少女葬
評判
少女葬の評価:
3.91/5点 レビュー 33件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21〜23 2/2ページ
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少女葬の評価:
3.91/5点 レビュー 33件。 C ランク
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よくできている小説だと思ったけれども、一番考えてしまうのが冒頭の少女のことについてだった。主人公の少女とどこで違ってしまったかって。それは最初から。主人公は現状から逃げてきて、事態を自分で解決すべく動いてた。そうしないと飲み込まれてしまうから。だけど、冒頭の少女は、現状から逃げてきて、はっきり意識しないまま、現状を解決するという考えが浮かびもせずに楽しい方向に流れてしまった。冒頭のようになってしまったのはもちろんひどいことで、そんなことをされるほどひどいこともしていないのに、でもそれは彼女の行き着く当然の帰着だった気がする。底辺に近い状況で、自分が置かれている状況に気がつかず、問題意識を持たないがために、また状況は途中で帰られたかもしれないのに、それに流されるということは罪であるということをはっきりと理解した気がする。もし彼女が彼女が彼女の満足できる状況にいたとすればチャームポイントであっただろう素直さが別の意味で悲しい。
ちょっと間違うと誰のみにも起こる得るのかなと考えるとちょっとこわい。
主人公については、ちょっとリアリティーに欠ける気がする。現状認識能力や危機管理能力が高く頭の回転が速いというのはあると思うけれども、ひどいなりに普通の生活をしていてすぐあの状況になれて対処していけるというのは…
ネタバレになってしまったらごめんなさい。著者の作品は「死刑に至る病」から入って、すごく引き込まれたんだけど、その後何冊か読んだけど面白い作品に合えなかったけれども、これは、自分の生きる姿勢を考えるという意味でも、ぜひ読んでほしい作品です。