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証拠死体
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証拠死体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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シリーズ物,図書館に所蔵されてなかったので,注文しました。 | ||||
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前作『検視官』の続編。前作同様に「必死で抗い、命乞いをしながら死んでいった」ということが読み手には上手く伝わらない。ならば作者はいわゆる「残虐描写」が苦手だということなのだろう。それはともかく、本作では謎を構成する要素が多すぎるし、多様すぎる気がする。それだけ入り組んでいて出来事の本質がわかりにくいのだが、このような「わかりにくさ」なら簡単に作り上げられるのが難点だろう。しかも複雑にした挙げ句説明不足も生じているのだから本末転倒でもある。とはいえ、第一の被害者の生前については殆ど具体的な描写がないにもかかわらず、その人物像がかなりくっきりと捉えられるのであるから筆力自体はあるのだと思える。となれば第三弾に期待するしかない。 | ||||
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引き込まれて、あっという間に読んでしまいました。 | ||||
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英文と 邦訳を 並べて 読んだ。過不足のない訳文。 余計な日本語が 加えられることもないし、省かれるわけでもない。 英文が一語一語 丁寧に 訳されている。 これぞ 職人仕事。 ただ、やたら 女性の話し言葉で 「わ」や「よ」を語尾につけるのが 私としては ものすごい違和感を感じる。 「~だわ」「~なのよ」とか。 もうすこし 減らしたほうがいいのではないかな。 | ||||
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ケイとマリーノの信頼関係が生まれ始めています。 ルーシーの登場は、名前で1回しか出てきません。 ただ、ケイとマリーノの信頼関係が、この物語を面白くさせます。 前作より、断然よくなってきている。 さて、それは「どこ」が? ・スピード感 ケイの視点で書かれているので、ある程度、スピード感は決まってくるだろうが、 無駄が少なくなってきた気がする。 仮に映画(映像)化するときにカットされると思うような回想も少なくなってきた。 翻訳版を読んでいるので、一概には言えないが、 相変わらず、人やもの、景色の描写は緻密だが、無駄が少なくなってきた? ・犯人像が早めに分かったこと 前作では、どうでもいい人が犯人。 言ってみれば、誰でも良かったのか? 読者としては、登場人物の中で、「ええええ!!この人が!?」ってのを期待するでしょ? これまでの推理は何だ??って感じで、物足りなさを感じました。 ・ちょっとしたジョーク 科学捜査で出た結果は、はっきり言ってつまらないことが多い。 興味も知識もないから。 けれど、マリーノが一般読者の視点でケイと話をしてくれるので、 難しい化学記号や名称を「もういいから、飛ばしてくれ」と言うところなど、 クスッと笑えるやり取りが多い。 これも、信頼関係がUPしてくる今後は、相当増えてくることになる。 また、分析方法など、知らなくても生活には困らないのだが、 それもしっかり記載されているので、「本格的」要素が多い。 ・DR.フィールディングの登場 彼も今後、ケイの右腕として活躍する。 そんなこんなで、「これから面白くなるぞ〜」という匂いがプンプンしてくる。 | ||||
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犯人は誰か。悪徳弁護士はどう絡んでいるのか。検死官と謎のある元恋人との関係など、いろんなことを複雑に絡め合わせた、それでいて展開も無理でなく面白い小説です。 たくさんの謎を解きながら、最後までどう収まるのか分からない、推理小説としては傑作だと思います。 ただし、英語の文体は難解でかなり読みにくいと思いました。 | ||||
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hardcoverが出たのは1991年で多分著者の第2作目。Kay Scarpetta物。新人女流作家が殺され、前評判の原稿が紛失している。そのうちパトロンの超一流作家が殺され,その妹も急死,容疑者も殺害される。売れっ子作家になってしまったCornwellの最近の作品は、筋に無理がある作品が多いが、この旧作は好感がもてる。描写に初々しい、清々しい叙情性がある。最初の恋人Markも生きているし,嫌味なませた天才少女Lucyもまだ普通のガキだし,Marinoは離婚していないし,ブランド製品の見せびらかしも無い。パソコンでは、dBase,floppyの時代。最近のCornwellに飽きている読者にぜひお勧めかも。構文、平易;語彙、(医学・解剖用語を除き)平易;読み易さ、5.0/5.0;活字が大きいので老眼に優しい;作品点数、4.0/5.0 | ||||
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一つの殺人事件が話の中心かと思うと大きな間違い。息つく間もなく事件が続発し、登場する人間誰もが疑わしく、容疑者に思えてしまう。コーンウェルの面白さは、何といっても緻密な調査で作品にリアリズムをもたらしていることだろう。事件に出てくる繊維や薬品などについて、コーンウェルが丹念に調べ上げていることに大変感心した。歯に衣を着せないケイとマリノ警部のやり取りはこぎみよく、会話にリズムがある。また、フットワークの軽いケイの足取りを追うだけでアメリカの土地を自分が歩いたように思え、読み終わった後に肉体的疲労を感じた。被害者の周りに2重、3重とからまった糸をとき解いていくケイと共に時間を忘れて読むこと間違いなし。 | ||||
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