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(短編集)
スクールアタック・シンドローム
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スクールアタック・シンドロームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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でも、世間には一読の価値すら無い本が溢れてるし、まあまあの出来かな。 つーか、舞城の本って道徳の教科書だよね? 読んでると自分が良い人になった気分になるし、作者も良い人なんだろーなーとは思うけど、ちょっぴり食傷。 つーか、福井ネタはもういいよw | ||||
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単行本『みんな元気』所収の中篇ふたつ(表題作、「我が家のトトロ」)と、書き下ろしの「ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート」を収めた一冊。 最初のふたつはあまりおもしろくない。舞城にしては凡庸な出来だと思う。「ソマリア」は素晴らしい。(少しネタばれ)杣里亜(そまりあ)という女子高生が登場するが、かなり冒頭の方でいきなり死んでしまう。それですぐ生き返る。舞城の作品では、だいたいいろんな人が悲惨な殺され方をするが、この「ソマリア」では、いろんな人が死ぬのではなくて杣里亜が何度も死んで生き返るという設定になっている。世界の悲劇的な死を一身に背負っているのだ。もちろん、杣里亜は、ソマリアとつながっている。 <ソマリア民主共和国の国旗は青地で、中心に白い五芒星が描かれている。[…] ソマリア民主共和国の国旗が…と言ってもソマリアは今は国じゃないが、その青地に五芒星の旗が青空に大の字に寝転がる永遠の杣里亜だとすれば、それは絵的に幸せそうで、どこにいるか今はよく知らない杣里亜と、東アフリカの海岸沿いにあるソマリアの両方に希望があるように俺には思える。>(p. 251) 少し感傷的な表現かもしれない。けど、舞城のこういう文章が好きだ。 | ||||
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