カラフル

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評判

カラフルの評価:

4.25/5点 レビュー 391件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全967件 701〜720 36/49ページ
No.267
(3pt)

....思ったよりも浅かったかなぁ

残念な事に、4分の1も読まないうちに、最後が予想できてしまいました。
お願いだから、そんな簡単に予想通りにならないで!!!と祈りながら最後まで読み進めて
....予想通りの結末でした。
話の感じは嫌いじゃないし、いい話、考えさせられる話だと思うけれど、
こんな私でも予想できてしまったというところがマイナスです。
もうちょっとハラハラ・ドキドキ感、どうなっちゃうんだろうっていうワクワクを感じたかったです。
嫌いではないですけどね....
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.266
(1pt)

もう一つ・・・

あまり心に響くものがなかった。主人公がどうしても好きになれなかった。
誤解があって悪く思っていたことも、勘違いしていたことも、それなりに、問題はクリアーされてはいくけれど。先入観なしにものごとをとらえるときの、主人公の感じ方が、私にはあまり好ましいとは思えなかった。正直、不愉快だった。
それと、ところどころ、筆者の日本語がへん。「食べほす」なんて言い回しは、日本語として、いかがなものか。ふつうは使わない。他にも引っかかる表現があって、この作者の日本語の語彙について、少し違和感を感じた。なので、あまり子供に読ませたいとは思わなかった。
同じタイプのテーマで読むなら、「幽霊人命救助隊」という本が(他の作者の本であるが)、だんぜん、そちらのほうが深いと思う。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.265
(5pt)

これから生きるということについて書かれた本

設定からして抜群に面白かった。魂だけの姿となって目覚めた主人公【ぼく】。
すると突然、奇妙な天使プラプラが目の前に現れ告げる。「おめでとうございます!
あなたの魂は再挑戦の権利を得ました」と。再挑戦?。

再挑戦試験とは、こっそり別人の肉体に入り込み、別人の人生を過ごして魂を磨く
【魂のホームステイ】なのだが。それなのに【ぼく】のダメっぷり、やる気のない感じが笑える。
まるで冴えない中学生・真くんがステイ先な事や、彼の家族に対して内心文句ばかり。

天使プラプラ相手に部屋で花札三昧。学校に復帰してからも、
真が以前どんな奴だったかなんて全然配慮せずに振る舞うから、周囲はもちろん戸惑う。

でも真の肉体に魂が馴染んで来た辺りから、色々とカラフルに状況が動く。
美術部活躍と2人の女の子。初めての友だちが出来たり、
身勝手なだけだと感じられていた真の家族とも付き合う内に、
本音の交換が出来るようになったり。そして・・・。死ぬ事、生きる事について。

ふとした瞬間イキナリ死にたくなったりする思春期だけに、
森さんの最終的に人生を肯定する描き方に大いに共感した。読後感の清々しい作品です。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.264
(4pt)

カラフル

自殺した中学3年の少年の人生を生きなおすことで、みずからの魂を救おうとする僕の物語。

少年が自殺をした訳は、母親の不倫、尊敬していた父の裏切り、いじわるな兄、初恋の相手の売春、いじめからきた人間不信、背が低く・外見もまずいことへのコンプレックス。

少年の過酷な状況にうんざりしながらも、何も言えずに死んでしまった少年に代わり、僕はやりたいことをやり、言いたいことを相手にぶつける。
すると、最低だった周りの人間の別の顔がみえてきて・・・・

面白いです。
兄にどなられるシーンは、とくに秀逸。泣けました。

人間は、自分で自分の枠をかってに作ってしまって、でもそのことに気がついていないのかもしれないなと思いました。
その枠をはずすことが出来たら、もっと自由に、ほんとはもっといろんなことが出来るんだろうなとも。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.263
(4pt)

カオス・混沌・村上龍なら味噌スープ

生前犯罪を犯した為に輪廻のサイクルに入れない筈の僕の魂。
そんな僕のところに突然天使がやってきて
神様の気まぐれで抽選に当ったという。
下界に戻り、だれか少年の体に入って生前の罪を思い出せれば
罪は消え、生まれ変われる。失敗したら消失。
そして僕の再挑戦が始まった。中学3年の小林真として・・・

中学時代は世間の色々な事が分り始め、思い通りに進まない物事に苛立ち、
ほんの少し自分を知って落胆する。
輝いていた世界が急に色あせて見える。
本当の世界は輝いているわけでもなく、色あせているわけでもない。
ただ色が氾濫しているだけ。どう見るかは自分の心の目次第。
子供の時みたいに目につく色だけを見るでもなく、
少し大人になって、暗い色を見分けられるようになって
それを必要以上に見てしまうでもなく、
色は微妙にミックスしているのだと知る事が大事。
それをどうやって選んで自分に彩りを添えるのかが大事なんだと
この本は言っているように思う。
多くの人と混ざり合って自分の色を複雑に、深みをつけていくのが中学時代なのかも。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.262
(5pt)

カラフルをシンプルに感じさせてくれる

DIVE!を読んで、森絵都さんの小説タッチに
すごく心地よいものを感じてしまい、
評判の良さも聞いて、遅ればせながらページをめくってみた。

カラフル

このシンプルなタイトルが
一冊の本となるどんな物語を成してるのだろう?
いろんな好奇心も手伝い、一気に読んでしまった。

ボクは何についても、
「本来」という言葉の意味をすごく大事にしています。
森絵都さんのカラフルは、
見えてなかった、忘れてしまってたシンプルな「本来」を
そっと優しくそして強く思い起こさせてくれる物語だと思います。

この本に感動した…
そういう人がたくさんいるということを聞いたボクは、
やっぱり世の中、捨てたモンじゃないな…
そんな気がしてきました。

とっても素直に…いい本ですね。と、
人にも薦めたくなる。
読めば…世界が違って見えてくるかも。。。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.261
(2pt)

微妙でした

名作と聞いて読んでみたのですが、微妙でした。

ストーリーが浅すぎでした。
複雑な問題が二言三言で解決するし、
ページが少ないためか、会話量が少なく登場人物が何を考えてるのか分かりません。
そこら辺の漫画家の方がもっとマシで深い話を書くよと思いました。

この作品が森絵都さんの最高傑作みたいに語られていますが、
「つきのふね」の方が名作だと思います。
あちらの方が登場人物の心理状態などを深く表現できていました。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.260
(4pt)

子どもにも読んでほしいテーマ

軽快な語り口でコミック調に描かれている。
かといって軽薄ではなく、テーマがぶれない、
骨格も筋肉もしっかりとしている小説です。

切り口がおもしろく、早く先が知りたくて
自分なりに想像を膨らませながら早足で読み進めると、
そこにはガーンと頭を殴られたような、
主人公と一緒にショックを受ける結末が待っていました。

重いテーマに重さを感じさせない文章がスゴイ!
そして、自分の中学生の子どもにも読んでもらいたいと思いました。
中学生に親が勧めるにはどうかな?と思うギリギリの表現もあったので、
母目線で星4つ。本当は5つつけたいくらいです。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.259
(5pt)

大好きな本

中学生の頃に読んで、文庫化してもう一度読んだ本です。
生と死にという重いテーマでありながら、軽くファンタジー要素いっぱいで書かれた森絵都さん要素いっぱいの本。
憂鬱で、軽く本でも読んでみるかと言った時にお勧めな本です。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.258
(3pt)

心が解けていく感触

コチコチの心が柔らかく解きほぐされる感覚をこの本に貰いました。
どうしても許せない事、人、気持ちが「許せる」時ってこんな感覚なんじゃないかな?

死んだ少年の体にホームステイする事になった、ある魂の物語。
他人の人生でもう一度やり直しをする事になった魂は、少年の自殺の原因を知るうちに
投げやりな気持ちから、どうにかしてやりたいという気持ちに変わっていく。

生きる事って難しいよね。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.257
(3pt)

名作?

このページ数にしては内容が薄いかなという感じ。
正直、名作っていうほどのものではないと思う。
まあ、主人公の年齢からすれば、社会だとか、生きるとかいうことにそれほど深い意味は必要ないのかもしれないが、できればもっと深く描いてほしかったかな。

まあ、とびきり悪くもないと思うので星三つ。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.256
(4pt)

解放感にひたる

不朽の名作と帯に書かれていたが、ほんまかいな?と思わせる出だしに戸惑ったものの、中盤以降はぐっと心を惹きつけ、ラストまで一気に読んでしまった。
題名のカラフルは、決してきれいな明るい色だけを指しているのではなかった。
「・・・いろんな絵の具を持っているんだ、きれいな色も、汚い色も。この世があまりにもカラフルだから、ぼくらはいつも迷っている。どれがほんとの色だかわからなくて。どれが自分の色だかわからなくて。」
と主人公が心情を吐露した時から、ストーリーも色をつけ始める。
そして、自分がうけてきた傷にとらわれすぎていて、ほかのみんなの傷に無頓着すぎたことを恥たり、この大変な世界では、きっとだれもが同等に、傷ものだと気づく。
結局はみんな自分の世界を少なからず持っているのであって、そしてその世界は極彩色なのである。主人公が自らの意思で、みんなと色まみれになって再び生きていこうと決意する姿に感動した。
天使からのアドバイス「ホームステイだと思えばいいのです。せいぜい数十年の人生。少し長めのホームステイがまたはじまるのだと気楽に考えればいい。」
人生を絵に例えるなら、構図は宿命かもしれない。しかし、色をのせていくのは自分である。どんな辛い宿命にも好きな色をつけられる。辛いからといって暗い色使いにする必要はないのだ。自分で自分を縛らず、自由に、大胆に描いていけるのだ。そう思うと年齢を重ねていくことに楽しみが持てそうな気がしました。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.255
(5pt)

森絵都の名作

主人公は、生前の罪により輪廻のサイクルから外された。しかし天使の抽選にあたり、下界の人の体を借りて決まった期間のうちに、自分の罪を思い出すという修行を行うことに・・・。最悪に思える家庭環境と学校での苛め、次から次えと主人公に襲い掛かる。いったい自分はどんな罪を犯したのか? 主人公は最後はサイクルに戻れるのか? 絶妙な展開で、気がつくと夢中になっている。森絵都の名作の文庫化です。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.254
(5pt)

カラフルな世界で生きていく

この本の世界に吸い込まれ、一気に読み上げてしまいました。
主人公が自殺をする前には知ることのなかった現実や気づきを経験していく・・・そして再びカラフルなこの世で生きていく。
生きていくには不安もあるけれど、生きていかなければ知ることのなかった現実もあるということを伝えてくれたような気がします。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.253
(5pt)

悩んでいる人に読んでほしい

私がこの作品を知ったのは、文庫化されてからでした。新聞に広告が載っていて、面白そうだったので買ってみました。
読み出したら止まらずに一気に読んでしまい、最後の方は涙を流しながら読みました。とても感動できる作品です。
いろいろなこと(人間関係など)で悩んでいた時期で、この本を読んで何か具体的に解決策が見付かったわけではないのですが、前に進もうと思うことが出来ました。
私に対するガイド、プラプラの様な存在です。肝心なことは自分で…ということでしょうか。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.252
(5pt)

カラフルだね

「アーモンド入りチョコレートのワルツ」のときにも思ったのだが,こういう小説はなんと言うジャンルに属するんだろうか?青春小説と言ってしまうのもどこかすっきりしない.
 様々なモチーフ(魂,天使,学校家庭問題)を持ち込んでいてそれ一つ一つは別に目新しくも無く,使い古されたものだ.話の構成もいたって普通で,驚かされるようなことはほとんど無い.それでいて,これだけ爽やかな読後感を得られるんだから.
 今後の作品も楽しみにしたい.
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.251
(5pt)

魂のホームステイ

死んだ魂である「ぼく」が抽選にあたり、
自殺した少年・真として生活し、
修行することで輪廻の輪に戻れますよ、と天使にいわれる。
断ることはできないため、しぶしぶ真として生活をはじめる「ぼく」。

真の家庭は、一見幸せな家族に見えるものの
中に入ればいろいろある、というある意味しごく平凡な家庭。
真自身、どこにでもいそうな平凡な少年で、
それでいて中学生で自殺するという真の選択が
ごくありうる選択として、描かれています。
真の周囲の人間も、きわめて平凡な人間の集まりで、
それらを死んだ魂として客観的に見ていた「ぼく」は
真が見ることがなかった、彼の人生の続きをひきつぐことで
ひとつの結論に達します。

天使や生まれ変わりといったファンタジックな要素を持ちながらも
現実的な生活がしっかりかかれた作品です。
重いテーマですが、さわやかに描かれています。
秀作。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.250
(5pt)

面白いストーリーそして奥が深い!!

生前の罪により死んだ主人公は、あの世で抽選に当選して下界で再挑戦することになったが…!?★第46回産経児童出版文化賞受賞作。★先が気になって一気読みしてしまうほど面白かったです。★ただ、面白いだけではなく読了後に「う〜ん」と思うような一冊です。★皆と同じ色に染まっていないと居心地が悪かったり変わっていると思われてしまうことってあるけれども…。★様々なカラーがあってもいいのよね。★そして、ちょっと視点を変えてみればいい方向に向うことだってある。★勇気付けられる一冊でした。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.249
(4pt)

中学生諸君に読んでほしい一冊

『ぼく』の魂は生前に犯した罪のせいで輪廻のサイクルから外されるところが、天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得る。 自殺を図った中学3年の真の体にホームステイしたぼくの魂は1年の猶予期間のうちに生前に犯した罪を思い出さなければならなかった。
 真は父、母、兄の4人家族。不倫をしている母親、自己中心的な考えの父親、嫌味ばかり言う兄。 最悪の家庭にホームステイしてしまったぼくの魂。おまけに学校ではいじめられ、初恋相手の後輩は中年男と援助交際していたり・・・。 生前の罪の大きさでホームステイ先は決められるため、どんな悪事を犯したのか不安になるぼくの魂。 
 結末は途中で読めてしまいますが、読後感はとてもいいです。ページ数も少なくあっという間に読めてしまいます。 生まれ変わった真はこれからはしぶとく生きていってほしいです。
 
 特に中学生の読んでもらいたい作品です。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X
No.248
(5pt)

名作、いよいよ文庫化です!!

森さんの代表作の一冊として、永遠に輝き続けるに違いない『カラフル』。

死んだ「ぼく」の魂は、生前の罪により輪廻のサイクルから外されるはずだったが、再挑戦の機会を得た。下界で「真」という自殺した中学生の体を借りて修行をつみ(ホームステイと呼ぶ)、なくした生前の記憶を取り戻し、犯した罪を自覚すれば成功だという。ガイド役は天使。ファンタジックというより突拍子もない設定。だがぐいぐい引き込まれる。
人のよさそうな「真」の家族に安心したのもつかの間、失望、絶望、降りかかる災難。しかしホームステイの気安さから、本当の「真」はつまずいたらしい学校生活にも何とか適応し、ともだちもでき、さらには家族の意外な面も見えてきて・・・「ぼく」は「真」がかけがえのないものをふいにしてしまったことに思い至る。

重いテーマを軽やかに、心に染みる物語として、森さんは読者の前に差し出してみせた。ストーリーテリングの力、生き生きとした会話、丁寧な心理描写、じーんとくるエピソード。何よりも読者が、限られた情報を頼りに「真」として生きる「ぼく」と一緒に、少しずつ「真」自身を、周りの人を理解していくしかけが効いている。いろいろなことを知った「ぼく」がとりかえしのつかない「真」の人生を思って涙するのと一緒に、読者も同じ痛みを味わうことになるのだ。終盤、「自殺」を「殺人」と置き換えた「ぼく」の言葉が、説教くさくも空疎にも軽はずみにも響かず、すとんと心に収まるほどに。さて「ぼく」の再挑戦は、失われた「真」の人生は・・・

さまざまな色合いを秘めた人たちで構成されるカラフルな世界。その魅力的で複雑な世界を生き抜くヒントがぎっしり詰まった名作だ。
カラフル Amazon書評・レビュー: カラフルより
406217362X