合う。 君島は、英語の文献をしらべてOne for All, All for One、 No Sideをラグビー用語で使っているのは日本だけということを知り驚愕するわけです。 私も驚愕しました。 もしかして池井戸潤が、この小説の中で君島に戦わせた変化をきらう「伝統」ってこの言葉の使い方に象徴させているんだろうか?っていうところはもう少し考えてみようと思います。 リスクを取って自分から変化を起こす。そのメッセージをラグビーというゲームを使って語りきった池井戸潤という作家に限りない敬意を評します。 | ||||
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ラグビーをいちファンとして応援しているような臨場感と生々しい人間関係、最後のフェアに一瞬でのまれました。 ラグビーが好きになる本です。 おすすめ! | ||||
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テレビドラマ後に読んでみた。 ラストのサイクロンズ戦はドラマのほうが断然良かった。 だけど原作も良い。 ラグビーはイノセンスなイメージあるんでしょうか。経験者としては喜ばしいです。 | ||||
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「ノーサイド・ゲーム」は、池井戸潤のヒット作「ルーズベルト・ゲーム」のラグビー版で大変面白い。プレミアリーグの名門チームが低迷し、廃部の危機にさらされる。奇跡とも思われることが復活劇をとげ、優勝するというストーリーだが 素人GMの情熱と活躍が光っていますね。ラグビーワールドカップが9月20日~11月2日まで12都市のスタジアムで開催される。この本でラグビーというスポーツの魅力がわかるだろう。 | ||||
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読みやすい文章 | ||||
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