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謀略空港
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謀略空港の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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全編で中弛みを感じさせず、スピード感あふれる展開であり、かつ、とても読みやすくもある物語です。ただ、何となーく先が分かってしまうようなところもあって、ちょっと底が浅い点は否めません。 主人公のケネディもイイやつでキライではないのですが、ほぼほぼ一般人にもかかわらず降り掛かる困難を見事に解決してしまい、ここはちょっと出来すぎ。ご都合主義は個人的には否定しませんが、もうちょっと「大変さ」があっても良かったでしょう。 面白い小説ではありましたが、もう一度読んでみようという気持ちにはなりませんでしたね。 | ||||
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尾翼に貨物室がある点と、ダイビングに酸素ボンベを使う点は、納得できない。 | ||||
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登場人物自らが語るように「〇ット〇リックスのオリジナルドラマの主人公にでもなったつもり?」というのがいちばんわかりやすい感想です。ですからツッコミどころは多数。「アプリの使い方がよくわからなかったのに、後半ではものすごく複雑なアプリ使用法を伝授。」「実際に12の銀行に足を運び、すべてで$1万未満を引き出す(かえって目立つし、防犯カメラに映るはず)。」「核爆弾を素手で作業して、大量の人員をさらす。最後はなんと核爆発!」「典型的な悪人と裏切り」「あっさりと死んでゆく人たち」「急にスーパーヒーロー化して正規組織さえも向こうに回し大活躍」などなど。 でもこういった極端な「エンターテインメント冒険小説」は理屈抜きで楽しめますので、たまに読むにはもってこいだと思います。 | ||||
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「謀略空港」("The Asset")、作:シェイン・クーンを読み終えました。 作者の処女作「インターンズ・ハンドブック」は、オフ・ビートなスリラーでしたが、あまり感心しませんでした。今回は出版社(東京創元社・創元推理文庫)の上手なキャッチに惹かれて、一気に読了。 主人公ケネディは、航空保安警備のコンサルタント。世界各地の空港を文字通り飛び回る彼は、CIAから(また、出た!)その知識と能力を買われてリクルートされます。敵は、テロリスト、レンツ。ここから、どう書けばいいのか?スリラーのレビューは本当に難しい(笑) 前半では米国の国土安全保障省発足以来の世界各国の空港の動向、空港保安警備の実情が丹念に描かれ、とても興味深かったですね。勿論、きっかけは、ビン・ラディンによる9・11テロ。主人公もまた、9・11によって、妹を失います。中盤は、多くのエージェント、Assetsが現れ、飽きさせませんが、少し紋切り型でした。主人公と妹の親友でもあった恋人とのロマンスも「ふーん」という感じであまりドキドキしなかったですね。それは、僕がエンタメ慣れしすぎているからかもしれません。 後半は、2つの伏線がピタリと収束します。何が収束するのか?それは、これから読む読者に告げることはできません(笑)前半のあれやこれやが、後半、しっかりと結実します。 この小説の舞台は世界中の空港であり、特にソ連崩壊後のシベリア、ノリリスクの空港も描かれます。平均気温、-9.8度。ロシア人訪問者も訪問許可が必要な閉鎖都市と言われています。行ってみたいか?行かせてくれるなら、ハバナがいいですね(笑)そのノリリスクの市章を見てしまいました。少し可愛いので、思わず笑ってしまった(笑) 結果、Page-turnerでした。エンタメ・スリラーは、読んだら、すぐ忘れて、次の本へと手を伸ばさせてくれる小説がベストですね。これもまた、そういう意味では優れた一冊だと思います。少し、不満だけど(笑) | ||||
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