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男たちのワイングラス
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男たちのワイングラスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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図書館で予約している本が、全部読み切って、まだ次の本が来ないので 今野敏の旧作を読み返してみました 僕が好きな今野敏の作品群とは趣が違いますが これはこれで面白かったです ㅤㅤ 気になったのは、主人公に名前が無いのです 一人称は『私』で、他の登場人物からは『師匠』と呼ばれています 『名前は記号である』これは僕の考えだけど 小説に於いて、名前も記号だと思う でも、名前を付けないという選択肢もありますね。 | ||||
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「マティーニに懺悔を」を読んだと思っていたので、本書が改題(と言ってもマティーニの方が改題だが)作品と言う、今野氏のお得意パターンに引っ掛かってしまったと思ったが、すっかり忘れたのか読んでいなかったのか、既読感が全く無い状態で最後まで読めたのは良かった。 本書は今野氏には珍しい短編集。富士見が丘と言う街の、とあるバーでの会話で収録の8作品は話が進んで行く。人物はバーテンダー、神父、主人公(茶の師範)、主人公の幼馴染の女性ピアニスト。 レビュータイトルの安定と言うのは、ファンで有る今野氏に大変失礼書き方だとは思うが、やはり訳ありのバーテンダー、裏がある神父、茶の師範(で有り、実は...)、主人公に思いを寄せる美人と言う、他作品にも同じモチーフの人物が出てくるからだ。 8編のうち、幾つかは地回りも出てくる。その親分の人柄も今野氏の小説によく出てくるタイプ。 非常に安定して読める点は良かったが、ドキドキ感とか予想もつかない展開とは程遠い内容だったので、☆三つとした。 | ||||
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