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そのカメラで撮らないで(蛍坂)
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そのカメラで撮らないで(蛍坂)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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失恋とそれに原因する家族の不幸ですっかり落ち込んでいた主人公は、祖母から聞いた蛍坂へ行く。幼い頃祖母が育ったその地は、離村により無人となり朽ちた廃屋が建ち並んでいた。 そこで、宇宙観を変えるような光景を見る。この蛍乱舞の情景描写が圧巻。 その後、プロカメラマンを目指す主人公に不思議な現象が現れるようになる。 失ったもの、消えてしまったもの、過ぎ去ってしまったもの・・・・。それらをいくら嘆いても、悔やんでも再び帰ってくることはない。でも、喜ばしい日々、美しかった日々、胸弾む日々があったことは事実。だったら、その思い出を、感動の移り香を、心の片隅にそっと大切にとっておこう。 そんな気持ちにさせてくれる。 ホタルの群舞の様子が、「ホタルの木」や大庭氏がテレビで紹介していた「エフボタル」を連想させる。 | ||||
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