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神遊び



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【この小説が収録されている参考書籍】
神遊び (コバルト文庫)

神遊びの評価: 5.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

時も人も慣習も懐かしい!

著者は、私の次女と同じ大学の出身の人。入寮締め切りに間に合わなかったので、次女を連れてあわててアパート探しに行った日、あまりもの田舎風景に、唖然としたものだ。アパート探しの時の不動産屋さんとのやりとりなど2編目の『空蝉』と共通した経験もあり、「えっ、あの辺て、不動屋さん、みんな同じタイプ?」と、思ったものだ。
 それはそうと、あの周辺をバックに、これだけのものを構築してしまった著者に敬服する。集落のありよう、深く潜んでいく人間関係、強いものと弱い者の表と裏。ほんとによく描けている。それにお祭り風景、たとえば、おばあさんばかりの巫女さんのお神楽。・・・やっぱり、華やぐに違いない。他人の目にどう映るかなんて問題でなくなるだろうな。
 暗く哀しいドラマのすぐ近くで、太鼓が鳴り、神輿がかつがれ、神楽が奉納される、にぎやかなさんざめき。そのあたりの舞台装置は巧みだ。
 ただ、登場人物の力関係が、似たり寄ったりかなと思う。明とちびぞう、美里と歩、美里と姉、そして、『神遊び』と『カタシロ』の二つの少年グループの在りようが、なんだか、似てるよなと思ってしまった。作者の意図?
 最後にちょっと疑問。『神遊び』の洋三と、『カタシロ』の、洋ちゃんは、同じ人なのだよね!
神遊び (コバルト文庫)Amazon書評・レビュー:神遊び (コバルト文庫)より
4086002396
No.1:
(5pt)

わりと深い話

すごく人間心理がうまく書けてると思いました。
神遊びの後に入ってる二つの話も神遊びにつながっていて、
楽しめました。でもコバルト文庫っぽくはない作品だと
少し思いました
神遊び (コバルト文庫)Amazon書評・レビュー:神遊び (コバルト文庫)より
4086002396

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