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永遠の出口
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永遠の出口の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全74件 61~74 4/4ページ
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私は1986年生まれです。けれど、主人公の紀子が感じることや行動は、『これは私のことだ』と、とっても共感しました。 時代設定がまったく気にならなかったくらい、のめりこみました。 特に、初めての恋の章が、切なくて、痛くて、不器用で、でもきっと、私を含めたくさんの人がこんな経験をしてるんじゃないかなぁって思いました。 ほんとによかったです。 何度も何度も読みたいです。 | ||||
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深く、静かに感動しました。 | ||||
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この本は、感想文を書こうとしても書けないほど、つかみ所が無く良い本です☆ | ||||
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今まで生きてきた中で、子供の頃が一番きつかった気がする。学校は大人社会にはない複雑な構造のもとになり立っていて、その中で生きて行くにはそれなりの処世術が必要なのだ。『永遠の出口』は主人公・紀子が小学生から高校生になるまでを描いた作品集だ。けっこうたいへんな子供社会で、紀子はちょっとぐれたりしながら、少しずつ大人に近づいていく。中学時代のぎこちない家族旅行、高校時代の優柔不断な保田くんとの恋の話もいいけれど、一番は小学校時代を綴った三つの章。友だちと喧嘩をしたり、黒魔女先生と闘ったり、卒業旅行を楽しんだり、すべての思い出がキラキラしている。たのきんトリオ(トシちゃん、マッチ、ヨッちゃん)という言葉に郷愁を覚える読者にはぜひ読んでいただきたい。なかなか笑わせてくれる記述が多く、個人的には紀子の親友ミーヤンが新沼謙治ファンということに大笑いした。 | ||||
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つくづく、森絵都さんの本には色々な物が詰まっているな~と思いました。 今まで、森絵都さんの色々な本を読んできましたが、どれも人の心を和ませ、リラックスさせてくれるものばかりだと思います。 この、永遠の出口という本も私を和らげてくれる本の1冊です。 主人公の女の子の成長していく姿をリアルに、そして女の子を取り巻く周りの反応の1つ1つも細かく書かれています。 でも読んでいてまったく疲れない本です。むしろ、早く先が読みたいという気持ちに駆られて、自然と読むスピードが早くなりました。 だけど、まだ終わって欲しくない…そんな、気持ちにさせてくれるこの永遠の出口という本は、多くの人に読んで欲しいと思うし、むしろたくさんの人が読むべきだと思います。 この本を読んで自分の考えが180度変った!とは言い過ぎかと思いますが、少なくとも自身の何らかの心の変化はあるのではないでしょうか。 | ||||
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友情、恋愛、家族、勉強、バイト、進路。 誰もが悩み、傷つき、通り過ぎた道を、 飾り気無しで忠実に表現した小説です。 軽いタッチで書かれているので、 エッセイを読んでいるような感じ。 「あぁ、こんなこと、あった!」とか、 「あぁ、いたよ、こんな奴!」とか、 自分の経験に照らし合わせて、 笑ったり、泣いたりしてしまうはず。 たのきんトリオに夢中だった1960年代後半に生まれた方なら、 時代背景も重なり、より共感出来ると思います。 | ||||
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もともとは児童作家である著者が初めて大人向けに挑戦した意欲作。 とはいっても内容は重いものではない。 1960年代後半に生まれた少女の生活を、当時の時代背景を入れながらうまくまとめた作品である。 「本の雑誌」でみごと2003年上半期のベスト1に選ばれたらしいが、確かにおもしろい。 恋や友情など、誰もが通ってきた道だけに共感できる部分も多く、「この作家、これから人気が出てくるかも?」と思わさせるような雰囲気を読後にもちました。なかなかの秀作である。 雰囲気としては江国香織やよしもとばななあたりに似ているものりもあり、男性でも十分に楽しめる作品だった。 おすすめです。 | ||||
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私と森さんは同じ学年です。でも森さんは4月2日生まれ、私は3月30日生まれ、ほぼ1年、年の差があります。 たのきんも、フラフープも私の思い出の中にあるモノ。あのころ、私も生きることに精一杯でした。今思えばたいしたことないことにも泣いてわめいて生きてきたような気がします。 「恋」の章は気持ちわかります。でも、私は素直に自分の気持ちを相手に伝えられなくて、いつも失恋がわかってから相手に気持ちを伝えてるタイプでした。最終的に振られる運命であっても、思い切って相手にぶつかっていれば、いつかはいい思い出に変わる。 私はあの頃の自分から踏み出せないままかもしれません。 | ||||
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私と森さんは同じ学年です。でも森さんは4月2日生まれ、私は3月30日生まれ、ほぼ1年、年の差があります。 たのきんも、フラフープも私の思い出の中にあるモノ。あのころ、私も生きることに精一杯でした。今思えばたいしたことないことにも泣いてわめいて生きてきたような気がします。 「恋」の章は気持ちわかります。でも、私は素直に自分の気持ちを相手に伝えられなくて、いつも失恋がわかってから相手に気持ちを伝えてるタイプでした。最終的に振られる運命であっても、思い切って相手にぶつかっていれば、いつかはいい思い出に変わる。 私はあの頃の自分から踏み出せないままかもしれません。 | ||||
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「あぁ、こんな風に思ってたなぁ」 なんて思わされる場面や台詞がたくさんちりばめられている本。 十代の若者達といったような、森絵都の本の読者としては いかにも、といった年齢層の方はもちろんだが、 ぜひ大人にも読んで頂きたい。 忘れていた子供のころのこと、思い出すかも。 全体的に読みやすい作品でした。 購入しても損はなさそう。 | ||||
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主人公・紀子と同じで、僕は「永遠」やら「未来」だのって言葉にすごく弱い子供だった。あの頃、「永遠」という響きの向こうには、どこか言葉の意味さえ超えた深い深い世界が広がっていて、いつかはきっと自分にも、その神秘の扉を開ける日が来るんだと信じてさえいた。 この本が思い出させてくれたのは、そんな少年時代のありのままの自分の姿だ。ページをめくっていくにつれ、頭の奥からキラキラと蘇えってくる、かけがえのない思い出たち。時には悔しい涙を流したこともあったし、“恋”に恋して大切な人を傷つけてしまうこともあったけれど、確かにあの頃、世界は今よりもっと単純で、根拠のない希望の光であふれていた。 十代最後の一年を過ごす今、この本と出会えた幸せな偶然。作者の森絵都さんに、心から感謝の気持ちを伝えたい。 | ||||
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この作者の小説を初めて読んだ。 第8章「恋」がスゴイ。 自分はオトコだが、この気持ちは分かる。 女性だったら、もっとそうだろう。 | ||||
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読みながら、胸の真ん中当たりが、シンと冷たく痛くなりました。 そうだった、何もない、終わりなき日常、少しの冒険や憂鬱、 悲しみや苦しみ、恋や失恋、小学生から高校卒業するまでのことを、 主人公と一緒に追体験し、何もなかったけど何かがあった、 幼年期から思春期の日々を思い出しました。 | ||||
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「カラフル」「DIVE!!」などで思春期の少年・少女に大人気の森絵都さんの児童文学の枠を越えて綴られた始めての作品。 大人の人は「森絵都?知らないよ。」というだろうけど、中高生の間ではカリスマ的人気作家である。「カラフル」は児童文学としては異例の売れ行きを示しているし、「DIVE!!」は早くもいくつかの漫画化・映像化のオファーが来ているという。 平凡な少女の小学4年から高校3年の何でもない日常を時にユーモラスに時にせつなく1年ごとに綴り上げ、最後に鮮やかな絵画を描き上げる手腕はさすがと言うべき。 「小説すばる」に不定期に連載されたものをまとめた作品。連載時のイラストがなくなってしまったのが少し淋しい。 | ||||
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