国宝

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国宝の評価:

4.61/5点 レビュー 683件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.61pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全795件 701〜720 36/40ページ
No.95
(5pt)

贅沢すぎる時間

忘れられない、素晴らしい時間でした。
まずストーリーが面白い。任侠の表現はいかにも吉田修一ですが、歌舞伎の描写に驚きました。黒子としてずっと歌舞伎座の舞台裏にいたそうですが、その観察力はさすが作家。歌舞伎に生きる役者や役者を支えるあらゆる人間模様をよく把握し、表現しています。
特筆すべきは尾上菊之助さんの演技力です。もはや「朗読」の域を超えた「芝居」です。
作者が「映画を観ていたようだった」と感想を漏らしたそうですが、映画と違いノーカットです。こんな良い目に遭っていいのものか?と思うほど贅沢な時間でした。

(ネタバレです)特に、「青春編」で主人公をとことん苛める先輩女形の声色。胃袋が捻れるほど意地悪な声です。夜、寝る前に聴いていたのですが、あまりに意地悪でうなされそうでした。
これはオーディブルで堪能すべき、お勧め作品です。
国宝 (上) 青春篇 Amazon書評・レビュー: 国宝 (上) 青春篇より
4022515651
No.94
(5pt)

極めるとはこう言う事なのか

最後は号泣。
何度も最終章を読み直しました。
国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫)より
4022650095
No.93
(5pt)

極めるとはこう言う事なのか

最後は号泣。
何度も最終章を読み直しました。
国宝 (下) 花道篇 Amazon書評・レビュー: 国宝 (下) 花道篇より
402251566X
No.92
(5pt)

朗読が素晴らしい。

菊之助さんの語りが素晴らしい。内容も歌舞伎界について踏み込んでいるので興味深かった。
国宝 (上) 青春篇 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 国宝 (上) 青春篇 (朝日文庫)より
4022650087
No.91
(5pt)

朗読が素晴らしい。

菊之助さんの語りが素晴らしい。内容も歌舞伎界について踏み込んでいるので興味深かった。
国宝 (上) 青春篇 Amazon書評・レビュー: 国宝 (上) 青春篇より
4022515651
No.90
(5pt)

面白い

面白い!吉田さんの幅の広さを実感!
国宝 (上) 青春篇 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 国宝 (上) 青春篇 (朝日文庫)より
4022650087
No.89
(5pt)

面白い

面白い!吉田さんの幅の広さを実感!
国宝 (上) 青春篇 Amazon書評・レビュー: 国宝 (上) 青春篇より
4022515651
No.88
(5pt)

素晴らしい作品

歌舞伎という世界で唯一無二の役者として生きる主人公。その壮絶な人生に心が震えました。
国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫)より
4022650095
No.87
(5pt)

素晴らしい作品

歌舞伎という世界で唯一無二の役者として生きる主人公。その壮絶な人生に心が震えました。
国宝 (下) 花道篇 Amazon書評・レビュー: 国宝 (下) 花道篇より
402251566X
No.86
(5pt)

読者を後悔させない迫力ある筆力

人間を見つめる目が慈愛に満ちている。過酷な世界の中で、気がついたら悪い女が出て来ない。
と思っていたら、悪い男も出て来なかった。
芸道を極める孤独も伝わって来る。
何でも書けるのだという感じ。読者を楽しませるプロの技を堪能する。
国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫)より
4022650095
No.85
(5pt)

読者を後悔させない迫力ある筆力

人間を見つめる目が慈愛に満ちている。過酷な世界の中で、気がついたら悪い女が出て来ない。
と思っていたら、悪い男も出て来なかった。
芸道を極める孤独も伝わって来る。
何でも書けるのだという感じ。読者を楽しませるプロの技を堪能する。
国宝 (下) 花道篇 Amazon書評・レビュー: 国宝 (下) 花道篇より
402251566X
No.84
(5pt)

最高傑作

文句なしです。芸を極めることの業をすべて大河小説として娯楽小説として昇華しきっていると思います。言葉になりません。ここ10年でいちばんおもしろい小説でした。
国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫)より
4022650095
No.83
(5pt)

最高傑作

文句なしです。芸を極めることの業をすべて大河小説として娯楽小説として昇華しきっていると思います。言葉になりません。ここ10年でいちばんおもしろい小説でした。
国宝 (下) 花道篇 Amazon書評・レビュー: 国宝 (下) 花道篇より
402251566X
No.82
(4pt)

関西人で得しました

(ネタバレあり)関西人なので方言口調が一切苦にならなかったのが良かったです。冒頭は893の抗争で「歌舞伎と結びつけて美談にするんじゃないだろうな~」と不快な予感を覚えましたが杞憂でした。読み進めるうちに喜久雄の感情があまり理解できませんでした(俊介の復帰に悪役やらされたのに憎まないとか)が、「俊介は喜久雄と同じあちら側にいく感性をもつ唯一の理解者であり歯止めだったのだ」と気づきました。映画を撮ってからしばらく歌舞伎から離れていましたが、あれは引き返す最後のチャンスだったのかと思いました。でも、戻ってきた以上ラストは喜久雄の必然だったのでしょう。父親の仇の告白に「親父を殺したのは俺かも」と言った時「もう、現実と舞台との境がなくなったんだ」と感じました。父親が殺された悲劇も舞台になれば「美」になれる。誰も憎まなくてすむ。舞台の上では自分は「美の世界」の一部になれる(現実の娘にさえ憎まれている喜久雄は消える)芸術家とは本当に魂を削り、狂気の中で作品を生み出すのだな~とつくづく感じました(ムンクが療養して精神の安定を得たら描けなくなったみたいに)国宝になるだけの芸術家になる為にはこれ程の苦しみを味わわなければならないのか、と思いました。残酷だけどそんな芸術家を普通の人達は求めてしまう。「999人の凡人がその人一人を天才かどうか決定する」という言葉を思い出す小説でした。
国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫)より
4022650095
No.81
(4pt)

関西人で得しました

(ネタバレあり)関西人なので方言口調が一切苦にならなかったのが良かったです。冒頭は893の抗争で「歌舞伎と結びつけて美談にするんじゃないだろうな~」と不快な予感を覚えましたが杞憂でした。読み進めるうちに喜久雄の感情があまり理解できませんでした(俊介の復帰に悪役やらされたのに憎まないとか)が、「俊介は喜久雄と同じあちら側にいく感性をもつ唯一の理解者であり歯止めだったのだ」と気づきました。映画を撮ってからしばらく歌舞伎から離れていましたが、あれは引き返す最後のチャンスだったのかと思いました。でも、戻ってきた以上ラストは喜久雄の必然だったのでしょう。父親の仇の告白に「親父を殺したのは俺かも」と言った時「もう、現実と舞台との境がなくなったんだ」と感じました。父親が殺された悲劇も舞台になれば「美」になれる。誰も憎まなくてすむ。舞台の上では自分は「美の世界」の一部になれる(現実の娘にさえ憎まれている喜久雄は消える)芸術家とは本当に魂を削り、狂気の中で作品を生み出すのだな~とつくづく感じました(ムンクが療養して精神の安定を得たら描けなくなったみたいに)国宝になるだけの芸術家になる為にはこれ程の苦しみを味わわなければならないのか、と思いました。残酷だけどそんな芸術家を普通の人達は求めてしまう。「999人の凡人がその人一人を天才かどうか決定する」という言葉を思い出す小説でした。
国宝 (下) 花道篇 Amazon書評・レビュー: 国宝 (下) 花道篇より
402251566X
No.80
(3pt)

題材が派手なわりに物語が単純

『怒り』を戦慄と興奮をおぼえながらひきずりこまれるようにして読んだ。その体験からいうと『国宝』はなぜか最後まで没頭できなかった。極道出身の天才女形を中心とした歌舞伎三代物語という強烈な題材を扱いながら意外と単純な話の展開になっている。そのわりに上方風のねっとりとした語りのクセが強すぎてすっと入ってこない。相当な勉強をして書いたのだと思うが、歌舞伎の解説が多すぎて煩く感じた。最後まで読みとおしたが、ワイドショーを途切れ途切れに見ているような印象しか残っていない。因果がめぐるサーガ系の小説で昨今面白いものに出会わないので期待していただけに残念。新境地にチャレンジしたのだと思うが、あまりよさがでていないと思った。
国宝 (上) 青春篇 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 国宝 (上) 青春篇 (朝日文庫)より
4022650087
No.79
(3pt)

題材が派手なわりに物語が単純

『怒り』を戦慄と興奮をおぼえながらひきずりこまれるようにして読んだ。その体験からいうと『国宝』はなぜか最後まで没頭できなかった。極道出身の天才女形を中心とした歌舞伎三代物語という強烈な題材を扱いながら意外と単純な話の展開になっている。そのわりに上方風のねっとりとした語りのクセが強すぎてすっと入ってこない。相当な勉強をして書いたのだと思うが、歌舞伎の解説が多すぎて煩く感じた。最後まで読みとおしたが、ワイドショーを途切れ途切れに見ているような印象しか残っていない。因果がめぐるサーガ系の小説で昨今面白いものに出会わないので期待していただけに残念。新境地にチャレンジしたのだと思うが、あまりよさがでていないと思った。
国宝 (上) 青春篇 Amazon書評・レビュー: 国宝 (上) 青春篇より
4022515651
No.78
(3pt)

只ならぬ気配はやがて、、、

戦後の匂いが残る1950年の長崎。愚連隊あがりの極道の息子喜久雄が、父を抗争の挙句に無くし、縁を伝って歌舞伎の道に入り、女形として芸の道を究めていく。
上方歌舞伎の名人二代目花井半二郎の部屋子に入り、その実子俊介と競い合って芸を磨く。
長崎の女春江、ともに悪さをする徳次、大阪での遊び仲間弁天ら歌舞伎の外の人々、半二郎、その妻幸子、女形の名人万菊、鶴若、江戸歌舞伎の大御所千五郎、歌舞伎の家の中で役者を支える黒衣、女たち。そうしたキャラクターのいちいちが素晴らしい。
父である権五郎を撃って長崎のヤクザたちのトップに立った辻村と喜久雄の関係、歌舞伎界での養い親である半二郎の跡目をめぐる喜久雄と俊介の関係が物語の焦点なのだが、およそ下巻のあたまにはこのヤマを越えてしまい、ゴールを見失ってしまう。
半二郎の跡目を喜久雄が襲名し、春江を伴って逐電した俊介がドサ廻りから復活してくる辺りで終わればよかったと思うのだ。
国宝 (上) 青春篇 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 国宝 (上) 青春篇 (朝日文庫)より
4022650087
No.77
(3pt)

只ならぬ気配はやがて、、、

戦後の匂いが残る1950年の長崎。愚連隊あがりの極道の息子喜久雄が、父を抗争の挙句に無くし、縁を伝って歌舞伎の道に入り、女形として芸の道を究めていく。
上方歌舞伎の名人二代目花井半二郎の部屋子に入り、その実子俊介と競い合って芸を磨く。
長崎の女春江、ともに悪さをする徳次、大阪での遊び仲間弁天ら歌舞伎の外の人々、半二郎、その妻幸子、女形の名人万菊、鶴若、江戸歌舞伎の大御所千五郎、歌舞伎の家の中で役者を支える黒衣、女たち。そうしたキャラクターのいちいちが素晴らしい。
父である権五郎を撃って長崎のヤクザたちのトップに立った辻村と喜久雄の関係、歌舞伎界での養い親である半二郎の跡目をめぐる喜久雄と俊介の関係が物語の焦点なのだが、およそ下巻のあたまにはこのヤマを越えてしまい、ゴールを見失ってしまう。
半二郎の跡目を喜久雄が襲名し、春江を伴って逐電した俊介がドサ廻りから復活してくる辺りで終わればよかったと思うのだ。
国宝 (上) 青春篇 Amazon書評・レビュー: 国宝 (上) 青春篇より
4022515651
No.76
(5pt)

歌舞伎に取りつかれた人生を描いた傑作

主人公の立花喜久雄は、任侠の親分の長男として生まれるも、父親が抗争で殺された後は歌舞伎の女形として、その奥の深い世界に足を踏み入れる。

本書では、師匠の息子の俊介との友情とライバル関係、一旦光が当たってもスキャンダルなどでほされる浮き沈みの激しさ、そんな中でも常に女形として芸道を追求する一途さなど、歌舞伎の世界の奥深さと複雑な人間模様が絡みあう様子が見事に描かれており、一気に最後まで読んでしまった。ストーリーとして素晴らしいだけでなく、随所で描かれる喜久雄たちが演じる舞台の描写も素晴らしいものだった。

最後の終わり方には意表をつかれたが、芸の道を追求した喜久雄にとっては、この世界が幸せなんだと感じた
国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫)より
4022650095