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キンモクセイ
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キンモクセイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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「隠蔽捜査」など今野さんの作品は、他の警察物と比べて群を抜いて面白く、いつも興味深く読まさせていただいていますが、「キンモクセイ」はあまりにもリアリティ-が感じることが出来ず、途中で読むのをやめようと何度も思いました。そもそもの背景設定、そしてそれが根拠となっての2人の若い官僚の暗殺、合わせて主人公の逃避行に至る客観的な必然性などがあまりにも安易な筋立てのように思えたからです。いつもながらの将棋名人のごとき緻密な駒さばきを期待して手に取っただけに、残念に思えて仕方がありません。 | ||||
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今野先生の小説はキャラが立っており大好きです。 が、やはり今回のキンモクセイには納得のいかない点が多くみられました。 まず、主人公が「殺人事件の被疑者」という件で指名手配されているにもかかわらず、 顔などがネットにさらされた後でもそのことについて全く触れないことです。 後から真犯人が出てくれば、主人公は冤罪だったってことになりますよね? さすがに名誉を傷つけられたことになりますし、その冤罪をどういう経緯で解消されたのかを周囲に納得させないかぎり、主人公が警察で働き続けるのは難しいのでは?と感じました。 (逮捕という一言だけでも、世間的にはナーバスな感情を抱かれるので、殺人容疑で指名手配とされちゃ土曜会以外の交友関係にも影響だってあるでしょうに) 真犯人が捕まったからいいものの、罪のない人間を指名手配にした時点で、それこそマスコミはキンモクセイ問題よりこの冤罪事件を叩くはずなのでは?と感じました。 というか、自分の名前が殺人犯として国中にさらされていたのにもかかわらず、まぁ消えるだろう、忘れるだろうと楽観的にとらえるのがわかりません。 ハッキリ言ってキンモクセイ以前の問題だと思います。 あと結局、被害者がどのようにして殺されたのか、公安は結局殺人を黙認していたのか、そう言った背景の説明も必要だと感じました。 というか、水木も保護された時点で自分の勘違いだってことがすぐにわかったでしょうに。 その時点でジャーナリストから連絡先を聞くなりして主人公に連絡してやってくれ。 せめて課長も主人公は逃げると予想できるんだから携帯電話とかで水木と直接話をさせて、保護する目的であることを説明させてやれ。 政治的な内容と友情はよかったのですが、いかんせん消化不良です。 | ||||
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正しいことをやりたければ、偉くなれ! 権力も立場も人望もなき者に、デカいことはできない。 仕事のベクトルは、どっちを向いてる? 国民のため、お上のため、組織のため、自分のため? 己に力がなければ、権限者を利用する方策を考え、実行すればいい。 上司が使えねぇ~とか宣う暇があるなら、頭つかえよ。 誰が味方で、誰が敵か? 考える前に動けよ。 走りながら、考えろよ。 キャリアだから、選ばれた人間だから・・・イタいわ~。 あんたの代わりなんて、ナンボでもいるんよ。 自意識過剰は命取りでしかない。 危険を挑戦を恐れていては、何もできない。 ただただ、毎日たたかえ! たたかえ!! しっかし、国家の命運を、自分の未来を心配するよりも、惚れたオンナの恋路が気になるなんて・・・なんだかなぁ~。 | ||||
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妄想しかない主人公。少しは自分のアタマで考えた行動をさせてやって欲しかった。 | ||||
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以下、たぶんネタバレを含みます。 おもしろいけど、思い返すと納得いかないことが多過ぎる。縊死事件の真相はなんだったのか(つまり、指名手配が取り下げられた理由が)書いてないし、凄腕のスナイパーが素人3人組に組み伏せられる、という設定もどうかと思う。そのスナイパーが逮捕されたのち、日本の裁判にかけられるのか、日米地位協定に守られて本国に戻るのかも書いてない。 「警視庁に逮捕させたら犯人は日米地位協定に守られて本国に戻る。そんなことは絶対にさせない。警察庁が身柄を押さえる」というロジックがさらっと語られるが、「警視庁は日米地位協定に縛られるが警察庁はそうじゃない」なんてことが本当にあるのだろうか。 そもそも、なんで米国あるいは米軍が「キンモクセイ」を守るためにそこまでやるのか、日本のキンモクセイ計画が潰れるとどんな致命的なデメリットがアメリカに生じるのか、という根幹中の根幹が、全くわからない。 | ||||
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駄作。この一言に尽きる。多作過ぎて年々質が落ちきている と断じざるを得ない。最近の隠蔽捜査もご都合主義で辟易と したが、本作は全く読むに値しない。事件の背景に深みがない、人物像 の陰影が乏しい、日米地位協定をテーマとしながら政界の話が描けていない。 初期の隠蔽捜査や確証シリーズはワクワクして読んだが、もう今野敏 の賞味期限も切れたかもしれない。とても残念だが。 | ||||
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途中、退屈だった。 隠蔽捜査8を待ってます。 | ||||
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日米地位協定ってのは、要するに、在日米軍は日本国内で好き勝手やっていいですよっていう協定だ。こんなもん結んでいるのは世界中で日本だけだ―― 今野さんは大好きな作家の一人ですが、いくらなんでもこんな朝日臭な文章の内容紹介となると、とても残念な気持ちになります。もう一つ、出版社の大人の事情なのでしょうが、海外にいる人間は日本の倍くらいの値段でハードコピーを買うか、ほぼ同じ値段でKindle版を買うかの選択肢となります。 多くの日本人が様々な理由で海外に住んでいる今の時代に、海外の日本人の読書の選択肢を狭めるような、Kindle版を出さない姿勢というのは、個人的には許せません。 | ||||
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