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(短編集)
救済 SAVE
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救済 SAVEの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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救済をテーマにしたミステリー短編集。 著者らしい人間を描く中での、他の作家とは一線を画すミステリー仕立て、短編でもうまく物語として成り立たせている。 ただやはり、謎解きの魅力にとらわれ過ぎたのか、ストーリーの前提条件に無理やり感もあり。 それでも著者の伏線回収と独自な切り口は評価できる。 | ||||
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安定の「そこに繋げるのは無理がある」でした ふと思ったのだが、「北」がどっちなのか体感として持ってる人ってのは、どの位の割合で存在するんだろう?が知りたくなった …認知症の元教師が一番欲しているのは「講義をする」でも「黒板とチョーク」でもなく、「生徒」だよね… ↑に付き合うほど、時間の余裕がある人ってのは世の中そうそう居ない訳で 先に何事が発生するのかは分からないが「これがオチ」になる、ってのが分かり易過ぎた感がしないでもない ちなみに、それでも概ね楽しく読めるから、良し。という感じでした | ||||
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タイトル通り救済を主テーマにした、2010年から2018年にかけメフィストに掲載された短編6編。はっきりとそうであることが分からないものもあるけれど、様々な人間が色んなかたちで人を救おうとする物語。大体は、伏線を回収し、ラストに全てが判明するというミステリータッチ風。 とはいえ、「ガラスの向こう側」が最もミステリー色が濃いものの、あとはミステリーに範疇には入りにくい。どの物語も人間の情が絡み、短編の名手らしくコンパクトに纏まっています。「最期の晩餐」や「夏の終わりの時間割」が印象に残りました。 | ||||
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「三色の貌」「最後の晩餐」「ガラスの向こう側」「空目虫」「焦げた食パン」「夏の終わりの時間割」 救済をテーマにした6つの短編が収録されています。 ミステリー集と銘打っていますが、人間ドラマが色濃く描かれていて 脳内映像でそれぞれの人物が終始動めいていました。 特に印象に残ったのは知的障害のある少年を描いた「夏の終わりの時間割」と 介護福祉士の高橋修平を描いた「空目虫」 まさかの結末に切なさで胸が一杯になる。 どの短編も大きなインパクトがあるわけではないけれど 淡々とした文中からは優しさや温かみが溢れていて読後感も良い | ||||
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