カラフル

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評判

カラフルの評価:

4.25/5点 レビュー 391件。 B ランク

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平均点4.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全967件 961〜967 49/49ページ
No.7
(5pt)

カラフルな世界で生きていく

この本の世界に吸い込まれ、一気に読み上げてしまいました。
主人公が自殺をする前には知ることのなかった現実や気づきを経験していく・・・そして再びカラフルなこの世で生きていく。
生きていくには不安もあるけれど、生きていかなければ知ることのなかった現実もあるということを伝えてくれたような気がします。
カラフル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (文春文庫)より
4167741016
No.6
(5pt)

悩んでいる人に読んでほしい

私がこの作品を知ったのは、文庫化されてからでした。新聞に広告が載っていて、面白そうだったので買ってみました。
読み出したら止まらずに一気に読んでしまい、最後の方は涙を流しながら読みました。とても感動できる作品です。
いろいろなこと(人間関係など)で悩んでいた時期で、この本を読んで何か具体的に解決策が見付かったわけではないのですが、前に進もうと思うことが出来ました。
私に対するガイド、プラプラの様な存在です。肝心なことは自分で…ということでしょうか。
カラフル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (文春文庫)より
4167741016
No.5
(5pt)

カラフルだね

「アーモンド入りチョコレートのワルツ」のときにも思ったのだが,こういう小説はなんと言うジャンルに属するんだろうか?青春小説と言ってしまうのもどこかすっきりしない.
 様々なモチーフ(魂,天使,学校家庭問題)を持ち込んでいてそれ一つ一つは別に目新しくも無く,使い古されたものだ.話の構成もいたって普通で,驚かされるようなことはほとんど無い.それでいて,これだけ爽やかな読後感を得られるんだから.
 今後の作品も楽しみにしたい.
カラフル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (文春文庫)より
4167741016
No.4
(5pt)

魂のホームステイ

死んだ魂である「ぼく」が抽選にあたり、
自殺した少年・真として生活し、
修行することで輪廻の輪に戻れますよ、と天使にいわれる。
断ることはできないため、しぶしぶ真として生活をはじめる「ぼく」。

真の家庭は、一見幸せな家族に見えるものの
中に入ればいろいろある、というある意味しごく平凡な家庭。
真自身、どこにでもいそうな平凡な少年で、
それでいて中学生で自殺するという真の選択が
ごくありうる選択として、描かれています。
真の周囲の人間も、きわめて平凡な人間の集まりで、
それらを死んだ魂として客観的に見ていた「ぼく」は
真が見ることがなかった、彼の人生の続きをひきつぐことで
ひとつの結論に達します。

天使や生まれ変わりといったファンタジックな要素を持ちながらも
現実的な生活がしっかりかかれた作品です。
重いテーマですが、さわやかに描かれています。
秀作。
カラフル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (文春文庫)より
4167741016
No.3
(5pt)

面白いストーリーそして奥が深い!!

生前の罪により死んだ主人公は、あの世で抽選に当選して下界で再挑戦することになったが…!?★第46回産経児童出版文化賞受賞作。★先が気になって一気読みしてしまうほど面白かったです。★ただ、面白いだけではなく読了後に「う〜ん」と思うような一冊です。★皆と同じ色に染まっていないと居心地が悪かったり変わっていると思われてしまうことってあるけれども…。★様々なカラーがあってもいいのよね。★そして、ちょっと視点を変えてみればいい方向に向うことだってある。★勇気付けられる一冊でした。
カラフル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (文春文庫)より
4167741016
No.2
(4pt)

中学生諸君に読んでほしい一冊

『ぼく』の魂は生前に犯した罪のせいで輪廻のサイクルから外されるところが、天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得る。 自殺を図った中学3年の真の体にホームステイしたぼくの魂は1年の猶予期間のうちに生前に犯した罪を思い出さなければならなかった。
 真は父、母、兄の4人家族。不倫をしている母親、自己中心的な考えの父親、嫌味ばかり言う兄。 最悪の家庭にホームステイしてしまったぼくの魂。おまけに学校ではいじめられ、初恋相手の後輩は中年男と援助交際していたり・・・。 生前の罪の大きさでホームステイ先は決められるため、どんな悪事を犯したのか不安になるぼくの魂。 
 結末は途中で読めてしまいますが、読後感はとてもいいです。ページ数も少なくあっという間に読めてしまいます。 生まれ変わった真はこれからはしぶとく生きていってほしいです。
 
 特に中学生の読んでもらいたい作品です。
カラフル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (文春文庫)より
4167741016
No.1
(5pt)

名作、いよいよ文庫化です!!

森さんの代表作の一冊として、永遠に輝き続けるに違いない『カラフル』。

死んだ「ぼく」の魂は、生前の罪により輪廻のサイクルから外されるはずだったが、再挑戦の機会を得た。下界で「真」という自殺した中学生の体を借りて修行をつみ(ホームステイと呼ぶ)、なくした生前の記憶を取り戻し、犯した罪を自覚すれば成功だという。ガイド役は天使。ファンタジックというより突拍子もない設定。だがぐいぐい引き込まれる。
人のよさそうな「真」の家族に安心したのもつかの間、失望、絶望、降りかかる災難。しかしホームステイの気安さから、本当の「真」はつまずいたらしい学校生活にも何とか適応し、ともだちもでき、さらには家族の意外な面も見えてきて・・・「ぼく」は「真」がかけがえのないものをふいにしてしまったことに思い至る。

重いテーマを軽やかに、心に染みる物語として、森さんは読者の前に差し出してみせた。ストーリーテリングの力、生き生きとした会話、丁寧な心理描写、じーんとくるエピソード。何よりも読者が、限られた情報を頼りに「真」として生きる「ぼく」と一緒に、少しずつ「真」自身を、周りの人を理解していくしかけが効いている。いろいろなことを知った「ぼく」がとりかえしのつかない「真」の人生を思って涙するのと一緒に、読者も同じ痛みを味わうことになるのだ。終盤、「自殺」を「殺人」と置き換えた「ぼく」の言葉が、説教くさくも空疎にも軽はずみにも響かず、すとんと心に収まるほどに。さて「ぼく」の再挑戦は、失われた「真」の人生は・・・

さまざまな色合いを秘めた人たちで構成されるカラフルな世界。その魅力的で複雑な世界を生き抜くヒントがぎっしり詰まった名作だ。
カラフル (文春文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (文春文庫)より
4167741016