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ラン
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ランの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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森絵都は結構好きで、「DIVE!」も好きだ。でも、この作品だけはダメだった。 マラソンの世界を描くに当たり、アスリートではなくド素人を描いたのは森さんらしくて良かったんだと思う。 ただ、主人公がマラソンを走る「モチベーション」に全く共感出来なかった。 主人公の環は、死んでしまった家族に会うための「レーン越え」をするためにマラソン完走を目指す・・・ そんなでっち上げなど必要ない。というか、違和感しか残らなかった。 私自身マラソンをやっているが、ランナーがマラソンを走るモチベーションなんて単純なものだ。単純だが強い。単純だが深い。そんなリアルなランナーの心理を森さんらしく描いて欲しかった。 森さんはこの作品を書くにあたって自分もランニングに取り組んだらしいが、結局、リアルなランナー心理を掴むことなく書かれた作品のような気がする。 あと、環が所属するランニングチームのキーマンである「ドコロさん」のエピソードも違和感極まりなかった。箱根駅伝のスター選手だったドコロさんが受けた「心の傷」。そこまではいいとしても、ランニングチームを作ってマラソンを走る目的が、たかだか「ランニング雑誌でチームを紹介してもらうこと」だなんて、あまりに陳腐だ。 市民マラソンの世界を描くなら、取って付けたような「マラソン=人生」的なメッセージ性なんて要らないから、森さん独特の世界観で、ただ読んで楽しいストーリーにして欲しかった。 | ||||
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図書館でかりて読み、途中迄は真剣に読みました。 だけど、マラソンをはじめよう!という展開になってきた時「ありえなし先見えたしつまんないし」とか思って…こんなノリも…主人公も嫌いでイライラしてやめました。 一の☆がついてますが、私の中では0です。 | ||||
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死者とつながろうというテーマに共感ができず、100頁読んで脱落です。 これまで森絵都の長編はすべて楽しく読んできたけれど、今作ばっかりは駄目でした。 | ||||
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どこか幻想的で童話的なところが森絵都なのはわかっているのだが、テーマが「走ること」とはっきりしてるのに、 前半はグダグダとあの世とこの世についての語りしかない。 オカルトを否定するわけではないが、はっきり言ってこの部分は丸ごと無駄。 もっと違う表現で伝えられたはず。 タイトルが直球なのだから、もっと走ることを重点に心理的に感情的に書いてほしかった。 | ||||
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ヒロインのタマキには全く身寄りがいない.そうして不思議なロードレーサーに乗ると,10年前に事故死した家族に会える.ロードレーサーは死んだ子供が冥界で今も執着しているために冥界に出入りできるので,その子に返したら走って 40km のあの世への道を辿らねばならない.そこでタマキはマラソンを始める ... こんな安易なあの世とこの世との接触が考えられるだろうか.素材から見れば,これは明らかに DIVE !! と カラフル の混成である.あの世との接触は カラフル に由来するが,あそこではこれほど濃密な接触はなかった.何か不吉な新興宗教の宣伝を読まされている感じで,私は最後まで共感できなかった.このありえない物語は,作者の名声にプラスする筈がなく,マイナスに作用するだけだろう.読んではならないものを読んでしまった,と言うのが読後感で,とにかく不愉快である. | ||||
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