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ふたたび嗤う淑女
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ふたたび嗤う淑女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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久しぶりに一気読みするほど面白い小説 登場人物たちが主人公の詐欺に引っかかり次々に破滅していくストーリー 客観的に見ればあまりにも危険な億単位の金を他人に預けるという行為も 詐欺師の巧みな話術とトリックによって成し遂げられていく 他人の欲望と思い込みに付け入り破滅させていく姿はまさに魔女そのもの ただまぁ帯のどんでん返しと相方の野暮ったさの強調で オチが読めてしまうところはマイナス点 | ||||
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ひとのおごり、エゴ、欲におぼれたものを制裁していく。 読み物としてはおもしろい。 それぞれにシチュエーションが違えども、欲望を満たすためには企みがある。 そういった欲のかたまりに対し、一撃をくらわせていく。 数多の詐欺の手口に、地面師までもがうごめく。 これでラストのオチにヒロイン的な救済があればよかったが、やや不満が残る。 結局はダークなものはダークに染まっていても何ら不思議はないのかも。 終盤が知能的というよりも実弾でハチャメチャな展開となっている。 | ||||
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女性活躍NPO法人の代表、宗教団体の副館長、不動産屋の社長、国会議員の政策秘書など、相手に応じた最良の陥れ方を選んでいて、金だけでなくプライドや自信も失うやり方はよく考えられていると思った。 また、「野々宮恭子」の目的が金銭でも復讐でもないというところがまたおもしろくて怖いところだった。 ただ、国会議員・柳井耕一郎との決着が案外あっけなかったのが残念だった。また、警察の捜査も後手に回ってほとんど何もしていない状態だったのも物足りない。もう少し「野々宮恭子」の正体に迫って警察との駆け引きも見たかった。 | ||||
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中山七里さんの『嗤う淑女』の続編です。 今作品でも前作と同じく複数の人間が、悪女に陥れられ無惨に命を無くしていきますが、 悪女があまり表に出ず、脇役やターゲットが主体の作風が最初は不満に感じました。 でも、メイン真相に関して序盤で気付いたので、故にこういう作風かな?と思ったら見事に当たりまして、 今作品では真相を序盤で気付いた事が残念に感じる作品だったし、 悪女=恐い人間を描く作品にしては、上記の作風が故に、他の作家の『人の恐さ作品』に比べると、恐さを感じにくいのもマイナスだなと思いました。 ただ、複数のターゲットの一人が、新興宗教の副館長で、宗教団体の内側の描き方としては面白く読めましたし、 メインターゲットの国会議員に関しても、政治に纏わる様々な事が、きちんと現実の政治とリンクして描かれていてとても面白く、 且つ、宗教と政治をきちんと描いた中山さんの力量に改めて凄いなと感じた次第です! 加えて、作品の根幹となる過去の大犯罪も、昔現実に起きた個人的に最大限に許せぬ犯罪であり、 あれを取り上げてくれた事・あれに対する今作品の結末・逆の立場の者への結末……という全てに対して、 今なら、見事であり感謝の念を抱く素晴らしい内容でした! でも、作品をトータルで見た場合、面白くはあるけど単行本購入金額には見会わないとは感じます。 中山さんは大好きな作品がたくさんあって、去年出版作品のうち3作は神作品でしたが、同じ位に普通の作品=単行本購入金額には見会わない作品もありまして、 1年に3冊神作品が書けるのは素晴らしいけど、同様の割合で凡作も書いているのは残念ですし、 出版ペースを落として、じっくりと面白く描いて欲しいと心から願うばかりです。 好きな作家だからこそ、ハイペースにマイナスもある点が勿体無いと感じました。 | ||||
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実際に投資をしていたり、金融関係の方がこの本を読んだ場合には、内容が薄く面白くないと思う。 一話の最後は、なぜここで終わりにしてしまうのかわからなかった。騙された後に、どう続くのか期待していたが自殺で終了。もったいない。 淑女(筆者)に嗤われた。 一話を読み終えたところでブックオフ行きになった。 | ||||
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先生の作品は、かなりの数を読みましたが、どれも面白いですね。全巻の制覇を目指して奮闘中です。 | ||||
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「嗤う淑女」で暗躍した、野々宮恭子が、国会議員の金銭的支援者やサポートする人物達を次々罠にかけていく。 それぞれ死ぬのはちょっと強引かなと思わせる部分はあるけど、全体的にはミステリーとしてすっかり絡めとられるストーリーに引き込まれる。 続編にも期待が持てる悪女ぶり。 | ||||
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「嗤う淑女」の続編であり、「総理にされた男」ともリンクしている、 中山さんのファンにはなんとも嬉しい一冊です。 今回もあの恐ろしい彼女が暗躍しますが、 やはり最後はこうなるんですねと納得の結び。 これは「みたび嗤う淑女」がありますかね。 | ||||
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