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やがて君になる 佐伯沙弥香について
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やがて君になる 佐伯沙弥香についての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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漫画かと思って買ってしまった…もっとわかりやすく媒体種類書いてくれ… | ||||
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ヨクワカリマシタウンザリデス。 | ||||
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さやかの思考の流れが、一人称の形式で展開されている小説です。 ただ、一人称の語りの中に、作者が見え隠れしすぎている。 一人称小説がうまくいっていないと思います。 たまに詩的でありすぎたり、こそあど言葉(this,that)の指している内容が、前後の文を読んでもわからなかったりと、さやかの語りの中に、作者さんの詩的な感覚(ポジティブな表現をするなら)が入り込んでいるように感じられるからです。 例をあげればきりがないのですが、 「失敗という単語が暗闇から浮かぶ」とさやかが独白しておりますが、それは作者さんがさやかの思考の流れを映像化し、それを言語化したのであって、さやかのリアルな・リアルタイムな思考とは思えないような不自然さがあります。 一人称の語りであるなら、「という単語が暗闇から浮かぶ」はいらないと思いますが、、、。そのあとに続く、「人を好きになることを失敗なんて思うしかないのは、いずれきっと辛くなる」の文だけで良かったような、、、。 英語版が出ているので読んでみたい。英語という言語の構造上、そちらのほうが文章としてわかりやすそう。 さらにP204 さやかがはじめて燈子を見たときに、 さやかの「頭の中に真っ白く丸い輝きが大小問わず三つ広が」ったらしいのですが、比喩なのでしょうか?わかりづらい。 さやかは燈子をみたとき、「あ、頭の中で白くて丸い輝きが三つ広がってるっ」と認知しているということでしょうか? もしそうなのだとしたら、昔のヨーロッパの天才芸術家か中世の白痴のような思考感覚をさやかはもっているのかな?と思ってしまいます(^_^;) うーん。読みにくい、、、。ですが。 一人称小説は自分のこと以外で書くのは難しいのだなと痛感しました。 娯楽としては楽しく読みました。 ありがとうございます。 | ||||
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読んでいて、沙弥香に好感が持てなかったのは、ノベライズの失敗だと思う。そのくせ、先輩に告白されてから読んでるこっちが息苦しくなるのは疲れる。 地の文の文体も読むのに苦労して疲れる。 原作は好きですが、本書に出てくる人物に可愛げがないのは思春期の人間をよくとらえているとは思う。 | ||||
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…それで?と言いたくなる、雰囲気だけの薄い本を読んだ時と同じ気持ちになりました。 今の沙弥香がなぜそういう人間になったかが描かれてるのかと思いきや、よく判らない幼少期の思い出と 先輩とのやりとりも誰でも思いつくような薄っぺらい手垢に塗れたもので、これ小説にして補完する意味ある?という気分です。 いいとこのお嬢様が成長するまでに男との絡みがなく、プール教室の仲間と一時的に気が迷った先輩に ちょっかい出されたので今の私になりましたってことですかね…。 原作で不穏なスパイスを振り撒く沙弥香が、逆にとてもつまらない人間に思えてくる内容でした。 読んで久しぶりに後悔した一冊です。 | ||||
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ほとんど中身がなかった。原作漫画で描かれる数コマのシーンから想像できる程度の内容で、特に目新しくもなく、佐伯沙弥香について新たな発見や解釈があるわけでもなかった。なぜこんなに評価されているのかわからない。原作漫画と違い、佐伯沙弥香のセクシャリティや生き方、他者との関わり方の描写が薄く、説得力も納得感も新鮮な驚きもない。率直に買わない方が良かったと思った。 終盤に、女の子しか好きになれない、と佐伯沙弥香がなぜか納得する一節が、とくに意味不明だった。男性キャラが祖父と父親、スイミングプールの職員しか出てこず、男性との関わりが一切描写されていないのに、なぜ佐伯沙弥香はそのような結論に至ったのかまったくわからないし、佐伯沙弥香はばかなのか?と思うほどだった。小学生時代のエピソードの位置付けもよくわからなかった。あまりにも位置付けがわからなかったので、相手の少女が幼い頃の七海燈子なのか?と考えもしたが、原作漫画からうける幼少期の七海燈子の印象(引っ込み思案、普通の子)とはすこしちがうのでそれもしっくりこない。本当に小学生時代のエピソードの意図がわからない。 全体的に、なぜスピンオフ作品として出版したのか、よくわからない作品でした。 | ||||
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