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わたし、定時で帰ります。
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わたし、定時で帰ります。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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(a) 毎日、定時に帰ることをモットーにしている女性ワーカーの奮闘を描いたストーリーです。彼女の職場の同僚は、かなりクセモノ揃いで、日々が闘い。そしてどうしょうもない上司の存在。さらには、元婚約者や現婚約者との人間関係も描かれており、かなり盛沢山な印象のある本です。 (b) いろんな事件も起こるので、興味深く、あっという間に読了してしまいました。そういう意味では、魅力的な本です。 (c) ただ、私の場合、主人公を含めて、この本に登場するどの人物にも共感できず、特に上司はぞっとするような嫌な人物です。「なんでこんな不愉快な人たちの話を読まねばならないんだろう」と思いながら読み進めて、しかも読了しても「カタルシスがない」と感じるビミョーな結末です。 (d) ドラマ化され、続編も出ている人気本のようですが、読後感のあまりよくない本であり、私は「この本1冊で十分」と感じました。続編はたぶん読まないと思います。 | ||||
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面白く筋を展開させていますし、人物像も前半は上手く配置されています。ところが、途中から同じ様な文章展開が続くのです。例えば昔の恋人に関しての感慨に関しても、猛烈サラリーマンとして徹夜も辞さないという風な描写が繰り返させられますし、その上司に関しても、取引先に気を遣い、保身に走り責任を取らない人物として記述はされますが、その取扱いが最後の段階ではなんとも味気ない。同じ様に最後に来ての現在の婚約者との破局も、いかにも取って付けた様なあっさりとして浮気場面での展開で終わります。題名といい、せっかく良い人物配置が出来ているのにと惜しまれます。要するに、あまりにあっさりと終局に持って行っているのではないでしょうか? | ||||
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納期を守るために深夜まで、または泊まりがけで残業する日本人。かつて私もそういう職業で働いていました。この主人公は、そういう人達におかまいなく勝ってに自分だけ帰るのではなく、みんなが定時に帰れるよう奮闘するのです。仕事とプライベートのバランスをとることがいかに難しいかかんがえさせられる小説です。 | ||||
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働くって、なんのためなのか、誰のためなのか、考えさせられる作品でした。 最後の続きがどうなったかみたいわー その後みたいなのがみたいな。 | ||||
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主人公も含めて、登場人物が全員クズなので気持ちが悪かった。 ほぼほぼクズなのにちょっとした他人の一言で簡単に改心します。 その辺の心の動きが描けていないため現実感がなくて、描写が浅い感じなのが残念です。 | ||||
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仕事小説というカテゴリーだろうか。 とにかく、定時に帰り、行きつけの飲み屋でハッピーアワーのビールを飲むことにかけている女性が主人公。 一昔前、といっても20年前くらい。新人で入った会社は、定時などないに等しかった。 喫煙所などもなく、机の上でスパスパ煙草を吸っていたものである。 そこから10年くらいは、ビジネス界でも徐々に、いろいろな悪習慣が取っ払われ始めだしたころだった。 もはや非喫煙者もいるフロアで堂々と煙草を吸うものなどいない。 しかし、定時に帰るというのだけは、なかなかスタンダードにはなっていない。 先進的なベンチャー企業など一部はやっているのだろうが、なかなか難しい。 そいういった現状に小説という物語を通して、訴えかける本作はテーマとして面白かった。 少々長かったのと、やっかいな上司が最終的にコロッと変化してしまうのは、ん?と思ったが。 にくい上司を倒すというテーマではないので、よいのであろう。 | ||||
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ドラマとはまた違う感じで楽しめました。 | ||||
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登場人物、少なくとも主人公の東山結衣の周りが昨今の働き方改革なぞどこ吹く風、と言わんばかりの人間が多い。双子を生み、最低限の子育てをし、あとは旦那に任せ職場復帰する人、残業当たり前、24時間働けると言い切るこれもまた女性。マネージャーは赤字案件を受注し、社内の赤字案件厳禁をマンパワーで埋めようとし、皆を働かせる。 これが現実だったらと思うとゾッとする。自分の勤める会社は一時期は深夜まで残業もすることはあったが、勤怠管理も昨今厳しくなり、皆仕事が残っているなどと不満を言いつつも帰り、着実に残業時間、働き方の改善をしつつある。 そもそも何時間でも働ける、などと健康も趣味も放棄するような風潮が存在するなんておかしい。と、思うのはまだ自分が甘ちゃんだからなのだろうか。 | ||||
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ポップなお仕事小説かと思いきや…、どんどん仕事にハマっていく主人公の話。定時に帰ってるのは最初だけジャーン。これをドラマ化しているが、恐らく視聴率はどんどん落ちるのではないか。結局こういうソフト系の会社はみんなそうなんだろうな。使い捨てにするために大量採用してるとこも未だにあるし。 読みながら、学校の部活動はこういう働き方をするための事前訓練の場じゃないのか、と思うようになった。特にブラック部活と言われる部活動は、全くその通りだと思う。 | ||||
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仕事一筋だった父親がトラウマとなり、仕事は定時で帰ることにしている主人公。 残業ばかりしている同僚をなんとか変えようとしますが・・というお話。 登場人物の設定が「こんな人たちホントにいるかな・・・」と違和感を覚えました。 あとやたらと全体の雰囲気がハイテンションなのもついて行きづらかったです。 ただ、ドラマになるということでいろいろとと脚色はしやすいお話かなと思いました。 | ||||
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最初はテンポがよく、すいすい読めました。 主人公、結衣の絶対定時で帰るマンというキャラもよく、話の通じない周囲を結衣なりの論点で解決していくのかと思っていました。 ただ、だんだんと上司や仕事問題が重くなり、1話完結に収まらなくなっていきます…。 最後に諸悪の根源である相手を完全にやり込めてスッキリできることを期待していましたがそこまでではなく残念…。 元彼が従う理由とか元社員の復習とかも、もっとすごいのかと思って期待していたんですが。 あと、絶対帰るマンの結衣はそのまま残業しないキャラを貫いて欲しかったです。 結局は仕事に心血を注ぐ側の人間だったってことが言いたかったんでしょうか…タイトルと矛盾? 結婚問題もどうだろうと思ってたけどとってつけたようなラストで…癒しキャラだった彼のギャップがすごい。 最初が良かっただけに…うーん…タイトルからもっとスカッとするお仕事コメディかと思ってました。 ドラマ化するらしいので、そっちはもっとスカッとする展開だったらいいなと思います。 | ||||
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タイトルのインパクトに惹かれて手に取りました。 登場人物、シチュエーションが類型的だったり、エピソードの掘り下げが浅く人物像が不鮮明だったり、で小説としては物足りない部分がありましたが、IT系の開発者という長時間労働のイメージがある業界を背景に長時間労働にいたるパターンをいくつも描き出している点、パターンが要点を突いているいるように思われる点が良かったです。 社会問題をテーマとしたノンフィクションで論理的に考察されたものは要点を強調するためか枝葉が省略されているケースが多い感想ですが、小説では論理的には不明瞭でも個人の視点から心情を描き出しているので、問題の背景の広さ深さと単純な解決方法で改善できるものではないのでは、という危惧感を改めて感じました。 | ||||
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猛烈なありアリ感で楽しく読んだ。 多少分からんかったのか、晃太郎がなぜそこまで福永を庇うのか、理由を説明されてもピンと来なかった。「可愛くてかわいくてどうにも支えてあげたくなる人」ならまだ分かるんだけど、担ぐ価値のない神輿担いでるみたいな気がして、そこだけ腑に落ちなかった ラストがちょいと。選択の余地無しで、自分で選ぶ必要がなくなると大変楽だけど、「あ、ズル」とも思う 話としては↑のがすっきりするけれど、「そんな都合のいい事は、起こらないよ」と。 ケチ付けましたけど大変面白く読みました | ||||
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