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トロイメライ
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トロイメライの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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庶民生活&岡っ引きの若者の活躍の琉球版、と思って購入し読んでみたが、ちょっと違う。 最初の導入が宮廷につかえる役人が宮殿からピーナッツ盗んできて、 王様しか食べられないというピーナッツ豆腐作って食べ、 余りの美味しさに「盗んで良かった」って、出入りする皆が食べたから共犯ねって。 江戸の武家物とは違う、盗む事におおらかな文化なのかと読み進めていったが、 主人公もぐーたらで、師匠は乱暴者。登場人物すべてが脱線し過ぎ。 「アギジャビョーオオオッ!」←これが主人公が驚いた時の擬音。 そして師匠は「お前が憎い!」と叫び続けながら、手にした煙管が壊れるまで打擲。 ここで世界観のユニークさに挫けそうになったが、全部読んでみた。 事件に対する判決は漢文で登場し、それに関する解説もない。 そして最後に必ず歌が延々と。(皆で歌ったり聞き惚れたりする) また登場人物の名前も、例えばABがフルネームだとすると、 最初A様として出て来て、次にBとの呼びかけ。これは一体誰なのか?と。 よくよく見て、別作品のスピンオフだと知り、納得した。 琉球文化が花やかなりしころの捕り物帳のような作品だと思って読むと失望する。 別に事件も解決されない。登場人物が子供の頃の思い出を語り尽くしたり、 料理に対する拘りも描写されるのだが、どれも中途半端でザッピングのよう。 わざとPOPなテイストを出しているのか? しかも、「逆ギレした」「いや〜ん、妊娠しちゃう」みたいな言葉使いなので、 まるで現代人のよう。 この作者の別作品のファンなら、たぶん色々なキャラが出て来て楽しく読めるのだろう。 あくまで琉球テイストなライトノベル。もしくは別作品のファン向けスピンオフだと思って読むといいが、 目新しい捕り物帳を探して読もうとしている本格派時代小説ファンにはお勧めしない。 | ||||
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テンペストですっかり池永ワールドにはまってしまい、期待しまくりでトロイメライを手にしました。キャラクターはたしかに魅力的ですが、テンペストのようなジェットコースター感覚は味わえず、水牛のようなまったり感の中で最後まで読みきってしまいました。 短編なので、あまり感情移入ができず物足りなさが残る作品でした。ちょっとがっかり・・・ | ||||
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